最新記事
皆様こんにちは、用品担当の★野です!
前回に引き続き、以前実演で行った「美少女プラモの全塗装」のご紹介(後編)です。
前回は武器の塗装からご案内しています。
今まで何度かの実演で少しずつ作り進められていましたが、今回でほぼ大まかな形となりました。
(スミイレなどがまだですが)
それでは、どんな塗料を使って行ったのかをご紹介しましょう。
肌色塗料。何はともあれフィギュアや美少女プラモの命とも言える塗料。
肌の成形色がもともとキレイなので、ここは味付け程度に桃肌フレッシュを中心に、時折粘膜クリアーも交えて塗装を施しました。
パールの微粒子が混入された、美少女フィギュア・プラモに適した塗料です。
もともとは、コトブキヤさんの美少女プラモ「アルカナディア」用に作られた専用カラー。
当然ながら他の美少女プラモとも相性抜群!!
この塗料はかわいらしさを追求してピンク寄りの色味となっていますが、今回はメカ部分なのでクールな色合いに調整しました。ごくごく微量のクリアブルーを加えて色味を中和しています。
写真では分かりにくいですが、近くによるとパールが薄っすら見える「アルカナホワイト」は素晴らしいですね。
SNSでも話題に上がりますし、当店でも人気商品の一つです。
バイクを彷彿させるメカ部分には、シートやフットペダルのゴム部分、取っ手のラバー部分などに「黒」が配色されています。
ここはボーンペイントの布地風塗料のひとつ
これまた微量なメタリック粒子が陰影を強調し、布地やラバー調に見せる効果があります。
この塗料も、「ストッキングの塗装に使える」「メカにも似合う」などなど、様々な用途に応用できることから人気があります。
関節のメタリックは、ボーンペイントのマキシマムシャインシリーズを使用しました。
この塗料、発色が良いのは勿論の事、塗膜がめっぽう強いので、関節の塗装には重宝します!
今回使用も使用している桃肌フレッシュ、この塗料を監修した著名イベントディーラーさんがSNSでオススメしていた「金髪向けの色」を試してみました。
う~ん、良い感じ!
武器以外にも各所に〇モールドが点在していますが、こちらもマスキングテープを❍抜きした型紙テープで楽々量産塗装!
お手軽に彩りが増えてゆくのは楽しいですぞ。
にも詳しく使用方法を載せています。
アーマーの艶出しや、スク水の艶出しはすべてこの「HBフルグロスクリヤ」のお手柄です。
エアブラシでクリアーを吹いても、塗ったときはツヤツヤなのに、乾くとツヤが減衰するのって、あるあるですよね?ですが、このフルグロスクリヤはとにかく塗ったときのツヤ感がそのまま生かされる感じ。
(ボーンペイントのアンダーブラックのツヤ感が、そのままクリヤに置き換えられたような感じというと、アンダーブラックを使った方には「ああ!なるほど!」と言ってもらえると思うのですが)
今回はギラギラのメタリックに負けないくらいツヤもピカピカにして、華やかな感じを出したかったので、最もお役立ちの塗料となりました!
(ちなみにもう一つのオススメはフィニッシャーズのオートクリア。ガラスのような硬質感の美しさもさることながら、圧倒的な塗膜強度と、クリアーなのに圧倒的に早い乾燥速度で、美少女フィギュアのレイヤー塗装の重宝します)
塗装についてのお問い合わせは、お店のスタッフ(しらがメガネのスタッフが作りました)にご遠慮なくお問い合わせください!
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!