ホビースクエア秋葉原

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皆様こんにちは!ホビースクエア秋葉原用品コーナー担当★野です。
本日も皆様に耳よりの情報をお伝え致します!

さて今回は、長らくの売切れから、久々の再入荷が嬉しい「粘膜クリアー ラッカー」を改めてご紹介!

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モデルカステン
粘膜クリアー ラッカー 50ml 
1,320円(税込)

「粘膜クリアー」は、話題の塗料「桃肌フレッシュ」「褐色フレッシュ」や、サフレス塗料の元祖を忠実再現した「サフレスフレッシュ・リアルカラー」等と同じく、サフレス系・クリアー系の「下地を透かしながら色を重ねて行くタイプ」の塗料です。


色数が揃ってきた「サフレス系カラー」ですが、ここに来て、粘膜クリアーが他のサフレスカラーに対して「濃いめのグラデーション色」としても活用できるという選択肢も出てきました!


という訳で、美少女プラモでそれを試してみましょう!


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まずは「桃肌フレッシュ」を吹き付けます。

現在、「桃肌フレッシュ」はメーカー売切れ中ですが、方向性の近い色として「サフレスフレッシュ・リアルカラー」などがあります。今回のお話は、「サフレスフレッシュ・リアルカラー」でも応用できますぞ。

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この「桃肌フレッシュ」一つでグラデーションはかけられるのですが、そこに更にひと味、

粘膜クリアーを上掛けしてみましょう!1211_04.JPG

こんな感じで強調されました。
左側の小さなパーツは「首回り」なのですが、鎖骨にグラデーションが加わっています。
うむ、パーツが小さくてよく分からないですね・・・

ちょっと組み立ててみましょうか。1211_05.JPG

こんな感じで鎖骨を強調しています。

「粘膜クリアー」によって赤味が加わり、造形のラインが見えやすくなっています。


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腕を上げた「脇の下」にも「粘膜クリアー」が使用されています。
一見、立体の影に見えますが、自然に加えられたグラデーションなのです。

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お尻の部分も色が挿され、柔らかさを感じられるようになりました。

・・・とは言え、モチーフの肌の部分が少なすぎましたね。
もう少し別の題材で例を上げましょう。

やはりここはガレージキットのパーツを使用した方がよさそうです。

さて今度は先ほどと逆のパターンで塗装しました。

先に「粘膜クリアーでグラデーションを入れてから、桃肌フレッシュで全体塗装を施す」というものです。

塗装面積が大きいので、予めグラデーションの強調させる位置決めをする必要がありますが、この方が色の濁りが少ないと思います。

という訳で、これが先に「粘膜クリアー」でグラデーションを施した状態。1211_08.JPG

サフレス塗料は、濃度調整が行えるように「濃いめの調合」がなされています。
腕に自信ありの方は、この濃度でスピーディーに塗装を進められると思いますが、私はサフレス塗料に「クリアー」を混ぜて色味を淡くしてから塗装しています。

それでも、「色が乗り過ぎた!」という時は、近似色の肌色でリカバーしましょう。

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今回はクレオスのフィギュア用塗料「ラスキウス」の「ホワイトピーチ」を使いました。
(このリカバーも、やり過ぎると肌色の濁りに繋がりますので、ほどほどに!)

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「粘膜クリアー」の上からふんわりと「桃肌フレッシュ」を霧吹きのようにかけます。
(もちろん、腕に自信のない私は「桃肌フレッシュ」にも「クリアー」を足して色を淡くしています)

どうでしょう、桃肌フレッシュの柔らかさに、かなりしっかり目のグラデーションが施されました!

正面はこんな感じ。

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グラデーションの色味を変える事で、肌色に変化を付ける事が出来ます。
(膝の下側は「粘膜クリアー」によるグラデーション。膝の上側は、「桃肌フレッシュ」の重ね塗りによるグラデーション。)

今回は、「粘膜クリアー」を強調する為、全体のグラデーションに使用しましたが、実際には「より強調したい部分」に使用すると効果的だと思います。
おへそとか、脇の下とか、セミリアルなフィギュアの場合は目元や口元にも良いでしょう。

以前、その組み合わせをご紹介した記事はコチラ

実演アフターレポート!「サフレス塗装をやってみよう!桃肌フレッシュ」編

合せてご覧ください。

さあ、そんな私のオススメ塗料「粘膜クリアー」は、いまなら店頭にて入手可能。
思う存分、肌色表現をお試しあれ!


次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!