皆様こんにちは、用品担当の★野です!
只今ファレホペイントコンテスト開催中!
そこで今回は、前回の実演内容を少し深堀してエクスプレスカラーを使用しての超お手軽発光表現をより詳しくご紹介しますぞ。
ちなみに前回の実演記事はコチラ
・実演アフターレポート!「ファレホでメカモデルを塗ってみよう!」編
前回はご覧の通り、右上の2ヶ所と一番先頭の形の違うライト部分が未完成です。
予め、造形村エアブラシでファレホゲームエアーの白をライト部分にボカシを入れながら吹き付けています。
その時のポイントは二つ。
・白は顔料が重たいので、エアー系塗料でもごく少量のエアブラシシンナー(もしくはクリーナーか精製水)を添加すると吹き付けやすいです。(入れすぎ注意!)
・ライトの発光感を出すために、ワザと前向きにはみ出して吹き付けます。
さあ、それでは作業に入りましょう!
使うエクスプレスカラーは以下の3つ
・インペリアルイエロー
・プラズマレッド
・エクスプレスメディウム
赤と黄色については色のこだわりはありません。エクスプレスカラーでありさえすれば、近似色でも問題ありませんぞ。
それではライトを筆塗りで行くぞぉ~~!?
・・・ライト一つ、10秒で塗装完了!!
エクスプレス過ぎる!!
塗り方は以下のポイントがあります。
・中心部は白を残して色をのせない。
・外周ははみ出し気味にインペリアルイエローを塗ります。(下地が黒なので、はみ出しても全く目立ちません)
・色がきついと感じたら、少量のエクスプレスメディウムを足します。(今回も少量混ぜました)
・好みで更に外周にインペリアルイエロー+プラズマレッドを差しても良し。
・先端のライトはモールドが奥まっているので、スミイレ代わりにプラズマレッドを少量流しました。
あっという間に仕上がるのが気持ちいい~~!!
それでは調子に乗ってエンジンノズルもエクスプレスカラーで塗ってみましょうか。
またまたエアブラシの細吹きでホワイトをはみ出し気味に乗せて・・・
今度は青を使いますので、エクスプレスカラーはコレをチョイス!
ミスティックブルーとエクスプレスメディウム。
これも青系なら他の色でもOKではないでしょうか。
今回はモールドがややこしく彫られているので、エアブラシでシュワッと吹き付けます。
エクスプレスカラーはそのままエアブラシで使用可能。
色味が強いと思ったらエクスプレスメディウムを混ぜましょう。(今回も混ぜてます)
範囲が狭いせいか、全体に青が乗り過ぎてしまったかな?
これはこれでいいかもしれませんが、そんなに手間でもないのでちょっと手直ししましょう。
ミスティックブルーごく少量を残したまま白を足して、もう一度色味を淡く戻しますぞ。
あ、好みの感じになった。
エアブラシは全体の色調の調整もあっという間に終わるので楽ですよね。
せっかくなので同じ塗料でディテール追加を施してみましょう。
昭和のキットなので、船体底面後尾の段落ち部分はツルペタのモールドなしです。
ここにエアブラシの至近距離で白い○を六つ、そしてそこから伸びたスラスターの跡をエアブラシのフリーハンドで描き込みました。
(ちなみに設定的に見てここにディテールがあるかどうかは知りません。たぶんついてない。でも、なんか面白そうだからやってみました)
それが乾いたら、エクスプレスカラーのミスティックブルーを適当に吹き付け!
はみ出しとか気にせず大胆にカラーを上塗りしましょう。
最後に筆で、エクスプレスメディウムを添加したファレホのホワイト(今回はエアブラシの下地色で使用したゲームエアーのデッドホワイトを使用)で小さな〇をノズル中心に描き込みます。
すると・・・
どうでしょう。メインエンジンの近くにサブエンジンが6つ点火されているように見えるでしょうか??
これはスジボリとか改造など一切なしに、ものの10分ほどの塗装だけで表現されています。
うむ、エクスプレス!
という訳で、ファレホペイントコンテストでも簡単に使用できる塗装方法でした。
もちろん、もっと時間をかければさらに精度がアップしますし、締め切り間際でサッと仕上げたいときにもエクスプレスカラーは本当に役立ちますぞ!
まだ作例は未完成ですが、完成したら改めてSRニュースで掲載させていただきます。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!