【1】パーツチェック 【2】道具の準備 【3】パーツ整形 【4】頭部の組立 【5】腕部の組立
【6】上半身の組立 【7】下半身の組立 【8】マントの組立 前編(番外編:塗装にチャレンジ!)
【9】マントの組立 後編
【10】最終組立 【11】仕上げのワンポイント
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まずはパーツチェックです。
まず、腰掛けベルトから組み立てていきましょう。ここも小さいパーツが多いので、紛失には要注意しましょう。これはどの工程でもいえることですが、できるだけスペースに余裕のある広いテーブルの上などでパーツは広げましょう。パーツを片付けるときはトレーなどを使うとより安全です。
ここで気になるのが、脚の真ん中に入っているパーティングライン(段差)です。 このままでもかまいませんしが、消す場合は脚パーツの曲面を意識して、脚の丸みに沿ってやすりを掛けましょう。 同じ部分を磨き続けて、そこだけ平たくなったりしない様に全体を満遍なく磨きながらラインが奇麗に消えるまでやすりをかけます。 曲面に合わせて「やすり」がかけ易いスポンジペーパーが、ここでは特におすすめです。
両脚の次はスカートです。ここにはパーツの外側についているゲートの中では一番大きなものが付いています。
これもほかのゲートと同じく、少しずつ形を整えて、慎重に進めましょう。それができたら仮組み~接着へ進みます。 仮組みの段階で、もしパーツとパーツの間に「隙間」があったりした場合は、もう少し整形をしてから接着に進みましょう。 例えばここ↓スカートの白いラインのパーツと赤いパーツ。
ウレタン樹脂は細いパーツや薄いパーツほど「歪み」が発生しやすいものです。原型がピタリと合っていても、生産中の熱で少しの隙間ができてしまうことがあります。
ウレタン樹脂は、熱で柔らかくなる素材です。なので「歪み」をとりたい部分にドライヤーを当ててあげたり、80~90度ほどのお湯に20秒ほど浸けて暖めてあげると、指で歪みが直せるほど柔らかくなります。
形が決まったら、冷水をかけて冷やしてあげるとパーツはまた硬くなります。
下半身最後の重要パーツは「ブーツ」です。ここはシンプルですが、しっかりと立たせてあげるためにもとても大切な所です。 特に左右ブーツの裏のゲートは丁寧にカットして整えてあげましょう。 ここで削りすぎてしまうと、逆にバランスが悪くなってしまうので余り手を入れすぎず、だいたい平らになれば後は全体を組み立ててから調節しましょう。
すべてが揃った所で組み立てて行きます。
■ 細かく切って小さくした両面テープを使って仮組みから行います
組み合わせが良くないパーツがあったら、紙ヤスリやデザインナイフで調整しながら、少しずつ進めていきます。左右のパーツを間違えないよう、注意して下さい。パーツの位置や組み立てを確認したら接着していきます。
これで全身が一通り完成しました。
「頭部」「両腕」「上半身」「下半身」「ベルト」が完成しました。ここまでできたら、全身を組み立てが行えます。
まだまだ完成までには先がありますが、その瞬間、瞬間の達成感を味わうのも「自分で作っていくこと」の醍醐味です。 ついに本体が立つ所まで来ることができました。完成まで後もう少しです!
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