皆様こんにちは! 鉄道フロアの大和です!!
本日は2月10日ということでEF210の日!!
何かEF210に関連する商品をご紹介しようかと思ったのですが、ちょっとネタが思いつかなかったです...ゴメンナサイ。
せっかくですし、入荷したばかりの新商品をご紹介いたしましょう。
今週ご紹介するのはコチラ...
マイクロエースから発売されました「国鉄 オヤ10+オヤ33 事業用客車2両セット」でございます!!
事業用車というのは乗客を乗せない車両の総称で、国鉄からJR、大手私鉄から地方私鉄まで、古今東西様々な鉄道会社に存在する車両たちです。
車庫や工場の片隅にちょっと色褪せた謎の車両が置いてあったりして遠目に眺めているだけでワクワクするものですが、当然営業用に使用される訳ではないので模型化にはなかなか恵まれない車両たちでもあります。
そんな事業用車を製品化してくれるのがマイクロエース!!
いや~、製品化発表された時は驚きました...個人的にマヤ34以上の衝撃です。
国鉄の事業用車は元から事業用車として製造された車両よりも旧型車や余剰車を改造した車両が多かったため、種車の形態差で同じ形式でも差異が多く、ファンを楽しませてくれる存在でした。
今回ご紹介する2形式も元々は客車として製造されたこともあり、種車時代の面影を残しています。
オヤ10は1972年に線路工事に従事する作業員の宿泊・休憩用として小倉工場でオロネ10から改造されました。
外観はほぼオロネ10時代のままで、上段寝台の小窓も残されていました。(同時期に改造された他の2両とは姿が異なります)
製品のナンバー、オヤ10 3は鳥栖客貨車区に配置されていました。
3両改造された仲間のうちオヤ10 2は廃車後にオロネ10時代の姿に復元されて「オロネ10 27」としてリニア・鉄道館で保存されています。
オヤ33は1972年に「電気機関車用教習車」として郡山工場でオハニ36から改造されました。
外観は青色の車体に黄色の帯を巻いた姿で、側面上部の「電気機関車用教習車」の表記がとても目立ちます。
車内に電気機関車の運転台等が設置され機関士の育成に使用されていました。
当時、全国各地で電化が行われ、電気機関車の乗務員を養成するためにこうした教習車が生まれました。
製品のナンバー、オヤ33 53は長町貨車区に配置されていました。
普段は走り回ることがないため、1両だけで車庫に放置するのが最適な遊び方かもしれません。
オヤ10は鳥栖客貨車区の「門トス」、オヤ33 53は長町貨車区の「仙ナチ」の所属標記もしっかりと印刷されています。
マイクロエースの印刷は細部まで精細で本当に素晴らしいですね~
一昔前まで、こういったマイナーな事業用車は製品やキットを改造して作るのが常でしたが、今は完成品で発売される時代...本当にいい時代になったものです...。
今週ご紹介した商品はコチラ!
■マイクロエースA1331 国鉄 オヤ10+オヤ33 事業用客車2両セット ¥9,108(税込)
商品の在庫につきましてはお気軽にお問い合わせください。
というわけで、今週はマイクロエースの「国鉄 オヤ10+オヤ33 事業用客車2両セット」についてご紹介しました。
決して目立つ存在ではないものの、鉄道を運行するうえで欠かすことの出来ない線路工事や乗務員の養成を支えた事業用車たち。この機会にマイクロエースの事業用車を配置してみませんか?
特徴的な外観で目立つこと間違いないですよ~~!!
次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!