こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。
今回の作品はこちら!
わーい!フランス戦車だ、すごーい!!
あ、すみません、フランス兵器好きなもので少し変なテンションになってしまいます。
しかもガールズ&パンツァーのアニメ未登場(現時点)の『マジノ女学院』のソミュアS35です。
実はコレ、コミックス版で登場して、大洗女子学園と練習試合をしているのですよ。
カラーリングも、マンガ作者様のイラストに合わせて塗られています。
相変わらず写実的で『美しい迷彩と美しいウェザリング』になっていますね。
さて、フランスと言うとドイツに瞬殺されたことから弱い国、というイメージもあるかと思いますが、実際は敗戦するまでは『ヨーロッパ最強の陸軍国』として名を馳せていたのです。
このソミュアS35も、現在の我々の視点からすると『なんかモッサリしていてあんまり強そうに見えない』と思われるかもしれません。
ですが、当時に視点を遡らせると、フランスを打ち破ったドイツも1号戦車、2号戦車、38t戦車、そして3号戦車がようやく本格的な主力戦車として数を揃え始めた、なんていう時代なのです。
(ティーガー1やパンターはおろか、長砲身の4号戦車だってまだ夢の時代ですよ!)
そして、このソミュアS35騎兵戦車は、3号戦車を火力・防御力・スピードいずれの面も上回る、当時としては非常に優秀な戦車だったのです。
フランスせんしゃはね、すごいんだよ!
それでは制作者様のコメントです。
えぇ!? 4日で完成したとは早いですね!
しかも、非常に丁寧な仕上がりです。
あ、ついていますねマジノ女学院のマーク。
ちなみにマークの形はフランスのマジノ線(対ドイツ用に備えた国境線要塞。)に装備されている『砲塔』のマークです。
この砲塔、普段は地中に半分くらい埋まっていますが、戦闘時にはせり上がって砲撃するというマンガのような砲塔です。
また、ソミュアS35の砲塔にはハートのマークがついていますが、これは漫画版マジノ女学院が『トランプのカードのマークで部隊を分けている』ためです。
また、史実でもこのマークは度々使われていました。
このモッサリした車両に、美しい迷彩が映えて見飽きませんね。
ほんとフランスの兵器って、『ジワジワ来る』ものばかりです。
素晴らしい作例をありがとうございました。
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!