こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームは、スケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。
今回の作品はこちら!
うぉぉぉッ!!
なんて強そうな戦車なんでしょう。
『オレって強そうやろ』って主張するオーラが背中からダダ漏れしています(笑)!
この戦車は『コンカラー』。
戦後イギリスが、ソ連の重戦車『スターリン3(大戦終結に前後して完成した強力な戦車)』に対抗するために作られた車両です。
強そうで、重そうで、そこはかとなくダサい所がイギリスらしい(あ、褒め言葉です)戦車です。
近代的なのかそうでないのかよくわからない、独特な砲塔の形状が絶妙にダサい細部のディテール含めて実にイギリスらしくてカッコよくないですか!?
(重ね重ね言いますが、褒め言葉です。)
歩兵戦車チャーチルと同系のカラーリングに、フェンダーのうっすらした汚れの塩梅がじつに良い!重そうです。強そうです!
キットには、把手部分などのモールドを削り落として金属線による立体的な差し替えを制作者様が施したりして、情報量が増しています。
その繊細さと、本体のデカさが融合してより重厚な感じが出ていますね。
本車両は、センチュリオンを主力戦車として、それを支援する目的で作られました。
センチュリオンの主砲は、この当時84ミリ砲(ちなみにガールズ&パンツァーのMk.1の頃は76.2ミリ砲)でしたが、それでもソ連のスターリン3の正面撃破は難しいという判断から、コンカラーには当時としては破格の120ミリ砲が備えられました。
そりゃあ強そうだわい!
それでは制作者様のコメントです。
いやはや、ウェザリングの絶妙さと相まって、コンカラーのイメージにぴったりな仕上がりです。
ちなみに、砲塔の後ろにたくさんついた把手部分は、制作者様が金属線でディテールアップしています。
本キットは発売されて日も浅いのですが、いち早く完成させて持ってきてくださった制作者様の手の速さと熱意もうれしいですね!
こちらの作品は、ただいま店舗のショーウインドウにて展示中です。
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!