こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、今回もそんなお客様の制作したスケールモデル完成品をご紹介していきます。
今回の作品はこちら!
なんとホビージャパン11月号に掲載された作品です!!
まずはご覧ください!
艦船模型として超絶なこのディテール!
これはキットをディテールアップしたものではなく、『一から全て自分で造形して作り上げた』ものなのです。
いやはや本当にハイレベル。
実際の作品を目の当たりにする時も、この作品の周囲に『シン・・・』と張り詰めた心地よく緊張する空気が存在するかのようです。
そして、これほどの情報量にも関わらず、この完成品は『日露戦争時』の駆逐艦が1/700で再現されており、恐ろしく小さいのです。
それでは、この作品がどのくらい小さくて細密なのか、次の写真をご覧ください。
手前が今回のフルスクラッチ作品である1/700『初代 電』。
奥にあるのはお店のサンプルで、第2次世界大戦の駆逐艦の素組み塗装品です。
サンプル品は日本の駆逐艦の中でも小柄な部類に入りますが、『初代 電』に比べると巨大にすら感じます。
いかにこの『初代 電』の小さな船体に、とてつもない情報とモデラーの技術が凝縮しているのかがお分かりいただけると思います。
ちなみに写真ではもはや確認することすら困難ですが、艦橋の天幕の下には、海図テーブルが(1/700サイズで)置いてあるのですよ(!?)。
バックショットから見ても、全体に余すところ無く技巧が凝らされていることがわかります。
これが、1/700の駆逐艦の半分にも満たないようなサイズなのですよ!
それでは、制作者様のコメントです。
大好きな艦が第二次世界大戦の艦これで有名になった『電』ではなく、日露戦争時の日本駆逐艦の先駆けである『初代 電』とは、本当に船を愛しているのですね。
まだタンブルフォームという船体形状が採用されていた頃の、古き良き味わいのある駆逐艦(の元祖)です。
これが天才的な技術集約の末に立体化されている姿を『ナマ』で見られるなんて、幸せすら感じます。
ちなみに、ホビージャパンでも紹介されている通り、制作者の『K-5』様はなんと『高校生モデラー』!
・・・・・・え!? 高校生!?
日本のモデラーの未来がとても明るいことを示しておりますね!
ぜひ若き天才の作品の実物を、その目でご確認ください!
こちらの完成品は、横浜ショールーム、スケールモデルフロアのウィンドウ内に展示中です。
ぜひご覧ください!
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!