こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替え制にて、日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介してゆきます。
今回の作品はこちら!
古き良き時代を思わせる郷愁感たっぷりの巨体。
この戦車こそ、現在もなお『全長が最も長い戦車』として記録されるフランスの怪物戦車『シャール 2C』です!
見事な褪色感あふれるウェザリングも相まって、スチームパンクを思わせる一枚の絵のような存在感です。
ちなみに製作者様のペンネームは『筆塗り模型工房』様ですが、塗装はエアブラシが主体で、ウェザリングなどに筆を使用しています。
後ろから見たシャール 2C。
おいおい列車かよ!? と言いたくなるような長さです。
第一次世界大戦が終わった少し後、戦車は大きくて、砲塔も沢山あったほうが良い、という風潮が現れ、各国は競って巨大な戦車を開発しました。
その中でも最大のものがこのフランスのシャール 2Cで、実用戦車としては史上最大となっております。
では実際のところこの巨大戦車は強いのかというと、取り回しが悪く、装甲も(大きすぎて)カバーしきれず、そして鈍足とあまり良いところはありませんでした。
しかし、そんな『時代の徒花』的なものにこそ惹かれてしまうところにスケールモデラーの深い業のようなものを感じます(笑)。
哀愁漂う塗装の見事さが、このシャール 2C『らしさ』を引き立てています。
というわけで、反対側から見てみましょう。
・・・ああ、入っていますねマジノ女学院。
ガールズ&パンツァーに登場する、フランスをイメージした学校で、TVや劇場版には登場しなかったものの、コミカライズで大洗女子と練習試合をしていました。
実際にマジノ女学院がシャール 2Cを所有しているかは不明ですが、そこは『遊び』ということです。
実際、キットも作りやすく、のびのびと制作されていたそうです。
さて、記録的な大きさを誇るシャール 2C、これまた実際に大きさを見ていただきたいですね。そしてその塗装に古き良き時代の空気感も味わっていただけるのではないかと思います。
只今こちらの完成品は横浜ショールーム スケールモデルフロアのウィンドウ内にて展示中です。ぜひ御覧ください!
それでは次の作品のご紹介でお会いしましょう!