こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
今回は横浜ショールームで新たに導入された『フィニッシャーズカラー』をご紹介します!
まずはフィニッシャーズカラーで塗装した作例をご覧ください。
これは、ボークスがプラスチックでモーターヘッドの構造を再現するのをコンセプトとしたIMS(インジェクション アッセンブル・モーターヘッド・シリーズ)のひとつ、1/100 Vサイレン『プロミネンス』です。
フィニッシャーズカラーの特徴を目立たせる塗装を施してみました。
ちなみにIMSはフレーム構造のパーツ分けが程よく細分化されているので、こうした『塗り分け』が非常にやりやすいのです。
では早速、フィニッシャーズカラーというものをご紹介しましょう。
カーモデル用として知られ、その品質や性能からガンプラを作るプロモデラーからも使われることの多いフィニッシャーズカラー。
特にエアブラシでの使用で性能を発揮します。
使用方法も独特で、通常のラッカーカラーのように『塗料1:うすめ液1』でも充分高い性能がありますが、この塗料の本領発揮は『塗料1:専用薄め液(ピュアシンナー)2』の『シャバシャバ状態での塗装』です。
高性能の顔料を使用し、乾燥の早いピュアシンナーで割ることで、表面を『濡らす』ように吹き付けると、吹き付けながら乾いてゆき、表面はツルツルとなって『塗料由来の艶っぽいツヤ』が出るのです。(ちなみにつや消しの場合はこれまたしっとりカリっとしたいい塩梅)
金銀も良い色がそろっていて、金属感や重厚感がお手軽に出せます。
このプロミネンスに使用したシルバー部分は、フィニッシャーズカラーの『クロームシルバー』を使用しました。
ギラッとした銀色で、金属っぽさが強い塗料です。やはり、シャバシャバに薄めてふんわりと『吹き掛ける』ように塗ってゆくと、下地の黒がどんどん金属色になってゆく過程がたまりません!
ちなみに、細かい部分の銀色は『ファレホ アルコール系カラー』の『シルバー』を使用しました。
こちらは筆塗りに向いているんですよ。こちらも使い分け用にオススメ。
今回、横浜ショールームでは、アニメプラモに向いた基本色とコート剤を中心に取り扱いさせてもらいました。
通常の塗料と併せて、表現に変化を持たせたい時に最適な、『エアブラシを使って面を綺麗に出すのに向いた塗料』です。
弊社から新発売されたコンプレッサー『AIR FORCE』シリーズは高圧から低圧まで対応できますのでフィニッシャーズカラーとの相性もピッタリ!
ぜひ併せて、一度お試しあれ!!