こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
また今週もSWS『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』をご紹介していきます。
今回は『武装』です。
Do 335は並の戦闘機以上の火力を有した戦闘爆撃機です。
プロペラ先端から30ミリモーターカノンを1門、そして機首上部に20ミリ機銃を2丁。
これはTa 152と同じ火力なのです。
30ミリ機関砲は弾が大きい分、戦闘機などには当てにくいのですが、爆撃機などの大型機に対しては非常に有効で、その大火力で少数の命中弾でも撃墜・撃破が可能です。
20ミリ機関銃は戦闘機に対して強力な威力を持った口径と言えるでしょう。
これらを兼ね備えた『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』は、高速で爆撃能力を備えるだけでなく、
かなり強力な火力も併せ持った機体だと分かります。
実際、この機体は爆撃機として開発されつつ、重戦闘機の能力も要求され、戦闘機に迫る運動性能も発揮し、
まるで『ラーメンのトッピング全部のせ』のような中二病全開のスペックを持っているのです。
それではその装備を見てみましょう。
長く伸びた一対の機関銃がMG151の20ミリ機銃です。
そして胴体中央に鎮座しているのがMK103の30ミリ機関砲の基部です。
機首周りに武装を集めるのは、集弾性を高め、ブレも少なく命中率が高まる工夫です。
ただ、搭載には十分なスペースが必要となります。
その点、Do 335は従来の戦闘機より大柄なのでゆとりを持って搭載が可能でした。
ちなみにMK103機関砲の周囲にある箱状のものは、上側が20ミリ機銃の空薬莢を入れるボックス。
下側は30ミリ機関砲の弾倉(右側)と空薬莢ボックス(左側)となります。
それではついでにコックピットの様子もご覧ください。
これがDo 335のコックピットです。
ちなみに計器盤は写真のグレーパーツに加えて、透明タイプも選べます。
シートベルトは別パーツなので、塗装がとっても楽です。
『第一隔壁パーツ』を取り付けると武装を含めてコックピット部分の出来上がりです。
次回は『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』の特色の一つである『爆弾倉』をご紹介します。
爆弾倉は一見ありきたりなギミックに思えるかもしれませんが、大量に爆弾を搭載する大型機ならともかく、このサイズで爆弾倉を備えるというのは、実はそんなに一般的というわけではありません。
ここもDo 335の高速性能を活用させる工夫の一つとなります。
SWS『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』は、「コンセプトノート」やアフターパーツ共々、ボークス各ショールームにて好評発売中です。
それではまた次回お会いしましょう!