みなさまこんにちは!
まだまだゆきますよー「ファレホペイントコンテスト4」作品紹介。
今回はスケールモデルフロアがお送りします!
まずはこちら!骨太なAFV作品からご紹介しましょう!
ドラゴン製1/35タイガーⅠを中心に、フィギュアを配したジオラマ作品! 斥候と合流した場面を切りとったシーン作りがなされています。
役割が振られたフィギュアの演技が光ります。
1/35スケールフィギュアの塗り分けは、ファレホが最も活かせる場面の一つ。他素材との相性も魅力。
履帯の泥や予備履帯についた錆、銃口のカバー等の異素材感に加え、草木や人物との対比により車体の大きさが際立っております。
ジオラマを構成する要素が複雑に混ざったアングル。
隠蔽力や発色の必要とされる部分がしっかり押さえられ、作品に安定感を与えております。
各部、各素材に合わせた技法/ツールが使い分けられた、手の行き届いたジオラマと言えます!
あどるふさん、お見事です!
ジョニー・ライデンと言えば、キマイラ隊の隊長であり、よく別の赤い人に間違われがちですが...乗機を見ればそのカラーは唯一無二!!
反乱前夜のアナハイムでの闘い、とてもアツいです。
ゲルググ・ウェルテクスのアクティブ・バインダーが、機体のアイコニックなカラーリングと相まってとても印象的に写ります!!
迫力ある近接質量武器がジョニー・ライデンのプレッシャーを表す様に鬼気迫る塗りによって表現されています。
ハイライトによって生まれるメリハリと汚しによって圧倒的な強者の風格を漂わせるゲルググが素晴らしい!!!
大破したへビーガンがどれ程の闘いだったのか物語っています。
装甲が焼き貫かれたようなダーメージ表現!!宇宙世紀ならではの闘いの跡ですね、焦げたような痕跡の筆使いがフィクションとリアリティを両立させる!!
素晴らしいテクニックです。哀愁漂う姿に心が・・。
ジオラマもとても素晴らしいですね!!
黒一色だとディテールがつぶれやすいところを、赤系統の色が効果的に使われていて、少ない色数とフィルタリングの表現によって作品をギュッと引き締め、とても引き込まれるモノになっています。
そしてジオラマに人が!!!細かい演出まで組み込まれた素晴らしい作品です。
当店でも大人気のゾイド!そんなゾイドの中から、ひときわコアな作品の登場です!
あの、電撃ホビーマガジンに掲載の作例「シュトゥルムスパイナー」を再現!驚異のファレホ筆塗り99%使用にて仕上げてくださいました!
ゾイドは塗る面積も広く、C様のゾイドにかける情熱をヒシヒシと感じることのできる作品となっております!
二重構造のコックピットが特徴的なダークスパイナーを、元のカラーリングの雰囲気を踏襲しつつ、オリジナルカラーにて仕上げていらっしゃいます!
「エレクトロンファング」にも追加でシルバーの塗装が施されており、凶悪な面構えがさらに凶悪に!
各種シルバー部分はドライブラシのような表現も取り入れていらっしゃり、ゾイドならではの重厚感もしっかりと感じさせてくれます!
追加された「アクティブシールド」と「シュトゥルムブースター」の面塗装がとにかくキレイです!
「エクスブレイカー」の刀身の塗りも元のカラーを踏襲しており、いかにも「追加武装」という雰囲気がステキ!
紫のフィン状のパーツや、歩行ギミック用のパーツもしっかりと塗装されていらっしゃり、C様の"本気度"が伺えます!
後ろから見るゾイドもまたカッコイイのです! 脚部に追加された「シュトゥルムブースター」の内側は、黒く塗装されることによって奥行きを与えてくれ、ゾイドの巨大さの演出にも一役買ってくれています! パキッとしたメインカラーに、黒系とシルバーの重厚感が合わさり、C様の抱くゾイドのイメージをこれでもかと感じる作品に仕上がっております!
お次はブッケンさんの作品。なんとも勇ましい、ミノタウロスのミニチュア作品です!メーカーのゼロテ社からは、たくさんのミノタウロスフィギュアが出ていますが、私もこのポーズのミノタウロスがお気に入りです。カッコいいミノタウルス、ご紹介します!
筋骨隆々のミノタウロス。様々な戦いを勝ち抜いてきた、歴戦の猛者を思わせるのに相応しい装いです。「ボディはベビースキントーン&EXPのドワーフスキン一発でOK」とコメントにもあります通り、新商品のエクスプレスカラーを早速使いこなされており、お見事です!
使い込まれた、斧や鎧はノンメタリック塗装と見受けられます。鎧はファレホのバルデグリグレーズを使い、巧みな配色で緑青色に変色した様子を再現されております。金属の煌めきを、ハイライトで仕上げられているのもお見事です!
台座にもこだわりを感じられます!ぬかるんだ地面に薄っすらと雪が積もった感じが、荒廃した戦場に身を投じて戦うミノタウロスの勇姿を、容易に想像する事が可能となってます。小さなミニチュア作品に壮大なストーリーが感じられる、素晴らしい作品でした!
HMMゾイドシリーズのファイアーフォックスをファレホ使用率100%にて仕上げてくださいました!
真紅のファイアーフォックスを、ブルー系をメインカラーにしたクールな作品へと昇華させており、小松リラン様のセンスの良さが伺えます!
もともとの背中の武装である「AZ30mm徹甲レーザーバルカン」も展開式のブレード系武装に変更されており、よりクールな印象、雰囲気を与えてくれます!
ブルー系メインのアーマー部分に、各種メタリック系がめちゃくちゃ映えております!
ファイアーフォックスのシルバー部分を上手く活かしつつ、ゴールドの差し色を加えることによって生まれる、上品なバランスが素敵です!
首のダークブルー部分は落ち着いた雰囲気で、作品全体を引き締めてくれている印象です!
背部のブレード状の武装もメタリック系で塗られており、金属の雰囲気バツグン!
ガンメタとシルバーにて配色されることで、ゾイドの持つ"無骨さ"のようなものも演出していらっしゃいます!
やはりゾイドは背負いものの大型武装がバチピタにハマりますね!
ホワイト系の内部フレームと、ブルー系のアーマーが印象的で、正面と背面で受ける印象が変わっております!
肩アーマーや尻尾アーマーの網目状の部分もしっかりと塗装されており、密度感もバッチリです!
カラーに合わせた武装の変更とゾイドらしさが詰まった、小松リラン様の情熱を感じる作品に仕上がっております!
というわけで5作品をお送りしました!
次の作品紹介もお楽しみに!
ファレホペイントコンテスト4まとめは以下の通りだっ!
□前回までのあらすじ↓