ホビースクエア秋葉原

皆様こんにちは！
ファレホペイントコンテスト４の作品紹介、今回は用品フロアスタッフが担当させていただきます！

では、早速いってみましょー！！

【ROUND1 Fight!!】

使用キットはタカラトミーさんの「ライジングライガー」を使った作品のご紹介です。なんと一つのキットを半分にして2体とし、またそれを鏡に貼り付ける事で、立体感を作り出す発想力と世界観が凄い作品の登場です。それでは早速いってみましょう！

まずはご尊顔から。
全体に施されているチッピングがＧｏｏｄ！パーツの上に塗った塗料を実際に剝がす技法でしか得られないリアルな感じが表現されていていいですね！

対戦者側のゾイドも見て行きましょう。ちなみに後ろにお店が写っているのはご愛敬。
前述の機体がモノトーン彩色に対しミリタリー色強めのストライプ塗装。 実在するトラを感じさせる縞模様がカッコイイっ！ アイカラーがグリーンで塗装する事で生命力がみなぎっている演出がされています。 そう、この勝負を制したのはこちらのゾイドです。

Ｗｉｎｎｅｒ・・・・・ＹＶＯ！！！！！！！！！！

極めつけは台座です！うわぁ！なんだこのド派手な台座は！鏡効果も加わり物凄いインパクトがあります。 それもそのはず！格闘ゲームで見られる「あけぼのフィニッシュ」じゃぁぁないですか。グレーズメディウムの透過する性能を活用した多層表現で見事にあけぼのフィニッシュが再現されています。グレーズメディウムの新たな活用方法を感じました。凄い！

【店長コメント！】
思わず「すごーい！」と声を出してしまうインパクト抜群の作品がやってきました！渾身の「あけぼのフィニッシュ」表現、これはもう格闘ゲームのK・O！シーンそのものです！2体のメカが半々に作られ、塗装する！その発想力には驚かされますね。まるで1Pカラーと2Pカラーを思わせる対比が絶妙で、まさにゲームの世界観がそのまま具現化されています。塗装もそれぞれの個性をしっかりと引き出していて、細かいチッピング表現やグレーズメディウムの活用が技術の高さを物語っています。さらに特筆すべきはベースの鏡の使い方！これが作品全体のテーマを見事に補完しており、左右の半分を視覚的にも明確に分けることで、作品にさらなるドラマ性を持たせています。これぞコンボK・Oの仕上がりですね！

【ガンダム・ザ・ライド Ver.2025】

かつて富士急ハイランドで稼働していた体験型アトラクション『ガンダム・ザ・ライド』を見事に再現したジオラマ作品でエントリー下さいました。 脱出ランチは当時、富士急ハイランド限定販売していた物を使用しているとの事で、作品へのこだわりが伝わってきます。

ガンダム・ザ・ライド劇中通り、戦闘に巻き込まれた為に出来た損傷具合をリアルに再現。 ランチ上部のパネルが攻撃を受けた際の衝撃で曲がりめくれ上がった所や、正面装甲の一部溶けた表現など非常にリアル。

ランチの護衛を行っているジムは、キット本来のTVアニメ版から最新フォーマットTHE・ORIGIN版に変更して情報量を増やし、場面再現のリアリティを高めているのもGood！
ジム本体のダメージ表現もかなりリアルな姿ですが、シールドの破損、被弾跡が非常に多く、民間人を守り抜くという強い意志を感じられる仕上がりとなっています。

最後は展示の都合上見えない、後ろのアングルを見て行きましょう。 バーニアの焼き付き、背負ったシールドの損傷具合、さらに宇宙空間ならではの表現となる足裏のデティールUPと正面からは見る事が出来ない所まで、妥協無く仕上げられた作品となっています。 ジオラマベースもアトラクションの舞台となる、『宇宙要塞ア・バオア・クー』のゴツゴツした岩肌と出入り用のハッチの金属感がバッチリ表現されています。 アトラクションの世界が実際に現れたと感じてしまう程の素晴らしい作品でした。 次回の参加もお待ちしております。

【いのちの色を塗る】

今作例の使用キットはファインモールドさんの「1/35 歴装ヲトメシリーズ 媛子(ひめこ) w/73式小型トラック 」でございます。まずは作品の全体写真をご覧ください。

1973年に採用された自衛隊の汎用小型車両をベースに作品が制作されております！ そんな車体を中心に、細かく丁寧に塗装された人と猫の三すくみがドラマ性があって見入ってしまいます。 こちらの作品は、ファレホ使用率100%という事で、視界に映る全てがファレホ塗装との事で素晴らしいファレホ使いと同時にファレホの可能性を改めて感じさせてくださいます！ 車体の塗装もお見事で車の重厚さが本当にリアルで質感をここまで再現できるのかと驚きました。

そして次に見て欲しいお写真はこちら！ 少女視点で撮影をしてみました。 猫ちゃんを触りたい少女の葛藤が作品からひしひしと伝わってきます！笑 車体にちょこんと乗っている猫ちゃんも可愛らしく雰囲気がとてもよい作品に仕上がっています。

続いては猫ちゃん視点のお写真をご覧ください！ 少女と猫の見えない攻防が伝わってきます。 猫ちゃん視点から見ると改めてわかるのですが、小さなキットをファレホを用いて繊細に塗装されてるのがbell様の技術の高さを見てとれます。

最後に今作例の主役73式小型トラックの内装にご注目！ いや、凄いですね。なにが凄いってシートや車体の様な材質の違うモノのに見事な塗り分けに、銃身の重厚感など、それぞれしっかりと陰影やグラデーションが施されています。 要所、要所で光る塗装テクニックが散りばめられた大変素晴らしい作品の紹介でした。

今回の作品紹介はここまで！また次回をお楽しみに～！

ファレホペイントコンテスト４まとめは以下の通りです！