みなさまこんにちは！

今日もゆきます！お客様作品紹介ッ！

今回はスケールモデルフロアがお送りしますよ～！

【その瞳には、獲物しか映っていない。】

歴戦の戦士が見つめる先、恐れるものはない。
というわけで、弊社ワールドミニズ「ブラッククロウ」社より「ビースト」の登場です！

カッコいいアックスですね。刃毀れとか錆とか知ったこっちゃない！！籠手もサビサビなままどれぐらい闘ってきたのでしょうか？？武器に愛着があるのか、使えれば何でもいいタイプなのか？？？ウッドな柄とシャープで冷たい質感のコントラストが素晴らしいです。

オレンジに染まる肌、そして髑髏。炎の照り返しにより、筋肉の輪郭が浮き上がる。細かく施されたグラデーション、そして影の落とし方によって今にも飛び掛かってきそうな迫力が生まれています。

ビキッと浮き上がった血管、うねった体毛、バキバキの肩甲骨。力強さが溢れ出ています。使い込まれた革特有のベルトの細かなキズ、乱暴に巻きつけられた腰布の陰影。塗り重ねられた緻密な筆づかいがミニチュアの中に確かなリアリティ、質感を生み出しています。

店長コメントですッ！

【鉄の意志、剣にこめて】

スペインのビッグチャイルド社が誇る人気シリーズ「Songs of WAR」の「鉄の意志アストリッド」ですね！
公式作例の色味に寄せながらも、sinartさん独自の色選びや表現が光る逸品です！
反射や金属感など、光の表現にとくに力が入れられており、見る角度によって様々な表情を見せてくれます。

ご尊顔！
「鉄の意志」が込められた眼差しで剣を構える凛々しい姿を、sinartさんの確かな塗装技術で再現されています。
光の当たっている部分とそうでない部分のコントラストが見事で、やや陰のある雰囲気も感じさせてくれますね。
見据える先の相手は誰(何)なのか・・。

こちら側から！
正面からでは分かりにくかったですが、こちら側は炎が燻っているような表現です。
マントの布部分や鎧具足の金属部分で照り返しの描き込みに変化をつけてきているあたり、まさにワザありですね！

お足元も！
割れた石畳や苔むしたような緑色の色味などなど、ここにも様々な質感表現が詰め込まれており、複雑な表情を見せてくれています。
ベースからも見て取れる、どうみても平穏ではない雰囲気。ただフィギュアを安定させるだけのものではなく、しっかりと演出されたベースは世界観や物語性を感じさせる大切なファクターですね。
髪の毛の先から足元のベースまで、一切の妥協なく塗装された見事な作品でした！ありがとうございます！

店長コメントですッ！

【戦場の導き手が照らすその先にあるものとは...】

弊社にて輸入、販売している「ビッグチャイルド」社の、超人気シリーズ「Songs of WAR」！
その中でも好評な『暗き日輪の導き手ヴァレリア（胸像）』を、ファレホ使用率95％にて仕上げてくださいました！

sinart様のコメントにもある通り、各部位の質感の違いに拘った作品となっており、まるで本当にそれらの素材で出来ているかのように感じます！
そして、光の当たり加減にも非常に注力されていらっしゃり、作品の正面から見て右側は明るく、左側は暗くなっており、「ハイライトプライミング」を用いて作品へ「奥行き」や「ストーリー性」を持たせていらっしゃいます！

「暗き日輪」の名の示す通りの、その「二面性」を完璧に表現する為の非常に高い塗装技術は流石の一言です！

繊細なブラシコントロールによる顔部分の描き込み、ノンメタリックメタルペイントを用いての各部の質感の表現、そして光の加減等々...！
鎧、肌、髪の質感の違いを、これでもか！と堪能できるナイスアングルとなっております！
使い込まれた鎧の傷やその質感は、塗り重ねていくことによって色味に深みが生まれていくファレホとの相性がバツグン！
力強い眼差しの中に、どこか悲壮感のある過去を背負っているような、そんな「Valeria」の持つ独特な表情と雰囲気へのアプローチもお見事です！

右半身の背面は、炎の照り返しや光の加減が特に強調されており、今なお激しい戦いの真っただ中にいることを感じさせてくれます！
首周りを覆う毛皮部分、腕部分の鎧、武器のメイス等々、暖色系を使って炎の照り返しを表現している部分となりますが、それぞれの色味を変える事によって質感の違いをも演出していらっしゃいます！
鎧の隙間から見えるチェーンメイルも、重厚感のある仕上がりとなっております！

また、手持ち武器のメイスは「打撃武器」となっており、実際に叩きつける先端付近には様々な向きで傷や欠け、擦れた跡が入っています！
このメイスを長い間愛用し、そして共に激しい戦場を駆け抜けてきた「Valeria」の力強さの物語を感じる部分となります！

そして「Valeria」といえば、やはりこの大型の盾！
盾と一言に言ってもその素材には様々なものが使用されており、フチや装飾に使用されている金色部分、長年攻撃を受け止めてきた事が伺える銀色部分、そして盾下部の布上の素材や鎖部分等々...！
それぞれの質感、素材感を活かしながらも、全体としてのまとまり具合を調整し、作品の雰囲気やバランスを非常に高いレベルにて仕上げることのできる色彩センスには驚愕するばかりです！

また、太陽のレリーフは溝と模様で金色の色味を変え、月のレリーフのほうは少し青みがかった色にすることで「暗き日輪」の持つ「二面性」をも表現していらっしゃいます！
特に月側は、炎の反射や返り血で少々赤く染まっているようにも見え、昼夜問わず行われる闘いの苛烈さも感じることができます！

総じて、様々なアプローチにて行われる「質感の違い」への、sinart様の並々ならぬ拘りや強い想いを感じる作品となっております！

店長コメントですッ！

【やれやれ...犬好きの子供は見殺しには......できねーぜ！】

「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ」より、犬でありながらスタンド能力で戦うイギーです。
愛すべきクセ強キャラでしたが、その最後は壮絶なものでしたね・・。
こちらはプライズ品の「コーヒー味のガムを食べようとするイギー」を使用し、塗装は全てファレホで行われたとのこと。
プライズフィギュアとファレホとの相性はバツグンですね！お見事です！

このプライズ品、造形も素晴らしく、綺麗に色も塗られているんですが、改めてリペイントを施してあげることで生き物としての質感が増し、おもちゃっぽさもなくなっています。
一番はやはり毛並みの表現ではないでしょうか。筆塗りの特性を活かした、見事な再現度で仕上げられています。
大量生産品には難しいこの工程を入れてあげるだけで、数段完成度が上がりますね！

後ろから見てみると、その毛並みの再現度がより分かりやすいかと思います。自然な感じが伝わってきますね。
さらに、白黒の境目もプライズのままでは味気ない一本線で綺麗に分けられていますが、HAROさんの塗装では本物の毛並みを意識したような処理がされています。細かな部分ですが、こういった積み重ねが作品の質を高めていることが再認識されますね。グッジョブです！

瞳にもご注目！機械的な塗り分けだけでは得られない、生命の輝きがあります。
人形は顔が命。とくに瞳が重要です。人間でも他の動物でもその点に変わりはなく、瞳がしっかりと描かれている作品の存在感、生命感は別格ですね。
ぜひ、もとのプライズ品とこちらの作品を見比べていただきたい。HAROさんの塗装の醍醐味が伝わってきますよ！
ありがとうございました！

店長コメントですッ！

【イラスト調に仕上げられたリペイント作品！】

メガハウス製のハマーンを、ファレホ100％でリペイントした作品。セル画調の陰影が描き込まれ、
一見した時に一枚絵としての陰影がコントロールされています。

凹凸が埋もれがちな黒/紫という色味の造形を、複数の同色によってハイライトを描かれています。
自然なさじ加減が見事です。

単純に、光の当たる部分/当たらない部分での塗り分けを行うのみではなく、アングルやフォルムごとに
綺麗に見える部位を狙って拾っているかのように見えます。

完成品フィギュアにプラスアルファで自分の作風を乗せる作品作りは、塗装作業をピンポイントで目一杯楽しめる
スタイルであると言えます。塗装の経験値が効率的に積み重なるので、皆様もどんどん完成経験を積んで参りましょう！

店長コメントですッ！

今回も最後までお付き合いありがとございました！次回の作品ブログもお楽しみに～♪

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「 ファレホペイントコンテスト3 」のまとめは以下の通りだっ！