皆様こんにちはっ！ミニチュア担当です！
８月も終わりに近づいたこの頃、いいかがお過ごしでしょうか。
昨今は秋というものがあまり感じられませんが、最近は朝や夜は程よく涼しく感じられるようになり、暑さが苦手な担当は嬉しく思っております。ですが、まだまだ暑さは残っておりますので、出かける際は暑さ対策などをしっかりと行ってお出掛けください！

さて、世間話もここまでに今回のファレホペイントコンテスト3作品紹介へと参りましょう！

お客様作品紹介始まりますっ！

ではではやっていきましょう！

【プリンセス・ウタ】

まずご紹介するのは映画『ONE PIECE FILM RED』よりウタを使用した作品です。ウタといえば音楽に特化したキャラクターであり、様々なクリエイターたちが手掛けたMVが映画と同時に展開されて色々と話題となっておりました。そんな彼女をじっくり見て参りましょう！

まずは顔から！眉や瞳は手書きで描かれており、元々のアニメーションとの印象と変わりなく可愛い仕上がり！こういったイラスト的にアイメイクを再現できる人は凄いです！

次は服を見てみましょう！白に青や黄色み、ピンクみのある色合いをのせることで、爽やかかつ自然な色合いに仕上がっていて素晴らしい！担当は美少女フィギュアの影の表現は難しいなと思っておりますので、キャラクターの色を反映させて丁寧に影にのせて塗れるのは凄いの一言です。

最後は足元！ムラなく色を発色させるのはなかなか難しい事だったりするのですが、黄色や赤が綺麗に塗装させております。塗料の特性を理解しながら塗っているのがわかりますね。細かなことですが丁寧な仕上がりが光る素晴らしい作品でした！

【美少女の立体パズル！？】

お次は美少女がパズルとなっているD-quilishオリジナル作品です！こちらのガレージキットはしろまるさんご本人のオリジナルキットとの事で、美少女とパズル......そんな組み合わせがあったのかと！と驚かされますね。

まずはよりアップで全体を見て参りましょう！パズルのように1ピースごとにわかれている塗装が難しいように感じますが、そんなことを感じさせない綺麗な仕上がりです！特に目元などはボリューム感のあるまつ毛と美しく輝く青の瞳がインパクト大！

横から！パズルという事を忘れるくらいに立体的な作りになっており、美少女の髪はハイライトとシャドーの色の違いによってブロンドカラーがより映えております！

そして、この１パーツは指と比べていただくとわかる通りに結構小さめなんですよね。それを表現豊かに仕上げた作品、お見事です！

【対の狐】

続きまして、アラディアミニチュア社『ニャアラ』を使用した作品です。こちらの作品は狐×狐といった、想像が膨らむ物語性のある作品となっており、どう塗装されたのかをじっくりみてみましょう！

まずは女性の方をみてみましょう。健康的な色合いの肌に民族的メイクが施されており、幻想的な雰囲気がありますね～髪やマントなどの陰影のグラデーションが自然な色合いで表現されており、どういった風景を見ているのかなど背景まで想像したくなりますね！

靴はその使い込まれた革の質感がとてもいいですね！使い込む時間が長いほど、ツヤが増していくので長い間使用してるのかなと小物などからわかります。また指と並べてみるとわかりますが小スケールでも金具部分など細部まで塗り込まており、丁寧なお仕事が伺えます！

最後は足元にちょこんと寝ている狐！白い部分から狐色へと濃い部分から薄い部分へ、細かな毛先で塗ることで、毛の柔らかさなどを感じます。
物語性を持たせた塗りがとてもいい作品でした！

【駆ける霊鬼】

お次はウォーハンマー【ゲームズワークショップ】のキットを使った作品です！ミニチュアゲームといえばウォーハンマーとすぐ浮かぶほど日本でも浸透しております。その中で今回はホラーチックな印象の作品、じっくり見て参りましょう！！

まずは手前の方から！コメントでも書かれておりますがグラデーションが凄いですね！マントの端や霊馬の足元などは段々と色の白さが増えることで霊の朧気さを感じ、黒や青などの冷たさのある色合いに恐怖を覚えます。

後ろも！塗る場所ごとの質感もいいですね～骨部分はマットで実際の骨のような質感に対して、霊馬はその筋肉の凹凸に合わせたグラデーションでハイライトをのせることで実際の馬のような質感を感じます。

足元の台座も見てみましょう！台座にも細かな塗りが施されており、各パーツの角や端を明るくすることでその立体が際立ってみえ、暗い中でも石畳や瓦礫などの造形がハッキリ見えるところがいいですね！細部までじっくり見て楽しめるとてもいい作品でした！

【パーツどこいった？】

最後はD-quilishオリジナルの妖怪パーツ隠しの作品です！こちらもご自身のガレージキットを使った作品とのことで、どこにパーツが隠されているのか......見て参りましょう！

まずは顔正面から！どうやらこちらからはパーツが隠されている場所はうかがえませんね......墨入れされているので造形がハッキリとわかりますが、日本妖怪チックな見た目ですね！

横からは妖怪本体以外にも袋を持っている模様。腕を袋の中にいれているということは......。

最後は下から！隠されたパーツは袋の中にありました！！パーツ自体は塗装してありますし、最後にこのパーツがないと探している人、キット等を組む人ならわかると思いますが、1つでもパーツがなくなると泣きたくなるですよね～そんなことを考えたくなる、クスっと笑ってしまう作品でした！

それではまた近々！本当に最後までお付き合いありがとございました！

【イベント情報】ボークス　ファレホペイントコンテスト開催概要←詳しくはここをクリック！

ファレホペイントコンテスト3まとめは以下の通りだっ！