皆様こんにちはっ!
今回のファレホペイントコンテスト3作品紹介ブログ担当は、用品コーナー担当でお送りします。
じめじめして蒸し暑い今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか?
担当は早よ、梅雨明けてくれ、暑いのはまだいいけど、まとまわりつく蒸し暑さは我慢できんのよっ!とは言えお客様の力作をご紹介するのにダレてなどいられません。
使用キットは誕生40周年をむかえる大人気作品『ZOIDS』シリーズより『ゾイドワイルド』に登場する恐竜型ゾイド「ギルラプター」を『骨』カラーで彩色されています。
元キットのカラーリングを調べたところ、フレームはメタルブラック、外装はレッドと中々ハデめな姿を元から作品のカラーが本来の姿であったと思わせる均一な塗装で仕上げた1作。
ホワイト、アイボリー系の色で均等に塗られ絶妙な「骨」感を再現。
各外装のモールドにコビり付くように残ったウォッシュ跡がリアルな質感を高めているのも◎。
ブラウン系とウォッシュカラーを上手く使い経年劣化の状態を強調することでリアリティが押し上げられてカッコよいですっ!
尾の先までウォッシュ塗装がもれなくされているので、ご来店された際は是非ご覧ください。
足の爪もただ、劣化表現をさせるのではなく、使い込まれてザラついた面を強調した金属感のあるシルバーが良いコントラストになっています。
塗装が剥げ地金がむき出しになりかけているドライブラシ表現がいい味を出しています。
使用キットはファインモールド、タミヤ、ピットロード、miniArtの4メーカーのキットを組み合わせたボリュームのある作品。
ミリタリーモデルは、世界観や大きさが最大の見せ場と語られることも多いですが、蒼褐さんの作品は正にそれらが事細かになされていて小さな模型ながら存在感や重厚感、それに彩られている兵士が最高のアクセントになっている作品です。
休憩している兵士達が、会話している雰囲気がとても感じられる見事な配置。
タバコを吸おうとしているところが実にいい味を出しています。
その少し後ろでは、握り飯を豪快に頬張ろうとしている兵士と食後の将棋の真っ最中の兵士が二人。
奥側の白いシャツの兵士の堂々とした姿が、自分の勝ちを確信しているようにも見えます。
車の修理又は点検をしている兵士が、車体下にいるという描写の細かさ。
隊の全員が無事に任務を完了できるように自身の仕事をやり遂げることに誇りと責任感の高さが感じられます。
兵士一人、一人にドラマが感じられる、蒼褐さんのお見事な作品でした。
ファインモールド社の1/35のキットを使ったジオラマ作品のご紹介です。
厳しい訓練を経て、戦地の送り出された後、激戦区を転々とさまよいながらも生きながらえ
復員兵として郷里へ向かう。そんな雰囲気が感じる作品です。
荷物はたった一つの袋と一本の棒のみ。そしてウエザリングされた棒からは、身を守るよき相棒として。
また、疲れた際は杖として身体を支え、そして心までも支えてくれたという物語を想像させてくれます。
編上靴には汚れが塗装で再現されており、その汚れ具合からも長い長い道のりを歩きてきた様子が伺えます。
赤褐色で塗装されているレールからは、サビの具合やバラストの荒れ具合からも、今は使われていない事を感じさせ、終戦末期であることを物語っています。
また作品名が「郷里へ、1945夏」ということで、当時の新聞や映像の雰囲気を感じる為にスマートフォンでモノクロで撮って見たところ、塗装で表現された明度差の効果でゲートルと編上靴のモールドが浮き立って見え、更にリアルに感じさせてくれます。結果発表&表彰式の8月4日(日)まで展示さてれいますので、ご来店された際はお客様のスマートフォンのモノクロ機能で見ていただくと、新しい魅力を感じていただける作品です。
本日もファレホコンテスト作品紹介をお送りしました!素晴らしい作品をお持ち込みありがとうございます!
まだまだ、作品受付中ですので皆様是非、ご参加ください。素敵な作品お待ちしております。
それでは最後までお付き合いありがとございました!次回の作品ブログもお楽しみに♪
【イベント情報】ボークス ファレホペイントコンテスト開催概要←詳しくはここをクリック!
「 ファレホペイントコンテスト3 」のまとめは以下の通りだっ!