ホビースクエア秋葉原

実演アフターレポート!「メッキ塗装にチャレンジしよう!」編

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皆様こんにちは、用品担当の★野です!

1月27日(土)に開催されたメッキ塗装実演にご参加頂きありがとうございました!

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今回はボーンペイントの新商品「ボーンアルム」を中心に、各種メッキ塗料を塗装させて頂きました。
題材となったのは、メッキ塗料が映えそうなSDガンダムクロスシルエット「ナイチンゲール」です!


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新製品「ボーンアルム」は発色に優れており、そのまま塗装した場合は明るく白っぽい軽い色味になります。
この時点では好みが分かれる場面だと思います。

ですが、この「軽さ・明るさ」が「カラーメッキ」にした際に力を発揮します。


カラーメッキにした際に「黒っぽい・重たい感じ(もちろん、これはこれで重量感ある金属感を生むわけですが)」が気になるという方は、ぜひこのボーンアルムもお試しください!


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実は、今回実演の場において、場所によって「色が重く、より輝度が高いボーンミラー」と「色が明るく軽やかなボーンアルム」を使い分けています。

そのままメッキ調にする場合は、ボーンペイントメッキ系塗料専用のクリアー塗料「フィニッシュクリヤ」を吹き付けて、塗膜保護をします。

今回の様なカラーメッキにする場合は、同じくボーンペイントの「フィニッシュカラークリヤ各色」を使用してコートします。

この塗料はフィニッシュクリヤと同じく、ボーンペイントメッキ系塗料を保護する機能があります。

今回は「フィニッシュクリヤレッド」に「フィニッシュクリヤイエロー」を足してオレンジ色に寄せた色を作りました。

また、塗りながら色味の微調整をしたかったので、調合したフィニッシュカラークリヤに、フィニッシュクリヤ(透明)を混ぜて、色を淡くしています。

こうすると、色がうっすらと乗るようになり、自分で色味の調整をしやすくなるのでオススメ。

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分かりやすい所では、ファンネルコンテナはボーンアルム、スカートアーマーはボーンミラーで下地塗装をしました。
写真で分かりますかね・・・?

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側面から。
ちなみにバーニアのシルバーはメッキ塗装ではなく、同じくボーンペイントの高輝度メタリック塗料

「マキシマムシャインシルバー」

を塗りっぱなし。
この塗料も、メッキ塗料に近い輝度を簡単に再現する上に、しかも無茶苦茶塗膜が頑強な万能塗料でオススメです。

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プロペロントタンクはボーンアルムで塗装しました。


さて、ここでボーンペイントのメッキ塗料の個人的なコツをお伝えしましょう。

通常のメーカーのメッキ塗料は「エアブラシのアジャスターをやや開き気味で、超低圧でゆっくり粉をかける」ような塗り方が一般的です。
もちろん、ボーンペイントでもその塗装方法が通用するわけですが、私はいつも

「圧力は高圧で、逆にエアブラシのアジャスターをムチャクチャ絞る」

ことで、空気は凄く出るけど、塗料はごく少量で飛ばす方法で塗装しています。
イメージとしては、「細かい霧を、高圧で粒子を整えながら少量ずつ叩きつける」という感じです。
特にアジャスターを絞ると失敗しにくくなりますぞ。
(個人の感想ですが)


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クリヤーコートを行う事で、従来のメッキ塗料と異なり、素手で触ってもメッキが剥げるということが無くなります。
今までは、メッキ塗装による全塗装の場合、「完成後はなるべく触らない」が定石でしたが、ボーンペイントのシステムだと、完成後も存分にいじれます。

という訳でポーズを付けてみました。


このようにいじり倒してもメッキが剥がれる心配なし!
ここがボーンペイントの各種メッキ塗料の魅力ですね!

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という訳で、まだ未完成ではありますが、今回の実演でここまで作業が進んだナイチンゲール。
完成の暁には再度このSRニュースで掲載させて頂きます!

次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!