もう正月休みは終わったかな?と言うことで本日もやってまりましたこのコーナー!
12月からもう皆さん怒涛のイベントラッシュでお疲れのことでしょう・・・・
クリスマス、正月、長期のお休みなどなど・・・・体力とお財布にダイレクトアタックなのですよっ!
これから疲れたし、お財布も寒いし家にこもろうかなぁ~と思っているそこのあなたっ!
ナイス アイディ~アでございます!家にこもってできる事っ!
2021年はリアルイベントは少なかったですが、個人ストアサイトなどで販売する方が増えたりと増えないと思いつつ、なぜか増え続けていく幸せの塊たち・・・・
さぁまさに今が崩し時であります!崩した際にはぜひ皆様VKMコンテストまで持ってきてくださいね。
さぁやってまいりました!TAMIYAさんの名キット!恐竜シリーズより、1/35スケール トリケラトプスの登場です。こちら最初に発売されたのがなんと1981年!実に40年前のキットだというから驚きですよね。しかもパーツ数も少なくお子様でも作りやすいのがポイントです。また恐竜というテーマなため、これはこの色っ、と言ったくくりも少なく、作り手の自由度の高さも人気の1つと言っていいのではないだろうか・・・
またシンプルで作りやすいというのも1つの落とし穴ではあるんですけどね!
そんな落とし穴をこの角度から見ていきましょう!THE!真上!からです。なんで真上からと言うと、このキット実にシンプルな所謂 最中構造!(最中みたいに真ん中からぱっかり割れる分割)となっております。ゆえに、モデラーにはおなじみ合わせ目がどうしてもしっかり背中や腹また足の付け根に発生してしまうのですが・・・・
と言うことでしっかりと合わせ目を消して下地を整えてから塗装に入っていただいていることで、生物としてのリアル感がましておるではあーりませんかっ!塗装をしっかりするには本当にベースが命!丁寧なお仕事がお見事です。
と言うことでご尊顔のア~ップでございます。ドライブラシを6~8層ほど重ね塗りをされているということで、泣かんかに今期のいる作業だったでしょう!しかしその作業があったこそbrown系でありながらもところどころ色味の違いが出ており、いわゆる生物らしさを感じられる仕上がりとなっております。
一色できれいに塗るとどうしても平面的になったり、リアルよりもキャラクターチックな印象になりがちですが白亜紀を生きた威厳をも感じさせます!目の周りの肌が薄そうな部分が赤味が入った茶色というのも体温を感じられて素敵ですね。
そして注目すべきはやっぱり足元もですよね、しっかりとジオラマで白亜紀のお庭を表現!生物に欠かせない水の表現もしっかり丁寧に施されております。また店長的注目ポイントはその濡れと乾燥の表現ですね。水場から上がってきたかのような足回りの濡れ、また上がってくる際にある程度擦ったのか腹回りやしっぽの裏側もしっかりと濡れた感じを表現してくださったおります。またトリケラトプスの背中から腹にかけてのグラデーションは背中は乾燥、腹は湿っているというのを納得させるような塗分けで細かな仕事が見えますね。恐竜というダイナミックなテーマでありながら繊細さを感じさせる素晴らしい出来っ!皆様の白亜の郷愁に思いをはせに来てくださいね。
さぁまたまたやって来ました!往年の名キットシリーズ!今度はイマイより発売された手塚治虫名作集よりリボンの騎士のサファイアさんの登場です。イマイは2002年に惜しまれつつも解散してしまっておりますゆえ・・・なんてレアなキットなのかしらっ!と言いますか正直店長は知らなかったためキットを少し調べてみちゃいました!パッケージなんかも凝ってて、しかもキット自体もプラ3色成形!なんという心遣い!いや欲しいなこのキット!
と言うことでアングルあまり変わりませんが、大きさ比較と言うことで店長ズハンドを設置してみました!いかがですか?これで大きさは丸わかりですねっ!まぁ何を言いたいかと言うと・・・・ちっさい!と言うことです。全体的には手のひらサイズですが、その独特の手塚治虫先生のキャラクターを再現するために各部要所要所のパーツは非常に小さく精密に作られているのだ!そのびっくりな小ささではありますが全体を丁寧に塗装、極端に彩度の高い色味を使わないことで落ち着いたまとまりのある作品となっております。
ご尊顔!と言うことでアップですね。先ほども言いましたが5頭身くらいになっているキットですが少しお顔は大きめですが、それはほかのパーツと比べて少し大きい程度なのでもちろん小さい!その中でなんというブラシコントロールなのかっ!この睫毛なんか1mmも幅ないですからねっ!全体的に瞳を大きくルンルンに仕上げていただいておりますが、ハイライトの配置もいい感じです!ルンルン感がめちゃ出てます。肌もシャドーとなる部分はしっかりとオレンジを強めにすることでメリハリがついていて素敵!ボタンやベルトの黄色のアクセント、またドレス前面の特徴的なドレープもしっかり塗りこまれているのはさすがです!
そしてバックからも見ていただきたい!注目すべきはこのマントと帽子の飾りですね!店長的難しい色TOP5に入る赤ですね!赤って何がが難しいかと言うと発色とシャドーです!目がさえるような赤はそれだけで難しいですが、また今回のような重厚感の漂う朱っぽい赤も難しい!何より発色が難しいからグラデーションも難しい・・・・難しい続きですが影となる部分をしっかりと残し、マントも髪飾りもしっかりと陰影をつけているあたりすんばらしいっ!ちなみにマントの中が紫なのも店長的好ポイントです!しっかり可愛く凛凛しいサファイアさんをぜひ見に来てくださいね。
さぁやってまりました!みんな大好き80年代ロボットアニメの頂点の一角!機動警察パトレイバーよりブロッケンさんの登場です!現在では実写映画なども公開され、キットに関してもMODEROIDからイングラムやグリフォンはもちろんヘルダイバーさんも出ているのでそんなに昔の印象はなくなっておりますが・・・(グッスマさんブロッケンはよっ!)今回のブロッケンはバンダイさんの1/60でのご参加だぁ~!
と言うことで後ろからいきなり見ちゃいますか?まずは正面と後ろを両方見てほしい今日この頃・・・コメントにもありますがMODEROIDと比べると少し大きいバンダイの1/60!キットとして非常にそのままでも評価が高い名キットで有名ですが、アルマ様の手によってバランスよくサイズダウン!というかどこをどうしたとか説明してくださらなきゃなかなかわからないバランスのいい改修を施されているではありませんか!結構、改修する時って正面からのみ確認しがちで後ろから見たら変になったりとかもあるものですが詰まっている腰回りとかなんの違和感もないっ!素晴らしい技術です!
上からも見てみましょう!ここでも改修ポイントありますね、首回りもしっかりとディテールアップ!真鍮のパイプ表現がよりブロッケン元もの筋肉質にもみえる造形に鎖骨の様にマッチングしていてとっても素敵です。この角度から見ると特に腰回りが詰まった感がよくわかりますね、それでいて違和感もない!本来であればパトレーバーシリーズのキットならではと言える接合部分のラバーパーツがより見えたとも思うのですが、バランスのいい感じで見え隠れ!詰まっている分、手足も詰まってますかね?これ?本当に見事なバランス感覚!
最後っ!いや~改修ばかり目が行っておりますが、目が行く理由があるんですよ!なんていったって改修されていると本当にわからないくらいに綺麗に塗装が施されているからです!まさにペイントコンテストの本懐ですね。プラモデルをそれこそ作るときには合わせ目ができるし、改修すればプラバンいいとしてパテや真鍮などの異素材も使いますが丁寧な下処理と塗装でそれをすべて一つにまとめている素晴らしさっ!またこのアングルだとよくわかりますよね、塗装に関してもシャドーを意識した塗りをすることでよりキットに立体感が生まれている!改修!そして塗装技術の高さがなせる技をぜひ間近で確認してくださいね。
あっ!店長的にはブロッケンさんの特徴的な手がしっかり動くようになっているのも素敵だと思っております!
アルマ様はコンテスト以外でも作品をお預かりしていたりもします!これまたいろいろ腕回りなど改修をされている丁寧さ!エレベーター前のお客様作品ケースに入っておりますのでっ、ぜひ一緒にご確認くださいね!
という事で、本日はここまでっ!久々の作品紹介はいかがでしたか?
それではボークスV.K.M ペイントコンテスト7のおさらいです。
それでは今までのの作品紹介こちらっ!
【イベント情報】ボークスV.K.M.ペイントコンテスト8開催概要
■HS秋葉原!V.K.M.ペイントコンテスト8 参加作品紹介 !その1(No.1~3)
■HS秋葉原!V.K.M.ペイントコンテスト8 参加作品紹介 !その2(No.4~6)深川卿祭り!
■HS秋葉原!V.K.M.ペイントコンテスト8 参加作品紹介 !その3(No.7~9)
それでは皆様のご来店、心よりお待ちしておりますっ!
次回も店長ブログをぜひご期待くださいっ。