今日も今日とて寒い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか？
このままブログが続けば久しぶりに、店長の独断と偏見鍋ランキングとかしたいなーと思いつつ！
本日もパソコンの前に座らせていただいております！

ブログを書くときは先に写真を撮っておいて、それを見ながら記事構成を考えていたりするのですが、いつもどうしてもいや！ここを撮りなおしたいっ！とか出てきて結局、見てほしい部分などを撮りなおしてしまう今日この頃・・・

また見てほしい部分もやっぱり作品ごとにたくさんあるので・・・
絶対にブログだけでは語り切れないのですっ！つまりは・・・・・・・

ぜひ見に来てねっ！と言うことっ！

店長のブログははぜひ参考程度にご覧いただき、ぜひブログを見て興味を持ったら店頭に足を運んでくださいね！お写真ももちろん自由！じっくりと本物を眺めてくださいねっ！
それでは今日もやっていきましょうか！皆様お待ちかねの・・・・・・

VKMコンテスト恒例！お客様作品紹介ブログ！

作品をみて何を思うか・・・

はい！やってまりました本日の一作品目！前回のフリー部門受賞！ヒロアキ様の作品です。ヒロアキ様の過去作品はぜひこちらのブログを参照してくださいね。【HS秋葉原！V.K.M.ペイントコンテスト7　結果発表&表彰式！】と言うことで、前回は男らしいずっしりとした作品でエントリーしてくださいましたが今回は線が細いながらも静かに、まるで無音の映画を見ているような作品でのエントリーです。今回のキットはjuanjuan（@zhjjuan）様原型の『Apple』という作品ですね、可愛い女の子が独自のちょっとダークな世界観に浸っているその原型は未だ見たことの無いオリジナリティーで世界が構築されており、これまた店長も好きで2.3キット持っているんですがいかんせん、パーツがとても繊細で組んでいるだけで私は尊敬できるのです！

と言うことで別アングルで見ていきましょうね！ヒロアキ様の凄いところは本当にすべてが筆塗りなのにまるで筆跡が見えないくらいに繊細にそして均一に塗装を施されるところでしょう！これだけの広い面をムラなく塗るというのは結構大変なんですよね！それこそ薄い塗料を何層にも重ねて重ねて色を足していき作業、だからこそこのエプロン！クラシカルなメイドさんのエプロンですが、生成り色（エクリュ）で繊細に濃淡が表現されている、そしてその濃淡の境が驚くほどにスムーズ！まさにこれこそヒロアキマジックと言っていいのではないだろうかっ！

それだけではありません！均一にまるでエアブラシ塗装のような塗りをする一方で見て下さい！この朽ちていく金属表現をっ！時間をかけて朽ちていったと思われるオイルの染みや部分的な錆表現のウェザリングのこの完成度の高さですよねっ。店長は思わずギャップ萌えをしてしまっております。また一つ上の画像でもエプロンの一部を見てほしいのですが、テーブルやドレス、床にも滴る染みが憎い演出ですよね。ちなみにちなみにっ！本来この機械の腕はしっかりと取り付けられてリンゴを向いているのが所謂正しい組み方にはなるんですが、付属されたテーブルと合わせて作品を自分なりに解釈、そしてまとめ上げられる塗装技術には脱帽です！

そして繊細という部分はこれを見ればもう分るでしょう！これを組み上げ！そして塗っているのですよっ！驚きの細さっ！驚きの薄さ！しっかりとリンゴの皮になっているやないか～い！と言うことで本来機械の指に付属しているナイフもあえてリンゴに突き刺し、そしてかごに入ったリンゴたちにも部分的に朽ちていっている表現、この小さい中にどれだけ情報量を詰め込むのか！リンゴと合わせた赤いマニキュアがまたいいアクセントになっていることほんとっ。本当はすべてをアップにしてお伝えしたいんですが・・・・これはぜひあなたのその目で確かめていただきたいところっ。来店しぜひ肉眼！そして何より携帯のカメラでUPして確認してください絶対に「おぉぉ～」っといってしまいますよ。

続きまして！

まるでおとぎ話？絵本の世界がやってきた・・・・

今回もご参加ありがとうございます！デフォルメ・アビゲイルさんから早1年がたったのですね・・・・って！あのちっちゃ可愛い作品からいきなり大きくなっていて驚きが隠せない店長です！しかも今回のキットは店長も敬愛してやまない藤本圭紀（@YOKKI_munchkin_）様の作品ではないですか！興奮の坩堝であります。オリジナリティーあふれる作品、特にこのガーデンのシリーズはまるで絵本から出てきたようなシリーズとなっておりリアルだけど少しデフォルメされている造形がとっても印象的でかつ可愛いですよね！

いきなりローアングルかーい！となりそうですがそこはご愛敬で！やっぱりこの作品の目を引く部分はなんといってもこの滲んでいるような、まるで水彩画のような塗装ではないでしょうか？マーブルリキッド？でしたっけ？店長初めて知りました！ぜひ私もやってみたいので調べます。原型の世界観を本当に120％で引き出しているのではないでしょうか？また一言にじみと言ってもその配色のセンスは重要ですベースカラーを決めつつも補色を指してみたり、となりどうし類似色を置くことでまとまり良く仕上がってますね！でも店長はこのアングルで一番好きなのは長靴なんですｗこの少しきらりとするゴムの質感が半端ない！にじみに目が行きがちですがしっかりとそれぞれベースの質感を意識されている部分！流石です。

ハイアップです！アップというほどアップではないかもしれませんが見てみましょう！さぁ皆様こちらの写真で一番伝えたい部分・・・それは光の方向ですね！ぱっと見そうやって光が当たっているんでしょう？と思われるかもしれません、確かにこの撮影ブースは直上から光が当たるのですが・・・・光は直上からではなく右斜め少し上から当たっているのです！キノコの幹？肘！顔の陰影！何より上から見たらよりわかりやすいんですが組んだ左ひざの上など光が当たる部分をしっかりと明るく薄めに塗装している繊細さ・・・本当に見事です！あと画像をアップにしてみてもらいたいんですが瞳の描き込みも本当にすごいんですよ！なんせ1ｍｍくらいしかないのに瞳孔やハイライトを描き上げることでしっかりと視線が生きているのです！

あっ！ごめんなさい！本当にこのキットの好きな部分で一番難しいと思っている部分を紹介したくて・・・
そうぅ！きのこ！このきのこのをぜひご覧ください、リアルとデフォルメがいい感じに融合していて本当に素敵ですね。あとこの垂れさがっている部分ですが、元々クリアパーツなんですがいい感じに傘と幹で挟まれクリアの質感を残しつつ仕上げあられている素敵っ！キノコ自体の塗装も根元などは同じく水彩画のにじみのような塗装でかつ色も濃くどっしりとした表現をされており、上に行くにつれ色素の薄い若い印象になっている部分とか本当に随所にこだわりが見えますね！正直欲しいもん！

おっと！心の声が出てしまいましたがぜひあなたもこの世界観を楽しみに来てくださいね。

なんで本日はこうも濃いのが3連続！

世界を掴んだキットがこれですっ！

本日最後も大物の登場です！一時期ボークスでもご予約とっておりましたが・・・・2019年の世界的に有名なペイントコンテスト最も偉大な賞！クリスタルブラシを獲得したキットの登場です。世界的に有名なペガソモデル25周年を記念して、ボークスでもおなじみキメラモデル社との合作にて世界130個限定で発売されたキットとなっております！（※もちろん現在完売中・・・）この何十億人といる世界の中で立った130人かはわかりませんが130人弱しか所持していないキットです！しかも完成品です！あっ、鼻血が出そう・・・

では見ていきましょうね！堂々たる佇まいです。どのアングルから見るのがもはや正解かわかりません！しかぁ～し、ここで見ていただきたいのは塗りの緩急ですね！ほぼ左側から光が当たっているのがお分かりになるでしょうか？驚きなのがペガサスの色調が紫を基調とした階調で表現されていることですね、同系色でありながら明暗をしっかりと階調で表現することでみてほしい部分！作品の中心に目が行くように明るさを計算されています！見てください！兵士の頭のハイライト、槍のハイライト、膝当て、キメラの鬣！流れるような光の線がお分かりいただけているでしょうか？また兵士の筋肉もすごくないですか・・・・これだけで一体どれだけのカロリーがあるのか・・・、しかーしここでもあえて兜のあごの下をしっかりと暗部を残したりと、明暗の緩急をつけることで作品に奥行きが生まれているのです！

はい！キメラさんのご尊顔も拝見いたしましょう！もうね、本当にどうやってみたらいいのやらと言った感じですが、先ほどとアングルが逆なのでもちろん光の方向も逆ですね！ここでもしっかりと光の向きを意識した塗装をされている！大きく、ペガサス！兵士！キメラ！と3つの部分に分かれておりますが、それぞれの光の向きがびしっと決まっていることで色の違いはあれど全体のまとまりがしっかり生まれているのです！アップでよく見てみるとキメラさんの影にも紫が使われていることでまとまりをコメントにもありましたがより強化されているんですね！紫と黄色というのは色相環的にも補色！反対色の為、相反する2つが見事にそれぞれを引き立てていて素敵です！

はい！個人的にAMON様作品で外せない推しポイント！お分かりの方もいるでしょうが・・・・・盾です！シールドです！これ手描きです！・・・・なってこった！ペガサスに乗る騎士らしいペガサスの盾をフリーハンドでいらっしゃる。しかも盾の縁にはしっかりとNMM（ノンメタリックメタル）が施され輝かしいばかりの金の表現がされ、盾の傷やシンボル自体にもしっかりと陰影の表現が施されているんです！写真つけていないんですが・・・盾の内側もすごい描きこみがあるんですっ！AMON様作品はね・・・・本当に1っ回見に来ましょう！それが本当に早いです！光の緩急！抜きの大切さをぜひ体感してください。

という事で、本日はここまでっ！久々の作品紹介はいかがでしたか？
それではボークスV.K.M ペイントコンテスト7のおさらいです。

それでは今までのの作品紹介こちらっ！

【イベント情報】ボークスV.K.M.ペイントコンテスト8開催概要
■HS秋葉原！V.K.M.ペイントコンテスト8　参加作品紹介 ！その1（No.1～3）
■HS秋葉原！V.K.M.ペイントコンテスト8　参加作品紹介 ！その2（No.4～6）深川卿祭り！

それでは皆様のご来店、心よりお待ちしておりますっ！
次回も店長ブログをぜひご期待くださいっ。