皆様こんにちは!正月が過ぎ気が付いたら3連休突入!
今がチャンスですっ!
何かってっ!
VKMコンテスト参加のためのキットをぬりぬりするチャンスですよ~!コンテスト申し込みの締め切りは今月末!1月30日(日)までなのですっ、31日ではないので皆様どうぞご注意ください。
先日いきなりの降雪は皆様大丈夫だったでしょうか?久しぶりの雪でテンションが上がる一方、次の日の路面凍結で転ばないように慎重に歩いておりました・・・・そして思った・・・雪国の方、凄い!
関東はあまり雪降ら居ないですからね、雪が降った際は・・・そぅ!お家にこもってペイントが一番(本日2度目!)
エントリーは本当に簡単!V(ファレホ)K(Kカラー)M(MMP)をどこかに使ってペイントをするだけ!ぜひ皆様のペイントへの情熱をご紹介させてください!
それでは今日も今日とて行ってみようかっ!
ということで本日も始まりました!VKMペイントコンテスト8お客様作品紹介のお時間ですっ!そしてまずはお礼を言いたい!深川卿!今回もたくさんのエントリーありがとうございます。しかもこれから紹介する3作品はなんとエントリー初日に持ってきていただけたのですっ!本当にすごい!素晴らしいっ!深川卿のファレホや油彩を使った独特の世界観をぜひじっくり見ていこうではないかっ!
まずはおなじみ!アップからと言うことでじっくりと見ていきたい。今回エントリーしてくださったキットはUnitedEmpireMiniaturesと言うヒストリカルでおなじみのイギリスのメーカー様でしたっけね・・・というかレア!取り扱っているお店自体が少ないっ秋葉原ではミニチュア好きにはおなじみのあそこ(※詳しくは店長へ)にしかないのでは?表情豊かなバストアップモデルが様々あるのですが見てください!このまずは表情です!にしても横顔がかっこいいっ!造形のメリハリをしっかりと活かしつつ、油彩で何層にも重ねられた血色は肌の深みを増しております。
ちょっと引いてドン!と言うことで肌は油彩とのことでしたが、それ以外が今回のコンテストでも重要なファレホでの塗装です!油彩との相性もばっちりですね、ファレホの特性は水性ですが色を重ねるところにあります!色を重ねることで重厚感を増す・・・まさに油彩とも相性ばっちり!肌と洋服がお互いに負けることなく各装飾のノンメタとかもバッチ決まっていますね!かっこいい軍服の代名詞(ドルマン式)ともいわれる飾り紐が特徴的な・・・・って飾り紐が多い!それをすべて丁寧に塗装をされているっ!しかも影となる部分はコメントにもある通りより強く色調を落とすことでしっかりとしたメリハリが生まれております。
さぁ後ろも見ていきましょうね!さっきの正面引きの絵でもわかる通り、こちらの軍服には特徴的な肋骨服もそうですがお帽子も魅力的!今もイギリスのバッキンガム宮殿前に陣取っているガーズマンのような帽子が印象的ですね。それと素材を合わせた袖口やそのほか毛の表現・・・・一瞬、紐や刺繍と同じようになりがちですがそれぞれの軍服の素材感を光を描きこんだり、シャドーを増やすことでこの小さい中に表現している技!お見事なのですっ!
さぁやってまいりました!ミニチュア部門!今回からミニチュア部門はSサイズ、Lサイズとの規定がなくなりすべて3辺が200mm以内の作品をひとまとめでミニチュア部門となっております。最初は種類も少なかったですが今やボークスの取り扱うミニチュアは世界各国14社に上り今後も新作が発表される予定なのでお楽しみにっ!そして今回は取り扱い最初期からあるキメラモデル社より【ヴェネツィアの愛アンジェリカ(胸像)】でのご参加です!
と言うことで今回は後ろから!キメラモデルの中でも「Domin(ドミナ)」シリーズとして、セクシーで艶やかなファンタジー感ある女性となっている今回の原型ですが、ただ女性の立ち姿を模しているわけでなく、とりわけヴェネツィアと言ったら!そうぅぅカーニバルと言うことでまさにこのVKMコンテストが結果発表を待っている際にイタリアで開催される世界三大祭りにも数えられるとても有名なお祭りですね、華やかなお洋服と仮面でおなじみ、今回の配色も一見シックに見えはするものの、緑と赤、青と赤など目につきやすいような配色を行うことで皆さんの目をくぎ付けにしちゃっております!
お尻というか~!ここをみて~!のコーナー!と言うことでかなり重要なポイントとして元がヴェネツィアの女性をイメージしているところからの水の都に欠かせないもの・・・・そう!ゴンドラですね!お肌やドレス装飾と言った部分の表現もさることながら、水の都にあまたあるゴンドラの木部を見事に高級感を出し艶っぽく仕上げていることで作品尾重厚感や深みを増しているのです!あと個人的にはこの垂れる羽根の装飾ね・・・見事に印象的に柔らかな表現となっており、内部に造形はないものの女性らしい丸みを表現されていります。
最後に来てお顔ね!ご尊顔!
カーニバルのベネチアンマスクの下に隠された憂いのある表情がとても印象的!マスクが黄色と緑とグラデーションになるように2色で塗らているため、ドレスとの親和性が高くなってますね!もちろんアンジェリカさんの金髪との相性もばっちり!部分的に色のリンクを挟むことで全体が見事に調和してますね。
また店長のおしゃれだぜポイントを推したい部分としてはその題名にも注目ですね、オペラで有名なイタリアならではアリアの一節『神よ平穏をお与えください!』この女性の憂いのある表情、多色塗りでありつつ再度落ち着いた塗に抑えている計算はこの題名でよりストーリーを生んでいきますね。
題名にも妥協なしっ!深川卿ワールドをぜひお楽しみください。
さぁ最後の作品は大物です!元のキットは目にしたことがある方も多いのでは?現在フリーランスの原型師として国内外で注目を集める大畠雅人(@shiyumaimai)さんのWitchですね~!店長も大好きである、独特の世界観のが見るものを魅了してやまないんですよね。そしてありがとうございます!完成品ってとても貴重ですよね、GKキットは元の作品もそうですが、塗り手で見え方や物語も変わるもの・・・うむうむ!それではじっくり見ていきましょうねっ。
というわけでまずは少し斜めからドン!まず目につくのは目がさえるような真っ赤なドレスですよね、そこから、ぬっっと出てくる3匹の狼がとても印象的です。と言葉で言えば「うんうん、そうそう、まさにねっ!」とお思いでしょうが、このアングルから見ることでわかる凄いところは、スカートの中なのです!暗い森の中にいる一人立っている少女、そのスカートから出てくる3匹の狼にしっかりと目が行くようになんとあえてスカートの中身を真っ黒!にしているのですっ!そしてそれに違和感がないように狼たちの中にも黒狼を配置することでふと気づきにくくしている・・・・うん素敵!少女の血色もつま先は赤めに部分的に緑色にトーンを落とすことで少し血は通っているものの独特の雰囲気が出ていますね。
後ろ姿も見てほしい!通常は正面から飾っているのでなかなかみる事ができませんが、またこの布のドレープが本当にすさまじく綺麗なので見てほしい!布のドレープって実際に美しく作るのも難しいんですよね!布を通してなぜか透けて体のラインが感じ取れるのは造形の美しさももちろんのことながら、均一にこれだけ丁寧に塗っているからこそ感じ取れる素晴らしさ!また近くで見てほしいんですけど、ランプの傘の金属表現やドアの錆など本当にリアルで丁寧、質感が時間がありありと伝わってきます。個人的に暗がりからランプで照らされて現れるという部分であえて髪の毛に影を残すあたり・・・憎い演出がところどころに光りますね。
と言うことでここまで来てのベースに注目をしてください!ベースです!深川卿の作品はベース含め深川作品として完結しているものが多いのです!今回先のヴェネツィアの女性などはどうしても高さ規定があるためベースに乗せることができませんでしたが・・・・見事なベース!ただ時計を持ってきて置いているのではないのです。もう一度言います!見事なベースです!そうぅ、こちらのベースは深川卿がこの作品のために用意されたもの、周りをしっかりと塗り、時間の経過した木を表現、そして写真だとわかりにくいですが今もなおこの時計は動いて時間を紡いでいるのです・・・・深川卿・・・文字盤もオリジナルですね・・・
細部までこだわりぬいた深川ワールドぜひあなたの目で確認してください。
という事で、本日はここまでっ!久々の作品紹介はいかがでしたか?
それではボークスV.K.M ペイントコンテスト7のおさらいです。
それでは今までのの作品紹介こちらっ!
【イベント情報】ボークスV.K.M.ペイントコンテスト8開催概要
■HS秋葉原!V.K.M.ペイントコンテスト8 参加作品紹介 !その1(No.1~3)
それでは皆様のご来店、心よりお待ちしておりますっ!
次回も店長ブログをぜひご期待くださいっ。