ケインが友より受け継いだカスタムAT!
ボークスがシリーズを通じて培ってきた組み立てやすさと、降着機構を含めたフレキシブルな可動機構で「作る楽しさ」満載!!
好評発売中のシリーズ第1弾「ベルゼルガ スーパーエクスキューション」と一緒に揃えて、本編第1部でケインが駆る「青の騎士」2機をコンプリート!
バイザー基部付近および上面は「BTS2」よりシンプルなデザイン。特徴的なマーキングはデカールで表現。コックピットブロックは表面デザインの変更に加え、パイロットの足元をカバーするように覆われている装甲板が新たに追加。
右肩アーマーは、ノーマルタイプのベルゼルガに類似するシンプルな形状に変更。ガード状の鉄板が付属する肩アーマーを持つ「BTS2」とは異なり、左肩にアーマーはなく鉄板を折り曲げたようなシンプルな装甲板のみ装備。特徴的なマーキングはデカールで表現。
本機最大の特徴とも言える「両端が尖っている」パイルを忠実に再現。パイルバンカー射出機構や表面デザインが異なるシールド、後の設定画で描き起こされた「GAT-118改造マシンガン」にもご注目。
※初回限定版は完売いたしました。
名作アニメ『装甲騎兵ボトムズ』の外伝作品。「はま まさのり」氏による原作小説がソノラマ文庫で1985年から87年にかけて刊行され(全4巻)、ホビージャパンから立体作品をまとめたムックが1987・88年に発売されている(全2巻)。主人公のケイン・マクドガルが戦友の仇を追う「黒き炎編」と、銀河規模の陰謀に立ち向かう「メルキア騎士団計画編」から成る。『ボトムズ』の世界観に基づきつつ、巻を重ねるごとに設定やメカデザインが本作ならではのオリジナリティあふれる内容へと発展していく事から、今なおメカファンの間で「伝説の作品」として語り継がれている。
クエント人傭兵シャ・バックが百年戦争時代に使用していたヘビィ級AT「ATH-Q63 ベルゼルガ」を、戦後バトリング用に改造した機体。中世の騎士然としたクエント製AT独特の形状と青色のボディカラーから「青の騎士」とも呼ばれる。「シャドウ・フレア」とのリアルバトルでシャ・バックが殺害された後、ケインはこの機体を引き継ぎ、仇敵を探し求めてバトリング会場を渡り歩く。必殺武器パイルバンカーと、旧劣等種としてのケインの闘争本能が相まって、バトリング選手の間では「200人殺し」と噂されるまでに名を轟かせた。
パイルバンカーは本来の圧搾空気射出式からアームパンチ用カートリッジ3発で射出する方式に改修され、両腕に追加されたアームパンチ機構はソリッドシューターと同じ磁気誘導方式を採用。背面のミッションパックに内蔵されたMC反応増幅器は、瞬間的にだが機体出力を60%増幅させ、グライディングホイールによる高速機動とともに鬼神のごとき戦いぶりをみせる。シャ・バックが施した改造の中には、融機人を含めた異能者や旧劣等種といった「マシンとの適合性が突出して高い人間」のみに対応するシステムなど、ケインの知らない機構も存在する。