横浜ショールーム

皆様こんにちは!
横浜ショールームのスタッフSです。

水性塗料の祭典「V.K.M.ペイントコンテスト10」へご参加頂いた皆様、
誠にありがとうございます‼

現在は店頭にてご参加頂いた91作品すべてがご覧いただけると共に、作品人気投票も行われていますので、ご来店の際にはぜひともお気に入りの作品へのご投票をお願い致します‼

それではエントリーして頂いた作品のご紹介と参りましょう!

本日最初の作品はコチラ‼

「ウルトラマンA　第1話」にてウルトラマンAが初めて対峙した「ミサイル超獣ベロクロン」、こちらの作品はおもちゃコーナーでよく見かけるバンダイのソフビシリーズを改造、リペイントされたもの。
大量生産品故にどうしても出てしまうパーティングラインや各部の粗を見事に処理し、劇中の姿そのままに再現しています！
作品にはベロクロンの特徴的な赤いサンゴを思わせるミサイル部分と黒い体表の部分とでツヤの出し方を工夫するなど細かく気を配った塗装がなされており、足下に目を向けると割れたアスファルトや街路樹の作り込みも素晴らしく、限られたサイズの中にダイナミックな世界観を凝縮した作品となっております。
リペイントされたことでより活き活きとした、撮影用スーツさながらに生まれ変わった超獣ベロクロンによって破壊されたビルや車はガチャガチャのミニチュアシリーズをほぼそのまま使用しているとのこと。
こうして作品を見ると確かにサイズ感もこのソフビシリーズにぴったりで、エントリー受付の際、その自然な仕上がりにガチャガチャ好きのスタッフSも思わず「あれですか！」と唸ってしまいました。
今回がコンテスト初参加というなまらサンダー 様の技術と慧眼が光る素敵な作品をぜひその目で実物を見ていただきたいです。

続いて2作品目に参りましょう。

仕事帰りの3日間という限られた時間でどこまでやれるのか...ストイックな条件下で完成した作品は美しく繊細な仕上がりに。
恐ろしく早いスピードペイントで仕上げられたガーゴイルのメリハリの利いた塗装が素晴らしいですね。
折りたたんだ翼のシワや鋭い爪も細かく塗り分けることで部位ごとの質感の違いがはっきりと見て取れます。
悪魔らしい青を基調とした色合いも淡いグラデーションで単調にならぬよう仕上げられています。
ガーゴイルの足下の石は硬く冷たい質感をガーゴイル本体に近い色調と控えめなハイライトでエッジを効かせて程よい立体感を表現しています。
とても仕事帰りの僅かな時間で塗り上げたとは思えぬこのガーゴイルはキサラギ 様の卓越した技術を垣間見ることが出来る素晴らしい作品となっております！

本日最後を飾るのはNo.77に引き続き再びの登場、今回複数作品エントリー頂いておりますキサラギ 様の作品！

使用したキットは今や入手困難になってしまったズベズダの1/100スケール「SU-152」
今回新設されたミリタリー部門、横浜ショールームでは冬だからなのか独ソ戦で活躍した戦車を製作された方が多くどれも寒々しい北の大地を巧みに表現した作品の数々をエントリーして頂いておりますが、キサラギ 様は小スケールの中に広大なロシアの雪景色を思わせるベースをあしらった素晴らしい作品にてエントリー。
大口径の主砲で当時のドイツが誇るティーガー、パンターといった重戦車を撃破するなどの活躍から「野獣ハンター」の異名を持つ「SU-152」ですが、その無骨で物々しいシルエットとソ連戦車特有のオリーブドラブとは少し色味の異なるグリーンをその塗装技術でしっかりと再現されたこちらの作品。
冬将軍を味方につけドイツを退けたロシアの険しい冬をジオラマエフェクトにて表現されておりますが、ふんわりとした雪ではなく硬く冷たい過酷な銀世界を表現する為に艶と滑らかさが出るようベースに盛り付け、場所によってはあえてベースの地が覗くようにすることでメリハリとリアルな地面の様子を再現されています。
小スケールながらそれを感じさせないほど本物さながらの情景を堪能できる素晴らしい作品ですね！

いかがだったでしょうか⁉
今回も見応えたっぷりの素晴らしい作品でしたね‼

今回ご紹介させて頂いた作品を含め、「V.K.M.ペイントコンテスト10」のエントリー作品は、特設ショーケースに展示させて頂いております!
是非店頭にてじっくりとご覧ください!
また、エントリーの受付は終了致しましたがこのショールームニュースでは引き続き作品紹介をさせて頂きます‼
ショールームニュースの更新情報は「ボークスホビー企画室公式Twitter」でお知らせさせて頂きますので、ぜひともフォローをお願い致します‼
それでは皆様のご来店とご投票をスタッフ一同お待ちしております!