横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介 『M4シャーマン』

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、今回もそんなお客様の制作したスケールモデル完成品をご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

作品名:『M4シャーマン』
制作者様:『生存者』様
使用キット:『タミヤ 1/35 M4シャーマン初期型』

こちらはアメリカを代表する主力戦車M4シャーマンですが…
マーキングを見てお分かりの通り、ガールズ&パンツァーのサンダース大附属高校のケイ車ですね。
以前ご紹介した、アリサのM4A1とご一緒にお持ちくださったものです。
アリサのシャーマンは鋳造車体(ガレージキットのように鋳型で抜きます)でしたので、半ツヤ仕上げでしたが、こちらは溶接車体(プラモや金属模型のように、板パーツを接着・・・というか溶接します)なので、つや消し仕上げです。

いかにもシャーマンらしい姿。
意外に思われるかもしれませんが、アメリカは高い工業力を持つものの、戦前は列強に対して戦車後進国でした。
まず、シャーマンのような大型の砲塔を作るノウハウがなかったので、習作として作ったのが、皆さんご存知ウサギさんチームの『M3 リー』なのです。
だから『M3 リー』は砲塔を車体につけていた訳ですね。
(ちなみに、そのM3 リーは、フランスの『ルノー B1bis(カモさんチームの車両ですね)』の構造を参考にしています。戦車って、ほんと面白いですね。)
そんなわけで、このM4シャーマンのポピュラー感あふれる砲塔ひとつとっても、実は様々なドラマや紆余曲折があったのです。

それでは、制作者様のコメントです。

サンダース大附属高校仕様のM4です。
VVSSはアスカモデルのものに置き換えています。ザッツ戦車道!

VVSSとは垂直懸架サスペンションのことで、M3 リーにも使われている2つの転輪を繋いでいる部分のことです。
アスカモデルのパーツはより精密で、今回もディテールアップ用に使用されました。
さり気なく丁寧に、質感までこだわった素晴らしい作品をありがとうございました!

それでは、次の作品のご紹介でお会いしましょう!