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SWS 1/32 Do 335 横浜組み立て日誌 その3

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
今週もSWS『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』をご紹介していきます。
今回は『射出座席』。
今日のジェット戦闘機では必須の装備ですが、第2次世界大戦ではまだまだ限られた機体にしか装備されていない『レア装備』でした。

これが『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』の座席。
ちなみに射出座席は、脱出時に『尾翼にぶつからないように』とか『後部プロペラに巻き込まれないように』といった理由から取り付けられます。
他では、同じドイツのHe 219 ウーフー 夜間戦闘機や、オランダのフォッカー D-XXIIIあたりが射出座席を採用していますが、他ではあまり見ない、より高額なシステムです。
(フォッカー D-XXIIIもDo 335と同じく、前後串刺しエンジンを備え、前後にプロペラを装備した機体です)

なお、写真では座席の底面に金属物が写っていますが、これは撮影時に座席が倒れないようにするために使ったクリップが写っているだけで、商品付属の金属パーツというわけではありません。

それでは、座席背面隔壁に座席をセットしましょう。

ははは、こうしてみると絶叫マシンですね(笑)。
先程、射出座席は『尾翼にぶつからないように』とか『プロペラに当たらないように』と書きましたが、高速の機体であればあるほどこの危険は高まります。
そして『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』は、その全てを備えた(後部十字尾翼にプロペラ、そして超高速)、脱出時に危険極まりない機体だと言えます。
そのため、脱出時には機体の尾部をまるごと爆砕して切り離し、その上で射出座席という凝った仕掛けが必要なわけです。
そう考えれば高速性能を持った本機が、こうした部分にもお金を掛けて凝ったギミックを備えた『奢った機体』ということが分かるでしょう。

ちなみにこの機体、頭の先から尻尾の先まで全部こんな感じで凝ったギミックのてんこ盛り!
これから順次紹介しますので、お楽しみに。

それでは、SWSのギミックもお見せしましょう。
そ〜れ座席射出!

なんと隔壁部にはレールのモールドが彫り込まれているので、座席はスライドさせて遊べます。
隔壁の裏面や、底板のそのまた下には、射出用の圧搾空気ボンベのパーツが取り付けられるので、『へぇ、このボンベで座席を飛ばすわけね』と更に興味深く組み立てることが出来ますぞ。

それでは、次回は『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』の武装をコックピット全景と共にご紹介します。
この機体、武装がTa 152と同等なんですよね。

SWS『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』は、『コンセプトノート』やアフターパーツ共々、ボークス各ショールームにて好評発売中。

それでは、また次回お会いしましょう!

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