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SWS 1/32 Do 335 横浜組み立て日誌 その1

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こんにちは!横浜ショールームの☆野です。

さていよいよ発売された造形村SWSの最新作、1/32 『ドルニエ Do 335 A-0 プファイル』

そのテストショットが届きましたので、連載の形をとってSWSの『Do 335 A-0 プファイル』という機体の魅力をご紹介してゆきましょう。

Do 335は、ドイツが終戦間際に開発して少数だけ完成させた機体です。前後に一対のプロペラを持ち(つまり、胴体に2つのエンジンが入った機体)、尾翼が十字型をしている特異な形状をしており、その姿からドイツ語で矢を意味する『プファイル』と名付けられました。

ドイツ末期の奇想天外兵器の一つとして、その独特な形状が生粋のドイツ機ファンから根強く愛されてきましたが、その真価は、内部構造を詳らかに明かしてこそ、より改めて理解できます。敗戦間際だというのに、いや、だからこそここまでの技術力とコストをこのレシプロ機に投じたのかと、かならずやSWSを通じてご理解いただけるでしょう。

Do 335は、苦境に立たされたドイツが起死回生を狙って開発した戦闘爆撃機です。その能力は、『制空権のない敵中に単独で突入し』『敵戦闘機を自力で排除可能な火力』『追尾されても振りきれる速力』を兼ね備え、『敵地に投弾して帰投する』ことを目的としており、レシプロ戦闘機として最先端の技術とギミックとコストが投じられています。

そのギミックそのものを、本物を目のあたりにするかのようにプラスチックを使って再現したのがこのキットなのです。

こちらはキットのランナー状態。
ご覧のとおり、機体内部はグレー成型ですが、機体外装は透明パーツ。これはHo 229から採用し大好評だった、完成後も機体内部を楽しめる仕様となっています。

さて、それではいよいよ次回から、内部構造をブロックごと組み立てつつ、『Do 335 A-0 プファイル』の驚くべき構造を順番にご紹介してゆきます。

SWS『Do 335 A-0 プファイル』は、『コンセプトノート』やアフターパーツ共々、ボークス各ショールームにて好評発売中。

それではまた、次回お会いしましょう!

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