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キャラグミン組み立て実演・筆塗り塗装前提編(ケイ)

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皆さんこんにちは! ボークス名古屋ショールーム スタッフMです。

今日は12月5日(日)に行いましたキャラグミン組み立て実演のアフターレポートです。

まずはご参加いただきありがとうございました!

来週は筆塗りでの塗装を予定しておりますので、よろしくお願いします!

12月4日(土) 13:00~ キャラグミン組み立て実演・エアブラシ塗装前提編 (ルーラー/ジャンヌ・ダルク) 【終了】
12月5日(日) 13:00~ キャラグミン組み立て実演・筆塗り部分塗装前提編 (ケイ) 【終了】

12月11日(土) 13:00~ キャラグミンエアブラシ塗装実演 (ルーラー/ジャンヌ・ダルク)
12月12日(日) 13:00~ キャラグミン筆塗り部分塗装実演 (ケイ)

それでは以下、アフターレポートです。

キットの選び方

今回のテーマは「キャラグミンを楽しく完成させる」としましたので、キャラグミン キャラクター一覧などを参考にしながら

  1. パーツ数が多くない
  2. 塗分け部分が少ない
  3. 複雑な形をしていない

を満たすキットとして

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ガールズ&パンツァー 1/7 ケイ を選びました。

構成パーツ 23 ながら細かい塗り分けがあまりなく、1/7スケールという美少女フィギュアの定番スケールですので、お部屋に飾って丁度いい!と思います。なによりスタッフMの推しなので!!!

なにより、ガルパンシリーズのキャラクターはたっぷり出ていますので、集めて飾る楽しさも付いてきます!

パーツチェックとパーツ洗浄

キャラグミンを購入したら真っ先にすることがパーツチェックです。

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キャラグミンは紫外線を防ぐため、成型色ごとにパッキングされていますので、パーツチェックをしながら開けていきましょう。
写真では瞳デカールが各1セットになっていますが、2セット入っていますので、失敗しても大丈夫です。
※万が一、パーツ不足や不良があった場合は、お求めから2週間以内にレシートをご用意の上、ご連絡ください。

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よく似たパーツも「L」「R」が刻印されてますので、パーツチェックや組み立ての時に間違える心配がありません。

パーツチェックが終了したら、次はパーツ洗浄です。

パーツ洗浄については「キャラグミン組み立て実演・エアブラシ塗装前提編(ルーラー/ジャンヌ・ダルク)」に詳しくありますので割愛します。

キャラグミンに関しては、造形村 キャストクリン(離型剤落とし)を使ったパーツ洗浄をする必要がないくらい離型剤が残っていないんですが、ワールドミニズなどの海外ミニチュアは残っている事が多いので、必ずパーツ洗浄を行ってください。

ゲートとパーティングライン処理

パーツ洗浄後、しっかりと溶剤を乾燥させてからゲートとパーティングライン処理を行っていきます。

ガッツリ塗装するときもワンポイント塗装するときも、この工程が一番大事ですので、気合を入れてやっていきましょう!

ゲート処理は

  1. ニッパーなどを使って大まかにゲートカットする
  2. セラカンナ、モーターツールなどを使って少しずつゲートを削る
  3. スポンジヤスリや紙ヤスリで段差を整える

が基本です。それぞれの工程をまとめておこなった方が、工具の持ち替えが少なくすみます。

なおゲート処理の仕上げ(3)とパーティングライン処理は、スポンジヤスリを使うので同時に行いました。

ニッパーによるゲート処理

プラスチックキットと違い、キャラグミンのようなレジンキットは、型にレジンを流し込むためにゲート(湯口)が太いことがおおいので、薄刃ニッパーは絶対に使わないで下さい。切れ味が落ちてしまったり、刃が欠けたりする危険がありますので、刃先が肉厚なものを使ってください。

ニッパーでのゲートカットは、写真の様にパーツから2mmほど離れた場所までをカットします。また、1回で全て切ろうと思わず、何回かに分けてカットしたほうか切り口の白化や割れを防ぐことができます。

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セラカンナ、モーターツールを使ったゲート処理とパーティングライン処理

ニッパーで大まかに切ったゲートを更に削っていきます。同時に大きなパーティングライン処理も軽く削っておきます。

デザインナイフで削ることももちろんできますが、おすすめは造形村 セラカンナです。

刃がないので怪我したり、パーツに刃が食い込むことがありません!ただし、非常に気持ちよく削れていきますので削りすぎに注意して下さい。

太いゲート処理におすすめなのが造形村 ビルドマスターブラック!!(写真後ろ側のツールです)

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ぐいぐい削れていくのでパーツ数が多くなっても疲れない!

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大きいゲートも一瞬で平らになっていくので「ずっと削っていたい......」と思ってしまうほどです。

が、写真を見てわかるとおり、削りカスが大量に出ますので、ラップボード5(アルゴファイル)などの集塵機があったほうが後片付けが楽になります。

小さいゲートや組立後に見えてしまう部分、パーティングラインはセラカンナなどで優しく削り、見えない部分はダイヤモンドヤスリやモーターツールでガリガリ削っていくと良いかと思います。

ゲート・パーティングライン処理の仕上げ

ゲート跡が大分消えてきたところで、ゲート・パーティングライン処理の仕上げをスポンジペーパーで行っていきます。曲面の多いキャラクターフィギュアへのヤスリがけは、厚みと弾力がある 造形村 スポンジペーパー がおすすめです。

今回は 造形村 スポンジペーパー #400-600造形村 スポンジペーパー #800-1000 を使っています。ヤスリがけのときは、力を入れず何度も繰り返すと失敗が少ないです。

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上の写真のように、なるべく目立たなくなるまで優しく何度もヤスリがけを行います。目で確認できなくなっても、触ると分かることもあるので指でなぞって確かめたりしながらヤスリをかけ続けます。

パーティングライン処理のときは、明るい場所で行うとパーティングラインの確認がやりやすいので、お手元ライトもお忘れなく!

パーツ仮組みと軸打ち

パーツのヤスリをかけ終わったら、いよいよ仮組みと軸打ちです!

仮組みだけなら両面テープなどでもできますが、今回はせっかくなので軸打ちをしてみたいと思います。

キャラグミンは瞬間接着剤で接着していくため、一度接着してしますとパーツに分解することが難しくなってきます。そこで軸打ちを行う......のですが、スタッフMの苦手な作業の一つがこの軸打ちでございます。

でもご安心ください!

おケイさん にはガイド穴があるのです!!!

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ガイドにピンバイスを当てて回すだけで最適な位置に穴が開く優しい仕様となっております!
※ガイドのないキットもあります。

このようにピンバイスにマスキングテープを巻いておくと穴の深さをあわせることができるので便利です。

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軸を片側に固定して取り外しが可能にしておくと、差し替えパーツがあるキットだといつでもパーツ交換できるので便利です。

肝心の軸打ち作業中の写真を撮り忘れてしまっていたので、別キットで軸打ちをしたときの写真を使って簡単にご案内です。

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あえて少し大きい穴を作ることで、微妙な位置のずれを補完する方法ですので、軸打ちのハードルが下がりますよ!

そして仮組したケイがこちらです!

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成型色でこの完成度!このバランスの良さ!かわいいが溢れてますね!!
※前髪部分は少しゆがみがあったので、この後お湯で温めてゆがみを直しております。

以上、12月5日(日)に行ったキャラグミン組み立て実演アフターレポートでした。

12月12日(日)は、ファレホを使ったワンポイント塗装を行いますので、おたのしみに!

それでh!また次回のSRニュースでお会いしましょう!


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