みなさんごきげんよう!
ミニチュア塗装、楽しんでますかーーーー!
関東地方は雪が降ったかと思えば、その日の午後以降、すっかり春の陽気になりましたね。
花粉症の症状があまり出ていない隙に、集中力が必要な作業をしている日々です。
さて、いつもはレジンキャスト製のミニチュアを話題にすることが多いのですが、本日はもっとお手軽に手に入るPVC(ソフトビニール)製ミニチュアへの塗装に関して、ご説明しようと思います。
今回、使用するのは、スタジオソータ製のBOXトイ
より、
です。
先週3月21日に配信開始されました、ゲーム「IZON.第1節~封厄の塔~」の主人公の一人が「智人」なのです。
ゲームの設定デザインを見ると、すこーしデザインも彩色も異なっていました。
でもこのゲーム配信に合わせてミニチュアが欲しいので、ファレホカラーで塗装することにしました。
使用しましたのがこの 智人 墨入れver. です。
薄い茶色の成形色に暗色でモールドが浮き出るように墨入れされたヴァージョンです。
塗装前に少しだけ完成度アップの作業をしておきます。
それは、パーティングラインの消去 です。
パーティングラインとは、製造工程でどうしても出てしまう、不要な凸のラインです。
このラインがあると、金型で制作されたおもちゃに見えてしまいます。
やり方は簡単!耐水ペーパー400番に水をつけながら、パーティングを研磨してください。
けっこう硬質のソフビを使用されていますので、簡単に削りとることができました。
それでは、塗装に向けて作業を進めてゆきます
使用するのは、食器洗い用の中性洗剤。
素材を痛めることなく表面の脂分を取り除くことが出来ます。
やり方は、洗剤を歯ブラシに取り、水を少しつけて全体を洗います。
細かな部品を流してしまわないように注意してください。
使用するのはファレホの「ホビーペイントスプレー」です。
様々な素材に使用することが出来る、プライマー成分入りのスプレーです。
今回の様な硬質のPVCにもご利用いただけます。
よーく撹拌していただいた後、全体にスプレーしてください。
のちのち塗装いたしますので、全体に薄く塗布するだけでいいです。
塗布後は、よく硬化するように1日はそのままの状態で保管してくださいネ。
下地処理が終われば、いよいよ塗装を行います。
ファレホカラーを筆塗りいたします。
ファレホ使用時に必要な用品は、先週のSRニュース にて行っていますので、こちらをご覧ください。
この度こだわったのは、表面の粒子感を出すために、点描を行っています。
点描すると時にも、様々な色を隣り合わせて塗っており、元のゲーム画像の雰囲気になるようにしています。
Yoshi.さんが監修しているこの「紡ギ箱」シリーズは、塗装して楽しむことを推奨されておられます。
貴方オリジナルの塗装を楽しまれる際に、ぜひファレホカラーをご使用ください。
この春、ミニチュア制作を始めましょう!!