みなさまこんにちは!
ひきつづきつづく「ファレホペイントコンテスト4」作品紹介。
今回はスケールモデルフロアがお送りします!
まずはこちら!
独自の世界観を見事に再現するミキシングモデルに定評のある みやっちょん さんのジオラマ作品!
1/35スケールで統一された近未来メカ作品群、シンプルながらセンスと見どころあふれる素晴らしい作品です。
誘導灯を振るエグゾフレームベースのメカ。
基礎工作はもちろん、エイジング処理や丁寧なチップもお見事です。
リラックスして某炭酸飲料のようなものをあおるお兄さんも素敵ですね。
ミキシングやジオラマに目が行きがちですが、基礎工作・塗装技術というしっかりとした下地に裏打ちされた作品です。
これは言われなければわからない!?「戦闘メカ ザブングル」より「ホバギー」がベースキットです!
元キットは1/48なのですが、コクピット周りの大胆な改修により、1/35と並べても違和感のない仕上がりですね。
安全圏だからかみんなどこかリラックスした雰囲気ですが、この機体も輸送機ながらしっかり武装しているあたり、この世界の逼迫した状況が見てとれます・・。
吊られたエグゾフレーム。
アンテナやレドームが増設されていて、情報収集・通信機能が強化された機体であることが伺えます。
牽引ワイヤーやその基部など、細かな部分も雰囲気作りに一役買ってくれていますね。
ベースの空母甲板にもご注目。
所々で色の異なったタイルやこまめに塗り直されている白線など、とにかくみどころ満載です。
まさに、360℃どこから見ても楽しめるジオラマ作品!
ぜひ生でご覧頂き、みやっちょん さん作品の真髄を味わっていただきたい!
お次も、みやっちょん様のオリジナルメカ作品です!
巧みなミキシングで再現されたジオラマとなっております。
何やらドライバーが危惧する程荷物が積み込まれていますが、雇い主はそれでも運べと言わんばかりのご様子です。
まるでSF映画のワンシーンを見ている気分になります。それでは作品紹介に参りましょう!
「こんなに積みやがって!」の作品名の通り、何やら補給物資が満載されてます。
こちらの物資はタミヤのMMシリーズから流用されているのでしょうか?
荷物の配置やそれを固定する為のベルトなど、細部まで作り込まれています。
「You can do it」疲れた表情で飛翔するアヒルのステッカーに哀愁を感じられます。
何だか知ってるこの乗り物、皆様は分かりましたでしょうか?
正解は、カニクレーンをベースにされています!
ミキシングレベルが高いと、建設重機がカッコイイSFメカになってしまうのか!
目の付け所が違うところに、関心してしましました。
他にも、エグゾフレームやホバギーも合体しているみたいです。皆さんもどの部分が使われているのか、探してみて下さい!
傍から見守る1人の女性。
この人の乗っているバイクの様な乗り物も、オリジナルメカなのでしょうか?
ちょっとしたメカも非常に作り込まれており、見る者を飽きさせません。またメカだけではなく、フィギュアの塗りも非常にお上手で、今にも動き出しそうです!
「ウルトラマンオーブ」最終回登場のラスボス、最悪最凶の怪獣「マガタノオロチ」ですね!
ウルトラ怪獣シリーズのソフビをファレホでバッチリ仕上げてくださいました!
もともとは玩具のソフビ人形なので、塗装箇所は限られています。が、全塗装を施すと全くの別物ですね!
玩具では可愛ささえ感じてしまうのですが、こちらの作品ではまさしく最悪最凶の超大魔王獣と呼ぶにふさわしい出来栄えです。
汚しオジさん さんの手腕ももちろんですが、怪獣とファレホの相性の良さが伺えますね!
このように、牙などしっかりと塗装してあげればリアルさが格段に増します。
色味も真っ白ではなく、野生の生物のような感じで仕上げれており、凶暴さもUPです。
実はこの部分、玩具のままでは色分けが全くされていません。
こちらの作品では塗り分けだけでなくグラデーションもかけられ、「マガタノオロチ」の禍々しさが絶妙に再現されていますね。流石です。
玩具のソフビといえど、しっかりと全体塗装を施すことでここまでリアルな怪獣に仕上げる事ができる好例でしょう!あなたもチャレンジしてみませんか?
汚しオジさん さん、ありがとうございます!
Gecco製「地獄のゾンビ黙示録」シリーズを用いた地獄のジオラマ作品!
廃墟と化した監獄での遭遇シーンが描かれております。だいぶピンチな状況ですが助かるんでしょうか。
このシリーズ唯一の生存者キットであるヒロイン。すでにだいぶ難儀した様子が見てとれます。
朽ちてボロボロの便座など、事件の前から廃墟と化していた様子が伺えます。
地面や壁面など、自然とそれとわかる建物の作りが見事です。
タフそうなトラック運転手のゾンビ。
損傷の少ない半身と、ゾンビな半身が造形的にも面白いゾンビで、仕上がりも非常にゾンビのそれに仕上がっております。
ぱっと見、生存者に見えて声をかけたらゾンビという、単体でシチュエーションを生み出せる名役者です。
各所に配されたネズミたち。なんだかおっきくて目が赤いのがいますね。絶対悪さしましたね。
これら子役をはじめ各所に配されたコケやガレキ等、作りたいシーンに繋がるストラクチャーが効果的に配され、かつ違和感なく纏まっている手練れのジオラマ作品であると言えます。
コトブキヤさんのHMMゾイドシリーズのガイサックを大改造!ファレホ48%にて仕上げてくださいました!
K-Zo.様は生物のフォルムや考証も大切にしていらっしゃり、今回のガイサックもよりサソリらしいフォルムになるよう、改造が施されています!
サソリらしい黒光りした素体に、ゾイドらしさ溢れるメタリックブルー系の装甲がマッチして、最高にカッコ良く仕上がっております!
頭部周辺は全体のフォルムが平たくなるように改造していらっしゃいます!
素体や装甲の暗めのメタリック系に、シルバーやゴールドの差し色が映えております!
腕部ケーブル状のパーツの赤が、良い具合に凶悪さを演出しており、作品の全体のバランスも取ってくれています!
胴体周辺も、追加パーツを使用して平たくなるように改造!
ヌルッとした質感によって、本作品「ガイサック・ブルーナイトスニーク」独特の"妖しさ"が醸し出されています!
さらに、ウェザリングやチッピング的表現も施されており、密度感を上げる工夫も施していらっしゃいます!
尻尾もオリジナル武装に変更されており、凶悪さに拍車がかかっております!
こちらは暗めのガンメタル系でまとめられており、武骨な"兵器らしさ"を感じることができる部分でもあります!
K-Zo.様の考証力、そしてゾイドに対する情熱とこだわりを細部まで堪能することができる、クールな作品に仕上がっております!
というわけで5作品をお送りしました!
次の作品紹介もお楽しみに!
ファレホペイントコンテスト4まとめは以下の通りだっ!
□前回までのあらすじ↓