ホビースクエア秋葉原

皆様こんにちは！
ファレホペイントコンテスト４の作品紹介、今回は用品コーナーが担当させていただきます！

今回もカワイイ、カッコイイ、美しいの三作品をご紹介。

では、早速いってみましょー！！

【絵筆を向日葵に持ち替えて】

今作例の使用キットは原型師のスタジオサンフラワー様の「クリュティエ=ヴァン・ゴッホ」でございます。 まずは引きの写真にて作品全体のお写真をご覧くださいませ。 Fate/Grand Orderより悩める芸術家ゴッホちゃんをお持ち込みいただきました！ 生命感をフィギュアに吹き込むかのような大胆な色彩と細かい筆致により美麗に仕上げられているのが、お見受けできます。

そしてお次にゴッホちゃんの御尊顔のお写真でございます！ 特徴的なダウナー娘のゴッホちゃんの表情が華麗な塗装テクニックや瞳の描き込みによりしっかりと表現されております。 また髪のグラデーションも完璧で肌や装飾品に至るまで様々なパーツの塗り分けがお見事です！

続きまして、後ろからのお姿もご覧ください！ 作中でもあまり見る事が少ないゴッホちゃんの貴重な後ろ姿を完璧に仕上げられております！ 背面から見るゴッホちゃんも...いい！むしろ最高！ このキット絶対塗ってて楽しいのがわかりますね。 手持ちの向日葵や衣装など質感に合わせて塗料を重ねていく表現の技術や、色選びのチョイスそして難しい陰影の表現など見応え抜群です！

そして、忘れちゃいけないゴッホの点描を彷彿とさせる観る人に大きなインパクトを与えるこのベース！ 観る人を驚かせる色の組み合わせがゴッホの油絵にそっくりなんです！ このように一部分にだけ焦点を当てて作品を見ても妥協がない職人のような塗装技術に驚かされました！ また是非とも素晴らしい作品をお持ち込みいただきたいと思える傑作です。 と、素晴らし過ぎるゴッホちゃんの紹介でした！

【店長コメント！】
みんな大好きなサーバントのフィギュアが、こんなにも独自のアプローチで表現されているぜいっ！儚げな印象のキャラクターを彩度を少し落としめにすることで、独特の雰囲気が見事に表現されていますね。特に、青と黄という正反対の色を組み合わせつつ、シャドーに茶色を加えたり、パンツに緑を追加したりと、巧みな配色で視覚的な調和を取られているのが素晴らしいです。そして何と言っても、台座や筆先に施された油彩風の表現！本家ゴッホを彷彿とさせるような筆致が、本作の芸術性をさらに高めています。キャラクターとベースの一体感があり、まさに「見る人を魅了する」仕上がりですね。素敵！

【それは勇気の究極なる姿】

プラキットの新ブランド『AMAKUNITECH』からリリースされた、ジェネシックガオガイガーでエントリー下さいました。
完成品フィギュアの「AMAKUNI機神　ジェネシックガオガイガー」をプラキットに落とし込むという凄技で立体化されたキット。
キット自体のプロポーションは抜群の一言、そこにマリティア様の確かな塗装技術が光る作品となっています。

作中でも、最強の破壊神と呼称されるだけあり、眼光鋭い強面フェイス。
マリティア様のコメントにある様に、ファレホゲームカラーのメタルカラーで成形色のレモンイエロー系の色から勇者王の名に恥じぬゴールドで塗装された事で顔が引き締まり、重厚感をさらに増しています。
獅子の鬣を彷彿とさせるエネルギーアキュメーターは、元々クリアパーツ成形ですが、メタリックオレンジ系で塗装され、グラデーションも加えられたことで燃え上がる炎の様な仕上がりとなっています。

胸部のギャレオンフェイスも異なるゴールドで塗装する事でメリハリがついていて◎。
キットに施されているモールドがしっかりと認識できるようにスミ入れを施す事も忘れていないのもよいですな～

マリティア様の妥協なき仕事が見える、左腕部の裏側。 防御技のプロテクトシェードのフィンを展開した際の装甲内面もバッチリ塗られていて担当的に非常にGood。
展示上見えない箇所も妥協せず塗りきるこの姿勢は見習っていきたいです。

次回のご参加もお待ちしておりますっ！

【妖艶】

使用キットはFeng Yangkunさんのキットを使った作品のご紹介です。見ていると作品の世界に引き込まれそうになりそうなえもいわれぬ作品の登場です。それでは早速いってみましょう！

まずはご尊顔から。 妖しいほどになまめかしく、それでいてなんて美しいお顔でしょうか。彩度を抑えめにしつつ、ポイントに絶妙な赤味が足されており、これぞ正に「妖艶」という言葉が浮かびます。

また胸部辺りの明度差によって描かれた絶妙なグラデーションが、見る者にえもいえぬ肌の柔らかさとして伝わってきます。いやはや凄い！

妖艶な上半身とはうって変わり、下半身はなんて恐ろしいんでしょう。 見ているこちらを丸呑みするかの如く、大きく開いた口。ヌメっとしたその赤味は、上半身の妖艶とは違い、「生々しさ」という言葉が浮かびます。 このギャップ差がたまらない魅力的な素晴らしい作品でした。

今回の作品紹介はここまで！また次回をお楽しみに～！

ファレホペイントコンテスト４まとめは以下の通りです！