皆様こんにちは!
だいぶ冬らしい気温となってきて、朝晩は寒さが身に染みる今日この頃です。
今回の「ファレホペイントコンテスト4」作品紹介は用品フロアが担当させていただきます。
ファインモールド社の1/35のキットを使ったジオラマ作品のご紹介です。 蒼褐様は前回「郷里へ、1945夏」という作品で、真夏の暑い中、線路の上を復員兵として一人郷里へ向かって歩いている。。。。そんな戦争の一コマを表現された作品をお持ちいただきました。 今回は、その続編とも感じさせる作品をお持ちいただきました。それでは早速いってみましょう!
今作は五人の兵隊が行軍している姿をジオラマ化されています。 5人の帽子・装備品・銃など、沢山の細かい所もひとつひとつ丁寧に塗り分けされており、作品に対する蒼褐の愛を感じます。
装備品も細かいパーツをひとつひとつ丁寧に塗られております。また下半身に比べ上半身が汚れていない点や装備品などから 、これから戦地に向かって歩いているのでしょうか。物語を感じさせてくれます。
編上靴には汚れが塗装で再現されており、その汚れ具合からも、かなりの距離を歩いてきたのでしょう。 更に、看板には英語と中国語で、「危険!道狭し」と書かれていることからも、ただ歩いてきたのではなく、落ちたらケガをしてしまいそうな細くて危険な道を、編上靴が泥だらけになるほど歩いてきている事が伝わってきます。 そして、前作に続き今作もモノクロで撮って見たところ 塗装で表現された明度差の効果で、モールドが浮き立って見え、まるで当時の写真の様な雰囲気を感じさせてくれます。 是非!ご来店された際はお客様のスマートフォンのモノクロ機能で見ることをおススメした作品でした。
コメントにある様に、戦前の東京が舞台の作品なので、バンダイのザク以外にも、トミーテック、カトー(KATO)、グリーンマックス、さんけい、津川洋行など多数のメーカー商品を使用した大ボリュームジオラマ作品でエントリーくださいました。
あおりで撮影する事であらためてザクの巨大さを感じます。写真を撮って気付きましたが、ミニチュアの車とザクの配置がとても良い距離になってますよネ!建物の看板などの手書きで書きこまれている所にもこだわりを感じました。
ザクから逃れる人々と迎え撃つ帝国陸軍など緊迫した空気が感じられます。車両、市民、軍人などしっかりと塗り分けがされている所や、倒壊した建物の粉塵の濃淡にも違いをつけている所が、作品のリアリティを引き上げています。
展示の都合上、見えづらい所もしっかりと作りこまれています。ちょっとわかりづらいですが、電信柱に挟まる様にして突き刺さっているザクマシンガンのマガジンが戦場である事を想起させます。隅々までこだわりを感じる力強い作品でした。次回のご参加もお待ちしております。
今作例の使用キットは青島文化教材社さんの「日本海軍給糧艦」でございます。 まずは引きの写真にて作品全体をご覧くださいませ。 青島文化教材社さんの傑作機を正に傑作と言わしめる塗装の技術と繊細な筆運びによって制作されています。 こだわりのベースはなんと、お手製とのこと! 海上の波表現や艦船に描き込むように塗られた巧みなブラシ捌きによる表現など様々な視点から楽しませてくださる力作となっており制作技術の高さが窺い知れますね! そんな素敵な作品を要所、要所ピックアップしてまいりますっ!
まずはこちら正面のお写真でございます。 手すりのエッチングや、こだわりの張線の緩み表現など様々な技が垣間見れます。 ひとつのパーツに着目しても塗り分けなどがお見事にされており美麗な塗装が施されていらっしゃいます。 アップにしても塗装のハミ出しなどもなく完璧な仕上がりとなっておりお見事ですね!
続きまして、背面からもご覧くださいませ! こちらも正面と同様に美麗な塗装テクニックによって リアルな艦をこれでもかと表現され丁寧に仕上げられておりコンゴウさんの技術の高さが凝縮されております。 ありとあらゆる角度から見ても隙がなく完璧な仕上がりとなっており素晴らしい仕上がりでございます。
そして、キットとよく馴染んで作られているベースにもご注目! 寄せては返す波の表現や進行方向と逆境されておるリアルな水面模様など艦船にも負けず劣らずな手作りベースとなっております。 海の塗り分けもグラデーションによりリアルに再現されており写真を拡大して見るとそのリアルさに驚かされました。 と、素晴らし過ぎる作品の紹介でした!
大人気スマホゲーム『Fate/Grand Order』より、レジスタンスのライダーこと、○○○○○ー・○○○○○でエントリー下さいました。 ※ゲーム未プレイの方に配慮して真名はふせさせて頂きます。ご了承ください。 初ガレキ&初ファレホとは思えぬ高いクオリティの作品。 しかも全てファレホ筆塗りでの塗装という熱量の高さっ!ありがたい限りです。
まずはキャラの魅力とも言える御尊顔からご紹介。 キリッとした鋭い眼光を見事に塗装されているのは勿論の事、特徴的な髭、髪の毛も先端に至るまでしっかり塗られています。 目元や頬、鼻筋のシャドー表現もハッキリしているのでメリハリが効いてて非常に良いですねっ!
コメントにある様に、イラストレーターの『元村人』氏の塗り方を踏襲した影の付け方など、原作へのリスペクトを感じる丁寧な仕上がりとなっています。 腰の本屋や望遠鏡、小袋まで妥協無く塗られているのもGood!
公式のイラストなどでも余り見る事が無い、背中の塗りも丁寧な仕上がり。 影、ハイライトを意識した塗り分けがムラ無く均一な美しい。 帽子や袖の内側の見えづらい所までしっかり塗られているのも◎ 。
力作でのご参加ありがとうございます。 次回もおまちしております!
使用キットはバンダイさんの「HGUCパラス・アテネ」でございます。パプテマス・シロッコが対艦体攻撃用に火力重視で独自設計・開発した機体として作中に登場しました。それでは早速いってみましょう!
うわぁ!なんて綺麗で深みのある緑なのでしょうか。下地にどんな色を塗られたのか凄く気になります。私もこんな風に塗ってみたいぃぃぃ。また各所に施された汚し塗装具合がよい塩梅で、モビルスーツの重厚感が伝わってきます。凄い!
そして見て下さい!この鮮やかなオレンジのラインを!鮮やかなんだけどそれでいて深味があり、美しくもあるる。装甲の緑と織り交ざり、お互いの良さを引き出しあっていてGood!! また、胸部や関節・シールドの裏面など、細部の塗り分けもバッチリで、作品に対する愛が伝わってきます。
背面も見て行きましょう。筆塗りの場合広い面積を筆ムラが出さずに塗るのは難しいのですが、筆ムラを感じさせないとは!ここを見るだけでも、筆塗りのけん2様の高い塗装技術が伺えるそんな作品でした!
今回の作品紹介はここまで!また次回をお楽しみに~!
ファレホペイントコンテスト4まとめは以下の通りだっ!