皆様こんにちは、用品担当です!
たくさんのお客様にお越しいただきありがとうございます!
エアブラシのアジャスター(エアブラシのお尻のバルブ。塗料の出る量を調整できます)と、コンプレッサーのエアー圧の関係図の目安をご紹介しています。
(実演でもお伝えしておりますが、表はあくまで目安であり、使う塗料や個人のスタイルによって変動します)
このテキストに応じて、各種塗料を吹き付けました。
面の平滑性と、塗料の定着や溶剤からのプラ素材の保護の役割があります。
(現在、役割を「アンダーブラックⅡに引継ぎ、メーカー生産は終了して、現在は市場の在庫のみとなります)
こうしたプライマータイプの塗料を吹くときは、クリア塗料の吹き付けと同じく圧力とアジャスターを両方とも開き気味にして
とツヤが出やすくなります。(塗料の「タレ」に注意)
やや高圧気味で、アジャスターも開き気味にすると、「テロテロに濡れたような塗装」が手早く決まります。
繊細なニードルやノズルを備えたプロモデル-Aと、ハイパワーなエンジンであるエアフォースコンプレッサーならではの合わせ技ですね!
これまた、シャドウプライマーマルチと同じく、アジャスターと圧力をやや高めにして吹き付けると・・・
ボーンクロームⅡは、低圧塗装にも対応できるように改良されていますが、やはりベストコンディションは
が扱いやすいです。
また、この先フィニッシュクリヤをオーバーコートすることを考え、メッキ塗料が浸食されないように、
「圧力やや高めで、アジャスターはかなり絞り気味!」
のまま、何度か繰り返し薄っすらうっすらとメッキを重ね吹きしましょう。
(あんまりボーンクロームが薄すぎると、クリヤがメッキを浸食してしまうことがあるのです)
さて、このフィニッシュクリヤのオーバーコートも少しコツがいります。
確かに「クリア塗装」ですが、最初からアジャスターやエアー圧を高めにすると、メッキ塗膜が浸食されることがあります。
最初は圧力弱め、アジャスターもほどほどにしておいて、うっすらと吹き付けて
「フィニッシュクリヤの薄い膜を張る」
イメージで塗装します。
この時、表面がやや曇りますが、ここはぐっと我慢。
これで「メッキ塗膜の防御幕」を張っている段階なのです。
ある程度乾いたら、手早く圧力とアジャスターを開き気味にして、さっと塗りましょう。
先ほどの曇りがとれて、メッキ調が取り戻されます。
(曇りガラスが濡れて透けるような感じですかね)
次のニュースではエアブラシのアジャスターとエアー圧に触れながら、別の塗料をご紹介しますね。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!