皆様こんにちは、用品担当です!
先日12月10日(土)開催した塗装実演
で製作したキットが完成しました!
比較用のファレホと比べてもわかる通り、まさに「手のひらサイズ」のキットですが、とてもディテールが細かく、塗りごたえのあるキットでした。
ファレホの筆塗りとエアブラシを使用して塗装しましたが、実に楽しかったです!
今回は仕上げに、ショールームニュースでもたびたび紹介している
を使用してみました。
ファレホの隠ぺい力を下げ、下地を透過させる溶剤です。
ちなみに前回までの塗装がこちら。
この状態から、「影となる色」「ハイライトになる色」を、「グレーズメディウム」や「マットバーニッシュ(つや消しの上掛けコート剤)」で割ってから、マスキング塗装をすると、下地の塗装を活かしたまま違う色に変化できるのです。
それではさらに、色を重ねてみましょう。
こんな感じで自分でマスキングテープの抜き型を作り、何度も使いまわして同じ模様をたくさん入れています。
さあ、ここにさっとグレーズメディウムやマットバーニッシュで「割った」色を吹き重ねると・・・・
ほら、ご覧の通り模様がもう一つ増えました!
ちなみに、横向きの影の上に、縦向きの影が透けるように重なっているのが分かりますでしょうか?
これもグレーズメディウムの効果の一つです。
さらに、こんな小さな四角模様の型抜きを用意して・・・
エアブラシを吹き付けると・・・
ほら、底面もこんな感じに!
これを見ると、じつはマスキングテープで簡単に作ったいくつかの型抜きが、何度も使いまわされているのが分かりますね(というかバレますね)!
じゃあ、前回からグレーズメディウムやマットバーニッシュの力でどのくらい変わったのかを見てみましょう。
船体の中心線の、右と左で色をわざと変えて、影が差しているように塗装したところです。
そこに、今回のグレーズメディウムで色を透かせて上乗せすると・・・
四角いマスキングテープの型抜きを使いまわして、模様を足しているだけでなく、船体の「縁」の辺りを淡い色でグレーズメディウムで透かして重ねて、グラデーションの色味も「後から再調整」しています。
こんなことが気軽に出来るのも、グレーズメディウムの強みですね~。
手のひらサイズですが、ディテールも細かく、エアブラシも筆塗りも楽しく遊べました!
この完成品は、現在、当店のファレホコーナーにて展示中!
ご不明な点は、是非担当スタッフまでお声がけください!
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皆様のご来店、スタッフ一同心よりお待ちしております。
次回も用品のお得な情報をお届けしていきます。用品コーナー担当でした!