皆さんこんにちは!
そう作品数から考えると作品紹介も残りわずかとなってきましたね。
次回が冬という事で、既に準備に入っておられるお客様もいらっしゃるのではないでしょうか?
皆様塗ってますかぁ~!!!!
ちなみに冬になる前に10月1日には、ボークスホビーの祭典!ホビーラウンドが浅草の東京都産業貿易センターで開催予定でございます、またお知らせできるようになったらお知らせしますね!
それでは本日は久しぶりにお祭りの開催ですっ!
久ぶりの祭りに心躍る店長です!しかもその祭りがなんとっ、なんとっ色をめちゃめちゃ巧みにお使いになることで店長の中で有名な修造様だなんて・・・・・なんていうご褒美!という事でうちのスタッフの中でもファンが多かったりします!記念すべき1作品目はワールドミニズ PFワークス社の【アスタロト(胸像)】の登場である!PFワークスの作品達は日常を切り取ったような造形作品が多い中、アスタロトのようなクリーチャー系も手掛けているんですがヒト型クリーチャーを作らせれば何ともリアルとファンタジーの間を行ったり来たりしている造形が本当に魅力的ですよね。
では見ていきましょう!体です!ご神体です!なんという塗装技術なんでしょうかっ!人のようで帆と出ないその造形に腐っている、死んでいる、生を感じなくなりつつも腐って腫れて・・・・もうあらゆる病気をその身に宿したかのような塗装ですね!全身を這う血管の表現が何とも絶妙ですよね~、血管は通りつつも血液が通っていないかの如く白い肌はまるで死蝋化したような感じに、それでいて造形に合わせ腫れている部分には紫から赤へと変色を進ませる何ともリアルなお肌の表現・・・
そしてご尊顔です!体はすんばらしく生々しく仕上げて頂いております!がっ!これまたご尊顔は元の造形が何とも言えない骨のような、それでいて骨でないような造形ですが、造形を生かした乾いた骨のような印象の塗りは本当にすんばらしいですよね!色の系統は白で変わらないものの、肌は白と青をそしてこの硬質な部分は白と茶色と合わせる色を変える事で綺麗に質感の変化をより強調しています。そしてその歯茎や舌も他とは系統は似ていても色味をしっかりと変えることで別パーツとしてしっかりと成り立っております!
あとこのベースが無茶苦茶かっこいいですよねっ!ベースを中心に波紋のようなものを表現!わざと中心を外していることで力の広がりのようなものを感じますね!黒檀?のベースに対してハイライトを入れるのではなく錆びっぽい色で動きを付けることで無機質ながら肌とはまた違った朽ちた感じが強調されてとても素晴らしい!木製ベースのみを使うのではなく1層こうやって模様を入れることで作品の世界観をぐっと引き上げていらっしゃいます!肌も顔も舌も歯もそうですがリアルで効果的な色選びは修造様の目が本当に素晴らしい証拠なのだっ!
という事で2作品目も胸像ですね!今回の胸像はこれまたワールドミニズっ!ヘラモデル社より【戦姫ラヘル(胸像)】の登場です!ヘラモデル社はアートブックも出しているんですがその独特な世界観や設定がめちゃ定評があり世界中でファンが多いんですよね!しか~も今回のモデルはヘラモデルの中でも新しいラインナップ!「ウェイストランド」シリーズと言ったほうが良いのかな?荒廃したウェイストランドの大地に生きる女性戦士の姿をハイクオリティな造形と品質で表現されているのだ・・・・めちゃかっこいい!
という事でご尊顔を見てみましょう!・・・・いやこのまなざし!マジで凄くないかいっ!圧倒的にきれいな肌の塗りですね、いや肌だけではないんですが・・・・っ!髪の毛の銀髪!そしてこの三白眼ですもの、かのビッグチャイルドのペイントマネージャーもフィギア・ミニチュアの完成度は約8割が顔の出来で決まる!とおしゃっておりましたがしっかりと肌の赤味の調整を施しつつ目の周りに赤いシャドーを的確に入れることで緑の瞳を映えるのはもちろん、白い肌で曖昧になりそうだった瞳の力を最大限引き出してくださっております。
んでもって別角度から見ていきましょうね!少し上から覗いてみよう~!ここでも色のチョイスが素晴らしいですよね、鎧やフラッグなど小さいパーツはオレンジ系の色で塗装を施し、まるで象徴のようにそうびに据えられたシャレコウベは鎧で塗ったいろとはまた異なる色!ここで言えば緑系の色で塗ることでお互いの色を強調しあって塗っている彩度より明るく見えるだけでなくまるで光っている様にも感じます!また凄いのはそのフリーハンドも模様の書き方片口の骸骨すごくないですか!しかもそれも角と連動して光っていることで温度の高鳴りも感じてしまいます。
最後は鎧のドアップですね!この鎧も見てください!今回はこの胸当て部分だけで実は艶がさらに塗られているのです。そうすることでまるで生きているか、あるいはそのグラデーション塗りもあって宝石のような輝きを見せております!そしてもう一つ注目すべき部分は、部分的な火の粉の描き込みにほかなりませんね!しかも火の粉しっかりと光っておりますが、その反射も首元に置かれているファにもしっかりとほんわか反射光が描かれており熱の強さを感じることができております。色数は少ないものの本当に存在感ばっちりな作品となっております!ものすげ~!
はい最後の作品もなんとワールドミニズなんです!しかも~っ!しかも~っ!【ビッグチャイルド社】&【ゼロテ社】のコラボなんですよ~!というか公式コラボモデルとかじゃなくて見事に修造様の手によって2社のミニチュアが合体!したのですよ!何と何が合体したかって?まずは上物はわかる人も多いはず【ゼロテ社】より【ブルート ミノタウロス】さんがっ!そして足元にいるのが【ビッグチャイルド社】の【鬼子の覇者】の足元なんです!何とも見事なコラボなのかしらっ!
という事でブルートさんから見ていこうかな!褐色の肌が見た目にもとっても鮮やかですね、ミノタウロスは言わずもしれた牛さんの化け物ですが肌の色とか悩みますよね、まるでジャージー?毛がない分余計に人っぽくも感じますが赤茶の何とも言えない絶妙な肌は必見です!また鎧もいいですね、肌に合わせた赤の鎧にしかも綺麗に緑でラインを入れるこだわり!しっかりと緑が彩度を保っているのでめちゃ映えるっ!しか~もミノタウロスさんのこのにらみを利かせた三白眼!めちゃ小さい範囲にハイライトで目線をも描く・・・・えっ!素晴らしすぎるんだがっ!あと店長的には角の先に据えられた金属っぽく塗られたパーツですね!造形であるんですが金属の継ぎ足しという解釈が本当に秀逸です!
後ろかも見ていきましょうね!と言ことでここでもぱっと見で素晴らしい部分・・・・もう分りますね!鬣をね、付け足して描かれているんですよ~!すんばらしい!元の造形を生かす塗り方もたくさんしてくださる修造様ですが、こうやって自分自身の解釈で塗りで造形を加える技術がまた素晴らしいですよね!でもそれだけでなく所どころにリアルを詰め込む!例えば斧を持つ左手をご覧ください!ぶった切ったばかりですもの!刃に血合い部分はそりゃ血に塗れますよねっ!と言わんばかりの血液表現など本当に細かいところまで神経が通っております。
という事で足元です~!ついこの前まで小鬼が乗っていたのにいつの間にか重量級なミノさんの足蹴にされている生首さんです!いやすんばらしいですね、血液などの血なまぐさい飛び散った表現をしてはいるものの、異色肌塗装をすることで少しリアル感を弱め気持ち悪さを軽減!しかしてその舌や牙などはリアルに仕上げられることで上に乗っているミノさんとも違和感なく調和されております!ちなみ乗せるとき改造ってしているんですかね?塗装の力で初めからこうであったかのように感じさせる技術は本当に圧巻!もはや感動レベルの作品です!
それでは、今回はここまでっ!また次回の作品紹介でお会いしましょう!
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VKMペイントコンテストまとめは以下の通りだっ!