やぁ皆さんこんにちは！日々着実に作品紹介を続けていこうかと思っている店長です。
VKMコンテスト9も始まったばかりですが、速報ですでに全国126作品集まっているんですって！
いやぁ～、本当に皆様のおかげですね！しか～もそのうちの24作品は当店ときたもんだっ！

まさにっ！群雄割拠！日々写真を撮り、このように作品を紹介させていただけるだなんて・・・
なんて光栄なのでしょうか！お預かりしている作品は大切にメッチャ、それはもうぅ穴が開くくらいに確認させていただき、紹介させていただきますのでどうぞよろしくお願いいたします。

それでは本日も行ってみましょう！
VKMペイントコンテスト9！お客様作品紹介の時間ですっ！

BANDAIのプラモデルと言えば？

そいではっ！本日の一作品目に行ってみましょう！という事で皆様あのBANDAIさんのキットが来ましたよ！皆様はBANDAIというとどんなプラモデルを想像しますか？ガンダムやロボ？ポケモン？最近ではやたら出来のいい仮面ライダー？ですかね？実はスケールモデルもたくさん出しているって知ってますか？本日はそんなBANDAI製品の中ですでに絶版になってしまっている【 1/16　蒸気自動車 ペンデル プリンセス 】の登場なのです！これ本当にめちゃレアキットですよっ！

では見ていきましょう！と言いますか、どっかで見たことあるなぁ～？と思った方もいらっしゃると思いますが、実はこちら本物がバンダイミュージアムにありますよ！見に行ってねVIVA栃木っ！と言うわけで運転席をぜひ見てねっ、蒸気機関に必要な石炭置き場っ！また奥にちらっと見える圧力計はめちゃくちゃ男の子心を擽りますよね。個人的には蒸気機関車のような薄っぺらい座席もめちゃめちゃ注目度の高いポイントです！ハンドルや飾りなど部分的に金色になっており、これから明るい時代がやってくるぞぉ～と言う気合いが感じられますね。

そして叔父様UPです！なんてダンディなのかしらっ！深川卿が得意とする油彩での肌表現でしょうか？ハイライトやシャドウもそうですが色が重ねられることでより立体感やリアル感が生まれますよね～、また今とは違って昔はタバコなどをファッションとして楽しむ側面もあり手元に添えられた小さなワンポイント・・・しっかり先端が灰色っ！そして何より深川卿！しっかりとした時代背景の考察が素晴らしい、1920年代イギリスの男性のファッションそのままに添えられているところ・・・・素敵です！

またこの題名のParade【パレード】と合わせて読み解くと、しっかりとキットにそのままついてくるんですかね？追加かな？ペンデル プリンセス に電飾がついているところを見ると、移動遊園地に来たお父さん？あるいは業者の方？が休憩に軽く一服！っていうストーリーが見えますよね！またこの戦争が終わったばかりのこの時代、移動遊園地をするにももちろん舗装されている広場でするわけでもないはず！大きな蒸気自動車ならではの泥の跳ね返りなど小さなリアルをふんだんに詰め込んだ作品は必見ですよ！

光が見えるっ！神々しい作品がここにっ！

ではでは深川卿の2作品目は？ワールドミニズ【カロル・ルディック アート社】より75ｍｍと胸像の2つの展開で楽しめるキット【ジャンヌ・ダルク（胸像）】での登場です！ポーランドのカロル・ルディックは独特のダークな世界観でも人気ですが、こういった叙事詩的な？題材に関しても本当に目を見張るほどに美しい造形が特徴的ですよね！また胸像や全身などサイズ違いと言うか2パターン展開ある題材などもあるためぜひ皆さんチェックしてみてくださいね！

はい！ではさっそく見ていきましょうねっ！ジャンヌ・ダルクっ！もうそれなりに世界でお馴染みですが、フランスの聖人！19歳と言う若さで異端とされ火刑に処されるまで、フランスの田舎の農夫の娘として生まれ、神の啓示を受け、様々な戦いに身を投じて勝利をおさめ続けたフランスの国民的なヒロインさんですね！お顔のソバカスがいい味を出してますよね～、また鎧の造形のさることながらしっかりと光を意識したＮＭＭ（ノンメタルメタル）が素敵っ！また腰に据えられた盾の紋章もしっかりと【オルレアンの乙女】たるジャンヌダルクの紋章をあしらってフリーハンドで書かれているところっ！見事なこだわりを感じます。

そしてこのキットは胸像ではあるものの、めちゃデカいんです！通常の作例通りに作ればもう少し小さいんですが・・・・・これって槍の棒の部分伸ばしてますよね？そんでもってコメントにも記載がある通り、旗を足してますよね！すんばらしい迫力とバランスですよねっ！その長さ20cm超えっ！手を加えつつも全体のバランスもですが、旗に関してもジャンヌダルクとよく同じくして描かれるキリストと天使の文様などここでも深川卿の深い考察と知識を感じさせてくださっております！

そして忘れちゃならない深川ワールドの一つがこの台座ですよね！台座の作りこみもいつもきらりとセンスが光っているのです！ジャンヌダルクのイメージカラーでもある青を基調としながら作品全体に関してもほぼすべて寒色で作りいただいているおかげで、まるで後光がさしているかの如く、あるいはシーンとして早朝の寒い朝の雰囲気を作品全体にまとわせてくださっています！カラフルな作品はそれだけで迫力もありますが、色を統一させることでジャンヌにも合う静のイメージが全てで感じることができる台座含めトータルコーディネートは本当に流石の一言なのです！

伝説、再開----------！

さぁ本日最後の作品紹介はっ！めちゃビックボリュームの作品がやってきたぞ～！デジタルアーティスト！イラストレーターとしてもめちゃかっこいい作品を次々発表している、なんと第40期のワンダーショーケースにも選出されている【Entei Ryu】さんの1/6　ベルセルク ガッツでの登場です！いや～なかなかレアなキットですよね～！そして何より完成品を見たのが初めてであるっ、本当にありがとうございます！個人的ではありますが、ヤングアニマルで伝説が再開された今っ！ぜひ皆さん、作品紹介前ではありますが見に来てくださいね！

という事であえての台座から見ていこうではありませんか！いろいろな質感が相まみえる台座ですが、部分、部分をそれぞれにしっかりと解釈、またすべてを全く違う方向の印象に塗装を施される当たり・・・・・凄い妄想力っ！基っ！想像力を感じさせますね。岩肌の質感もさることながら、大胆に使われた偏光カラーは見る方向によってその色を変え、まるでシールケが使っている魔法のエフェクトのようにも感じる不思議な綺麗さを再現していてとっても素敵っ！また各所にちりばめられている血痕表現が本当に生っぽくて素敵です！完全な生じゃなくて少し乾燥しているけどみずみずしい感じが凄いっ！

んでもって、顔見せろ～！正面はどうしたぁ～！と聞こえてきそうですがまずは後ろからのアングルも見ていただきたい！しかも下らか覗いてみてみましょう！何はともあれマントも凄いのよっ！造形も勿論すごいのだけど、それに負けないこの塗りを見てください！ガッツと言えば狂戦士スタイルですがっ・・・・基本黒一色の鎧は表現が、難しいっ！と言うのは塗ったことがある方はわかるはず、そこに薄く赤のベースが入ることで鎧が生きているような、また少し柔らかい印象で表情がついているのが素敵です！

どんっ！

どどんっ！

はい！そして皆様待ちに待った、ご尊顔タイムですよ～！いやぁ～ご尊顔タイムと言いつつも、少し引き絵のガッツとシールケも最高ですね！全体的にベルセルクと言う作品だけに落ち着いた色味ではありますが、セキー様のめちゃ推しポイントとしては彩度を落とさない塗の綺麗さだと店長は思うんです！彩度って色を混ぜれば混ぜるだけ落ちていきます・・・つまりは一番彩度が高いのは塗料出したての生絞り状態が一番！つまりはもとより塗装ををこうしようとプランが決まっていると彩度が落としにくいのだ・・・うんナイス妄想・・・創造力！そして塗装センス！

またご尊顔アップも見てください！瞳や眉毛の書き込みが最高ですね、1/6！言うて大ボリュームではありますがシャープな顔立ちの瞳は決して大きくはないですがその中で本当に光彩を描き込み、眉毛を描きこむあたり造形と作品に対するリスペクトが垣間見えますね！
大きいからこそ細かいところまでしっかり見て欲しい作品です！ぜひあなたも近くで見てくださいねっ！

今週もぜひ皆様をお待ちしておりますねっ！

という事で、本日はここまでっ！また次回の作品紹介でお会いしましょう！

【イベント情報】ボークスV.K.M.ペイントコンテスト9開催概要←詳しくはここをクリック！

ＶＫＭペイントコンテストまとめは以下の通りだっ！