ホビースクエア秋葉原

実演!ボーンペイントの可能性を探るッ!!その結果やいかに!?

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皆様こんにちは。ホビースクエア秋葉原用品担当です!


今回は6月6日(土)に行われました実演「カラーメッキの塗り分けは出来るのか!?ボーンペイントの底力を大検証!」のアフターレポートをお伝えいたします!!

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たくさんのご参加、ありがとうございます!

エアブラシでプラモデルがみるみるメッキ調になってゆく様は作っていても見ていても面白く、皆さん興味深くご覧になって頂けたようです。

さて、まずはおさらいです。

ボーンクロームを塗ってみましょう。

アンダーブラックでツヤツヤの黒下地を作ってからボーンクロームを吹き付けます。

普通のメッキ塗料ならここで終了ですが、ボーンクロームはさらに『フィニッシュクリヤ』という専用クリアー塗料でコーティングし、メッキ塗膜を保護することが出来るのがウリです。

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今までのメッキ塗料と似た感覚で塗装できるので、最初のボーンペイントのメッキ塗装チャレンジにオススメです。

やや青みがかったメッキ塗装に仕上がります。

さて、続いてはボーンミラーで塗装。

同じくメッキ塗料ですが、『塗る仕組み』が異なっています。

1、『シャドウプライマー(もしくはシャドウプライマーマルチ)』で下地を作ります。

2、ボーンミラーをしっかり目に吹き付けます

3、フィニッシュクリヤでコートをします。これはボーンクロームと違って『必須』です。

この塗料はボーンミラーを『プライマー』と『クリヤ』でサンドイッチすることが条件の塗料です。

また、各々の工程で乾燥時間をしっかりとって(24時間が目安!)おけば輝きが一層増します。

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クセはありますが、仕上がるとやや黄色みが買った金属的な輝きは、より美しく重厚です。

扱いに慣れてきたらこのボーンミラーがオススメです。

さてそれではこのメッキ塗装した上にカラークリヤを乗せて見ましょう。

メッキ塗料の上には同じくボーンペイントの『フィニッシュクリヤ』シリーズが上乗せできます。

また、キャンディ塗装は慎重に色を乗せる必要がありますが、色を薄めたいときはうすめ液で薄めるのではなく、『クリヤで割る』と、よりやりやすくなります。

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さて、今回は赤のフィニッシュクリヤを吹いてみました。

少し色味が強くなってしまいましたかね?

そんな時は、もう少し透明色である『フィニッシュクリヤ』で多めに割ってみましょう。

キラ~ン!!

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少し赤が淡くなって、下地が見えやすくなったでしょうか。

こんな感じで自分の好みで色をフィニッシュクリヤで調整します。

さあ、それではこのフィニッシュクリヤでコートしたボーンペイントが、マスキング塗り分け可能か検証です!

従来のメッキ塗料は、マスキングテープを貼ったり触ったりすると色が剥がれてしまうため、『基本的に塗りっぱなし』となっていました。

今回マスキング塗り分けが出来たら、航空機モデルなどの、『銀下地の上にマーキング塗装』といったことができるようになります。

そうはいっても、念には念を入れて、ここはクレオスさんの『Mr.マスキングテープ 弱粘着』を使用しましょう。

このテープは粘着力が弱めに設定されているので、多層に複合したマスキングやガレージキットなど、剥がれのリスクを軽減します。

これを使って慎重に・・・レッツトライ!

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試したのはボーンペイントのビギニングホワイト、フィニッシュクリヤレッドの再コート、そしてクレオスのMr.カラーです。

マスキングして~

乾いたら~

慎重に剥がして~

・・・出来ました!

やった!メッキ剥がれがありません!

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メッキ塗料の上からマスキング塗装が出来ました。

これでメッキ塗装の上から別の塗装を施すという、今まで出来なかったことも出来そうですね!

とはいえ、マスキングテープは弱粘着などを使って、剥がす時はゆっくり慎重に行った方がよさそうです。

また、ボーンペイント全般に言える事ですが、下地・メッキ塗装・コートの間はかなり時間をかけて乾燥させてください。

曇りなどのリスクが減り、よりきれいな輝きになりますぞ。

う~む、凄いですねボーンペイント!

新しい可能性が開けそうです。

さて、最後におまけです。

実演でお見せした、『シャドウプライマー+ボーンクローム』の裏技をご紹介しましょう!

ボーンクロームは、下地にグロスのブラックを塗装し、ボーンクロームを吹き付けてからフィニッシュクリヤでコートする、という使い方が定番でしたね。

しかし、ボーンペイント公式の裏技(?)として、

キットにシャドウプライマーを吹きつけた上で、ボーンクローム(ボーンミラーではありません)を上掛けすることで、成型色を問わず、クリヤの上掛け無しで、強度アップを果たすことが出来るのです!

(ちなみに、後発のより使い勝手が強化された『シャドウプライマーマルチ』には、この機能がありませんのでご注意ください)

・・・もちろん、あくまで強度アップなので、クリヤほどの剥がれの耐性はありません。

が、従来のメッキ塗装に比べると格段に剝がれにくく、クリヤを上掛けしない『メッキ吹きっぱなしならでは輝き』も保たれるのです。

それではご覧ください、こちらが『シャドウプライマー+ボーンクローム』の裏技による塗装です!

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クリヤを吹かない分、フラットなメッキの輝きですね!

しかも強度もなかなかのものです。ちなみにこのパーツは成型色が『白』『赤』『グレー』でしたが、シャドウプライマーを吹いてしっかり乾燥させてからボーンクロームを吹き付けると、ボーンクロームもしっかり発色してくれました。

こちらも参加した皆さんに事前に用意したサンプルの塗膜を触れて頂きましたが、しっかりと乾燥させるとメッキがよりガッチリ食いついていることが実感頂けたようです。

というわけで、ボーンペイントのコーティングの可能性を検証しましたが、さらなる塗装表現の選択肢が増えたように感じますね!(ただし、くれぐれも慎重に扱ってあげてくださいね)

今回の記事についてのご質問や、今回塗ったサンプルが見たい!という方は、ぜひホビースクエア秋葉原の用品担当まで!

ご相談はいつでも受け付けておりますので、お気軽にスタッフまでお声がけくださいね♪

それではスタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!