ホビースクエア秋葉原

前面もカッコイイけど窓もすごい! KATOのHOT7000系の魅力をご紹介!!

 ホビースクエア秋葉原 

皆様こんにちは! 鉄道フロアの大和です!!
寒くなりましたね~、温かい温泉に入りたくなる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、今週はKATOから発売されたばかりの「智頭急行 HOT7000系『スーパーはくと』」についてご紹介いたしましょう~~!!

1216_01.jpg
智頭急行は山陽本線の上郡駅(兵庫県)と因美線の智頭駅(鳥取県)を結ぶ路線として1994年に開業しました。
元々は国鉄時代の計画線として建設が進められていましたが、太平洋戦争による工事の休止や国鉄末期の財政難で工事が凍結され、第三セクターとして開業することになりました。

並行して高速道路が整備されると高速バスとの競合が発生する事も予想されたため、高速化を見据えて「スーパーはくと」に使用されるHOT7000系も最高速度130km/h運転が可能な車両として設計されました。

1216_02.jpg
HOT7000系は非電化区間を走る特急型ディーゼルカーということで曲線区間の高速化に必須な振り子機構(カーブ区間で車体を傾けて高速でカーブ区間を通過できるようにする機構)が採用されましたが、先に実用化されたJR四国2000系と同様の「制御付き自然振り子方式」となっています。

車体や台車の形状をよ~く見てみると確かにJR四国の2000系と似たようなところがいくつもありますね。

1216_03.jpg
1994年デビューとは思えない、今見ても斬新な車体デザイン!
JR各社に在籍する振り子式特急型車両はどれも曲線を組み合わせた個性的なデザインが魅力ですが、HOT7000系もスピード感あふれる流線形がカッコイイですね。

よ~く見るとスカートは車体から少し浮いて取り付けられています。
降雪線区に必須のスノープロウ(雪かき)も足元を引き締めてくれます。

1216_04.jpg
屋根上の表現もKATOの「振り子ディーゼルカーシリーズ」に共通の冷房装置と換気扇が別パーツとなったシャープな造形です。

セットに含まれるこちらのHOT7051号車は指定席とグリーン車が半室で区切られた車両です。
車内も専用のインテリアパーツでしっかりと再現されています。(この状態だと見えないけど...)

1216_05.jpg
HOT7000系の窓ガラスはフィルムが貼られているため、昼間は外から車内がほとんど見えません。
今回、KATOさん渾身のギミックとして「マジックミラー」のような窓ガラスが再現されています。

通常時、ご覧のようにミラー状態だと鏡面となっています。

1216_06.jpg
ちょっと周りを暗くすると、こんな感じ!
うっすらと車内の造形が見えますね~。

1216_07.jpg
室内灯を組み込んでみると...ほら、すごいでしょ☆
しっかりと車内の造形が確認できます。 Nゲージの市販製品でこのギミックを採用したのはこれが初めてではないでしょうか。

今週ご紹介した商品はコチラ!

■KATO 10-1693 智頭急行 HOT7000系「スーパーはくと」6両セット ¥24,750(税込)

※商品の在庫につきましてはお気軽にお問い合わせください。

というわけで、今週はKATOの「智頭急行 HOT7000系『スーパーはくと』」についてご紹介しました。
実車の独特な車体デザインだけでなく、マジックミラーのような窓ガラスも見逃せない「年末の大型商品」に相応しい素晴らしい製品です。
是非ご自宅でHOT7000系の魅力を堪能してください!!

次回のSRニュースもお楽しみに!! それではまた~~!!