秋葉原ホビー天国2

これにて完結!『ファレホペイントコンテスト2』引き続きエントリー作品紹介㉒最終回

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

いよいよ今回で「ファレホペイントコンテスト2」の作品紹介が最後となります。
今回も様々な作品が登場しましたね!
それぞれの作品のいいところを、見習ったり、吸収したりして今後の作品制作にぜひ取り入れてみて下さいね。


さてそれでは、ファレホペイントコンテスト2最後の作品紹介を行ってまいります!

「ファレホペイントコンテスト2」エントリー作品紹介㉒最終回どうぞご覧ください!





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参加部門E:モンスター部門
作者名:明卦抄一
メーカー名:バンダイ
作品名:モクロー
ファレホ使用率:80%
コメント:本体をファレホで全塗装しました。

スタッフコメント:「明卦抄一」様の2作品目となります。「ポケモン」シリーズより、モクローが登場。バンダイより発売のポケプラクイック!!シリーズのキットを使用され、ヒスイジュナイパーをイメージしたカラーリングで仕上げられております。通常の可愛らしいモクローとはまた違った印象が感じられますね。

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カラーリングの参考にされたヒスイジュナイパーですが、モクローの最終進化形の一つで、そもそもモクローとはフォルムが大きく異なります。そのヒスイジュナイパーを彷彿とさせるカラーリングをモクローに落とし込む際、「明卦抄一」様は頭部の特徴的なグラデーションを特に意識されたそうです。その他にも瞳の中の塗り分けや足の爪など、ヒスイジュナイパーをよく観察した上で配色を考慮されたことが窺えます。

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全塗装ということで広い面積を塗られていますが、「明卦抄一」様は筆だけでなく化粧用のスポンジも使用されたそうです。筆塗りとは異なる質感に仕上げられており、モクローのふわふわとした羽毛が再現されているかのようです。




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参加部門C:ミリタリー部門
作者名:明卦抄一
メーカー名:ハセガワ
作品名:夕陽のコトブキ飛行隊
ファレホ使用率:95%
コメント:トップコート以外のサフや塗装にファレホを使用しました。

スタッフコメント:続きまして「明卦抄一」様の3作目をご紹介いたします。ハセガワより、荒野のコトブキ飛行隊 一式戦闘機 隼一型 ザラ機仕様が登場です。撃墜されたザラ機が海上で浮いている様子を制作されたジオラマ作品となります。

そしてこちらの作品は、ミリタリー部門にて「銅賞」を受賞されました!おめでとうございます!

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「明卦抄一」様は、隼一型の機体全体をファレホウォッシュで塗装されており、空中戦後を表現されています。
海上に墜ちているため炎の表現こそありませんが、機体中の黒いウェザリングから、隼一型が激しい空中戦を繰り広げていたことが想像できますね。

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注目ポイントの一つでもある「台座」ですが、なんと「明卦抄一」様はジオラマの水表現素材を使わないで水面を作られております!
粘土で水面の造形を作られており、ファレホで海全体を塗装をされて、ドライブラシで波を表現されているとのこと。また海面には歯ブラシで弾き飛ばした波飛沫も取り入れられているアイデアあふれる作品に仕上がっております!



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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:明卦抄一
メーカー名:マックスファクトリー
作品名:コレッタ
ファレホ使用率:95%
コメント:全体の塗装にファレホを使用しました。トップコートは、ガイアノーツを使用してます。

スタッフコメント:そして「明卦抄一」様4作目となります。
山下しゅんや先生のイラストでお馴染みのシリーズ、マックスファクトリーよりminimum factory コレッタが登場。全高90㎜という大きさに、山下しゅんや先生の描くコレッタの魅力が詰まった作品となっています。

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全高90㎜という大きさで目に留まるのは、やはりフィギュアの命でもある顔ですね。コレッタの瞳はデカールを使われていますが、頬のチークや唇は塗装されていて、コレッタの顔に表情をつけられています。
山下しゅんや先生のイラストの特徴でもある「頬のチーク」をイラストのように塗られている「明卦抄一」様のこだわりはさすがですね!

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「明卦抄一」様は、コレッタの装飾にも気を配られて塗装されていて、帽子のゴーグルやショルダーホルスターなど、金属の留め具までしっかりと塗り分けられています。またシャツ袖のグレーのラインやボタンなども、イラストやメーカー塗装見本と同じように細かく塗分けられているところも、本作品の見どころとなっております。




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参加部門F:フリー部門
作者名:いしころ
メーカー名:バンダイ
作品名:BOBAFETT
ファレホ使用率:80%
コメント:プラ材は全てファレホで筆塗りしています。岩は100均のアクリル絵具で塗りました。

スタッフコメント:バンダイ 1/12 ボバ・フェット+1/144 スレーヴ I のジオラマでのエントリーは「いしころ」様になります。ご自身でポスターを描いたらどうなるか?、というイメージを具現化されたとのことです。

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模型をやっている方には説明は不要でしょうが、自分のイメージをそのまま立体作品にすることは、とても高い技術と破綻なくまとめ上げるセンスが必要なものですが、「いしころ」様はそのどちらもお持ちのようで、公式グッズかのような出来栄えです。

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そして写真では分かりにくいことが申し訳ないのですが、この作品は塗装もとても高レベルで、細かく繊細な色の変化が凄いのです。写真でも比較的わかりやすいのはボバ・フェットのズボンのライトグレーです。単純に陰影があるだけでなく、同一面でもグレーに濃淡があり且つそれが自然につながっているのです。
構図から塗装までどこまでも妥協することなくイメージを完璧に再現された見ごたえのある素晴らしい作品をありがとうございました。そしてスタッフセレクト賞の受賞、おめでとうございます!



さて、今回のご紹介でファレホペイントコンテスト2作品紹介は終了となります。
最後までお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました!
コンテストに少しでもご興味が湧いた方は、是非ご参加をお待ちしております!

そして次回は、遅ればせながら「ファレホペイントコンテスト3」の作品紹介を行ってまいりますので、ぜひお楽しみに!


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