秋葉原ホビー天国2

『ファレホペイントコンテスト2』引き続きエントリー作品紹介⑲

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

いよいよ7月に突入し、今年も夏が訪れました!
天気予報では、今年の夏は暑いようなので、熱中症には気を付けて過ごしてくださいね。
そして夏はイベントシーズンでもあります!皆さんのご予定はいかがでしょうか?
もし迷っているのであれば、ぜひボークスのイベントにご来場ください!
ホビー天国2では、ワールドミニズエキスポやF.S.S.展などが開催予定となっております!
気になった方は、ぜひHPをチェックしてみてくださいね!


さてそれでは、ファレホペイントコンテスト2の作品紹介を行ってまいります!

今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑲」ご覧ください!




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参加部門:ロボ、メカ部門
作者名:クドウ・ジョウジ
メーカー名:wave
作品名:「情景、個と社会」
ファレホ使用率:100%
コメント:全てファレホ筆。対比表現として遠近法やツヤ有無、明暗強調を用い、攻殻機動隊のテーマ性を探求しました。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストにて、ロボ、メカ部門「金賞」を受賞されている「クドウ・ジョウジ」様が、今回もご参加くださいました!

今回使われたキットは、ウェーブ 1/24 タチコマで、攻殻機動隊の世界を舞台に、遠近法を取り入れたジオラマ作品となっております。
妖しく光る夜の東洋の街並みや、タチコマに移り込むネオンライトの光など、見どころが多い作品となっております。

そして今回のロボ、メカ部門にて金賞を受賞した作品となります!
「クドウ・ジョウジ」様は、前回、今回とロボメカ部門にて金賞を受賞されました!本当におめでとうございます!

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ご覧の通りに、街並みの作り込みや一つ一つの塗装にこだわりがあり、見どころが非常に多い「ジオラマ作品」となっています。
特にフラッグや看板などが、ホログラム投影されている様子をクリア素材を使われて表現されていて、「近未来」を想像させる演出となっています。
また壁際のお店やシャッター・街路への塗り込みはリアルな表現となっていて、夜のネオンライトが移り込んでいる様子が描かれています。

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背景の街並みを映し出すかのように、タチコマへの街のネオンライトが映り込んでいるのがお分かりでしょうか?
通常のジオラマであれば「光沢仕上げの表面にジオラマの背景が移り込んでいる状態」となるのですが、「クドウ」様はタチコマのブルーのボディに「街のネオンライトを描き込まれて」ネオンの映り込みを表現されているのです!
ほぼ曲面で成型されているタチコマのボディに描き込まれているネオンの光は、アート作品のような仕上がりとなっております。
アーティスティックな作風で仕上げられた本作品は、まさに「攻殻機動隊の独特な世界観」を表現されていて、見るものを飽きさせない作品に仕上げられております!




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参加部門:ガールズフィギュア部門
作者名:あだみょん
メーカー名:ゴレット
作品名:サツキ
ファレホ使用率:3%
コメント:胸のほくろと銃にファレホ使用。面積は少ないけど目立つところに使いました。

スタッフコメント:前回ファレホペイントコンテストにご参加くださった「あだみょん」様が今回もご参加くださいました!ありがとうございます!

大人気ソーシャルゲーム ブルーアーカイブより京極サツキが登場。イベントディーラー ゴレット様のキットを使用されて、ガールズフィギュア部門でのエントリーとなっております!

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京極サツキはゲームに登場したばかりで、NPCでありながらも人気が高いキャラクターとなっています。作中の登場シーンは限られていますが「あだみょん」様は、京極サツキを劇中のイメージ通りに仕上げられております。
特に切れ長い目や、口から見える八重歯などのチャームポイントをしっかりと抑えていて、サツキらしい表情を見事に表現されています。

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「あだみょん」様は、制服の色が黒と赤という基調を生かして、メタリック塗料 シャンパンゴールドを取り入れられたワンポイント塗装をされています。ブルーアーカイブの個性的なデザインの制服を絶妙な色合いで見事に仕上げられております!




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参加部門:ロボ、メカ部門
作者名:乾麺
メーカー名:スクウェア・エニックス
作品名:モス・シケイダ改風味
ファレホ使用率:35%
コメント:関節や一部塗り分けにファレホを使用しました。ストラクチャーアーツはいいぞ・・・

スタッフコメント:スクウェア・エニックスの名作ゲーム「フロントミッション」より、ヴァンツァー モスのカスタム機体が登場。
艶消しの装甲とメタリックの内部メカの塗り分けは、90年代のデザインとは思えないスタイリッシュな仕上がりとなっております。

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本作品は同シリーズ「フロントミッション オルタナティヴ」のシケイダ改をモチーフに、ストラクチャーアーツvol.4 モスをシケイダ改風にカスタムした機体となっております。
モス/シケイダは同系統の機体で見た目はほぼ同じ形状ですが、足のローラーなどが違いとして目立ち、「乾麺」様がカスタムされた部分となります。その他、頭部や盾、バックパックなどもカスタムされていて、ファンには見ごたえのある仕上がりとなっております。

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モス・シケイダ改風味のメインカラーとなる「濃紺色」はシケイダ改の特徴色となっていて、「乾麺」様はシャドウ塗装との組み合わせでモス・シケイダ改風味を塗られています。
また繊細なスミ入れは、ストラクチャーアーツ独特の精密なモールドを見事に表現していて、85mmほどのサイズ感を感じさせないほどの美しい出来栄えの作品となっています!




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参加部門:ミリタリー部門
作者名:ツナ侍
メーカー名:タミヤ
作品名:M4シャーマン
ファレホ使用率:98%
コメント:荷物に少しアクリルガッシュを使用したのと、仕上げのつや消しクリア以外は全てファレホです。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストに参加された「ツナ侍」様が、今回もご参加くださいました!ありがとうございます!

今回は「ツナ侍」様の得意ジャンルであるミリタリー作品にてエントリーくださいました。使われたキットは、タミヤ 1/48 M4シャーマンとなっていて、戦車によく似合うウェザリング仕上げにて制作されております。
そして、今回のミリタリー部門にて「金賞」を受賞された作品となります!おめでとうございます!

ボサボサの太めの筆で、少しかすれるような感じでファレホを重ねることで、筆塗り特有の味わいのある質感と面による色味の変化を巧みに表現され、1/48かつ戦車としては小型なシャーマンが単独でも存在感ある作品となっています。

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そして本体に気を取られていると意外にお粗末になるOVMや荷物の面々...ですが、「ツナ侍」様はその点も抜かりなしですね。これほどの数になっても種類、素材によって丁寧に塗り分け、陰影も自然に強調して硬質な戦車との対比もお見事です。

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ウェザリングは全体的に抑え気味にされ、ベースのグリーンの色味・質感をしっかりと残しならも、全体としてまとまりのある実在感溢れるリアルさを出している加減のうまさも光りますね。まるで絵画の様な雰囲気の重厚感のある作品をありがとうございました。





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参加部門:ロボ、メカ部門
作者名:歯
メーカー名:バンダイ
作品名:エールストライク
ファレホ使用率:80%
コメント:サフ後ファレホを使用して筆塗り塗装しました!様々な挑戦を詰め込めて満足です!

スタッフコメント:機動戦士ガンダムSEEDより、主役機体のHGCE エールストライクガンダムが登場。元のキットとは異なるオリジナルの配色がなされ、オープニングでお馴染みのタイトルバックポーズがバッチリ決まっています!ファレホでの塗装は初めてとのことですが、本作品で様々な技法を試し、大変多くの挑戦を経験できたそうです。

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「歯」様は全体を寒色系に統一し、その上からファレホのモデルカラーを乗せていき、色の異なる各部同士でも統一感を損なうことなく仕上げております。

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やはり一際目を引くのは、スカイブルーとホワイトのグラデーションですね。なんとこちらのグラデーション塗装、とある発想から筆ではなくスポンジを用いた技法で仕上げることにしたそうです。その発想というのは、ご自身でメイクをされている際に、ちょうど使用していたメイク用のスポンジが塗装でも活躍するのではないかと思い至ったことがきっかけとのことです。エールストライカーのウイングパーツから、シールドのような広い面積まで涼やかなグラデーションが見事に施されております。自由な発想と共に「歯」様が楽しんで製作してくださったことがよく伝わってくる作品でした。




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参加部門:フリー部門
作者名:行き詰まり
メーカー名:タミヤ
作品名:日通ハンヴィー
ファレホ使用率:100%
コメント:車体は新ゲームカラーのゴールドイエロー、幌はメカカラーのファニーイエローをそれぞれ使っています。

スタッフコメント:前回のファレホペイントコンテストに参加された「行き詰まり」様が、今回もご参加くださいました!ありがとうございます!

タミヤより、1/48 アメリカ現用多用途装輪車 "カーゴ キャリヤー"が日通イエローにリペイントされて登場。マル通マークもしっかり入っております。
「行き詰まり」様は、元キットの荷台のキャンバスカバーと、日通トラックの幌が似ていたことから本作品の製作に至ったとのことです。車体と幌のイエローの微妙な色の違いがしっかりと色分けされており、実車をよく観察して塗装に取り組まれたことが窺えます。

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「行き詰まり」様は成形色の上から、車体はゲームカラーのゴールドイエロー、幌はメカカラーのファニーイエローをそれぞれ3回ほど塗り重ねており、隠ぺい力の低いイエローを見事に発色させております。そしてその上からエクスプレスカラーのウェーストランドブラウンをフィルタリングするように塗布し、自然な汚れを再現したそうです。特に幌の部分はパーツの造形とエクスプレスカラーのコントラスト表現が相まって、布の質感がリアルに伝わってきますね。

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さらにタミヤの情景テクスチャー粘土を使ったジオラマ土台も製作されており、まるで荒野を走る日通ハンヴィーが本当に実在したかもしれない世界を感じさせる作品でした。




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参加部門:ロボ、メカ部門
作者名:行き詰まり
メーカー名:コトブキヤ
作品名:ADFX-01
ファレホ使用率:100%
コメント:機体上面にメカカラーのファントムグレー、下面には新ゲームカラーのサンライズブルーを使用しました。

スタッフコメント:続きまして「行き詰まり」様の2作目をご紹介いたします。ロボ、メカ部門でのエントリーで、コトブキヤ ADFX-01が登場。人気ゲームソフト エースコンバットシリーズの「インフィニティ」および「7」に登場する機体で、「行き詰まり」様独自の塗装にて仕上げられています。

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ロービジカラーを想像させるような単色の機体色は、ファレホメカカラー ファントムグレーを使われています。
ADFX-01は、ゲーム内では「白を基調とした片翼だけ赤い」独特のカラーリングとなっていますが、本作品ではファントムグレーを基調として、ダークグレーのポイント塗装となっています。前進翼という機体の独特な形状からSu-47 ベールクトを想像させるような格好いい仕上がりになっていますね。

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機体底面にはゲームカラー サンライズブルーを使われていて、機体表面のダークなカラーリングとは、また違うイメージで仕上げられています。
明度の高い色鮮やかなブルーは、地上から見れば空のスカイブルーに溶け込むかのような色合いとなり、とても効果的な迷彩になっていますね!




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参加部門:ロボ、メカ部門
作者名:ミヤギ・ルカ
メーカー名:バンダイ
作品名:決闘用アメイン ソウリュウジン
ファレホ使用率:90%
コメント:ファレホは筆塗りを活かせると思い色々な塗り方を試してみた。児童誌のキャラをイメージしたカラーリング。

スタッフコメント:境界戦機より、HG ブレイディファントムが登場。境界戦機にてラスボスを務めたアメインが2色の炎をまとって、元キットとは全く異なるオーラを醸し出しています。「ミヤギ・ルカ」様は児童書のカードゲームキャラクターをイメージして青い炎、赤い炎を宿したカラーリングを意識されたそうです。

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モデルエアーのブラックを塗布後、右半身はファイアレッド、左半身はライトシーブルーを筆の短いタッチで複数回塗布するといった特殊な塗り方をしております。こうした筆の流れをあえて残した技法からは、「ミヤギ・ルカ」様がアメインの装甲の表面をゆらぐ炎を表現しようとした狙いが感じられます。そしてその技法がより顕著に表れている箇所が、両腕に装備したマルチガントレットとソードですね。刀身上でうねる炎の表現が、まるで立体エフェクトを思わせるほどの迫力を持たせています。

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頭部に施された両眼、右大腿部には「双龍神」、左大腿部には「爪竜刃」などなど、元キットのイメージに囚われず唯一無二のキャラクターを作り上げていった「ミヤギ・ルカ」様の作品でした。





さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!


絶賛開催中「ファレホペイントコンテスト3」の詳細はこちら↓
只今レジにて申込用紙配布中です!

■ファレホペイントコンテスト3
申込用紙配布:レジにて絶賛配布中!
作品受付期間:2024年6月1日(土)~2024年7月7日(日)★今ココ!
人気投票受付期間:2024年7月13日(土)~7月28日(日)
結果発表&表彰式:2024年8月4日(日)
作品返却期間:2024年8月25日(日)迄

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