秋葉原ホビー天国2

『ファレホペイントコンテスト2』引き続きエントリー作品紹介⑧

 秋葉原ホビー天国2 

皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!

暖かくなったと思ったら、今度は夏日!さらに来週は雨模様!と天気がコロコロ変わり、寒暖差が激しい日々が続いております。寒暖差対策をしっかりと行って、風邪などひかぬように日々注意していきましょう!


それでは作品紹介へと参りましょう!

今回も様々な力作が登場しています!「ファレホペイントコンテスト2 作品紹介⑧」ご覧ください!



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参加部門B:ロボ、メカ部門
作者名:shiro
メーカー名:バンダイ
作品名:リコザク last stooting
ファレホ使用率:90%
コメント:見えている部分は、ほぼファレホです。ファレホは、隠ぺい力、塗膜が強く、使いやすいですね。

スタッフコメント:バンダイよりHGUC ザクⅡ REVIVEが登場。ドラマ「量産型リコ-もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」に出てくるザクⅡをモチーフに、機動戦士ガンダムの名シーン「ラストシューティング」の場面を作られたパロディ作品となります。
また今回スタッフセレクト賞を受賞された作品です。おめでとうございます!

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「shiro」様は「映画 機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙」のポスターをオマージュされて塗られたそうで、ポスターに描かれているガンダムと同じようにザクの頭部と左腕にダメージ表現をされております。そのダメージ表現は細かく作られていて、ポスター同様に内部機械の配線が千切れている様子をワイヤーで忠実に演出されております。また塗装技術も素晴らしく、描かれているガンダムと同じウェザリングをファレホで再現されていて、モビルスーツの重厚感や宇宙ウェザリングを見事に表現していますね。

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後ろからだとよくわかるのですが、台座にも工夫をされていて、足の後ろには岩の欠片がゴロゴロしているのが見られます。
これはラストシューティングの舞台が鉱物資源要塞ア・バオア・クーであり、基地化された内部に残っていた鉱山部分の名残を表現されたものになります。ガンダムを知っている人がニヤリとするような演出もファンにはうれしいですね。



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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:シロヌコ
メーカー名:原子和臣
作品名:陶器人形
ファレホ使用率:30%
コメント:原子和臣さんのガレージキットをケープ、台座をファレホで塗装しています。

スタッフコメント:イベントディーラー 原子和臣様のキット「ネモフィラ」を使用された作品がガールズフィギュア部門にて登場。花のネモフィラと同じような色のツインテールと、陶器のような真っ白いワンピースが特徴的な作品となっております。

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「シロヌコ」様は作品名に「陶器人形」とされているとおり、作風も陶器のような光沢感を出すような塗装をされております。
また肌や顔などは、細かい造形に合わせて陰影をつけて立体感を出されていて、照りが強すぎないように光沢感を抑えたクリア塗装をされているほか、服のシワや造形にも立体感を出すために丁寧に陰影をつけています。濃すぎない陰影は、服の柔らかさを感じさせますね。

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手すりや足場のオブジェクトが歪んで見えるのは、造形自体がそのように作られており、ワンピースの裾やオブジェクトの端が金色になっていることや、足元にはの金色の物体が見られることから、陶器人形のように具現化されたネモフィラの妖精が、こちらを見て笑っているというファンタジー感を想像させますね。



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参加部門D:ガールズフィギュア部門
作者名:フィリス・ユリースト
メーカー名:バンダイ
作品名:格闘型Sister フィーニ・ツヴァイシュヴァート
ファレホ使用率:99%
コメント:新ゲームカラー、偏光塗料のシフターズ、ポリウレタンバーニッシュ、メカカラー等を使用。エアブラシ塗装。

スタッフコメント:「フィリス」様の今回2作目は、ガールズフィギュア部門にてエントリーされており、バンダイ 30MSとコトブキヤ FAGを組み合わせたカスタム作品となります。カラーリングも制作者独自の塗装を施されていて、まさに「少女×メカ」の王道カスタムに仕上がっています!

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「フィリス」様は、30MS オプションパーツのボディにFAGのパーツを取り付けられているのですが、説明書に記載のカスタム方法ではこの組み合わせが成立しません。そこで股関節の軸が同じ径・同じ機構であることに注目し、太腿からパーツを交換して、FAGの脚をそのまま30MSボディへと取り付けているのです!また「同じ軸径で同じ機構であれば取り付け可能」というプラモデルの概念から、背中の武装もFAGの物を取り付けられています。

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カラーリングは、黒・青・紫と寒色系カラーでまとめており、赤や金をポイント塗装とされております。またボディがつや消しで、武装はメタリックといった統一があるため、全体的にメリハリのついた仕上がりとなっております。
「フィリス」様のようにパーツをカスタムして、自分だけのプラモデルを作られるのも楽しみ方の一つですね!



さて、今回のご紹介はここまで!
今後もコンテストの参加作品を順次ご紹介してまいります。次回を是非お楽しみに!

■ファレホペイントコンテスト3
開催時期:2024年6月頃を予定
詳細発表:2024年4月末頃予定