皆さんこんにちは!
ホビー天国2-3階担当スタッフです!
只今、ファレホペイントコンテストは人気投票期間中となっております。
投票期間は7月30日(日)まで。まだまだ投票受付中です!
果たしてどの作品が選ばれるのか!?皆さんもお近くのボークスショールームで「これだっ!」と思う作品に投票してみて下さいね!
それではここから先はいつもどおり、ホビー天国2のエントリー作品の数々をご紹介していきましょう!今回は作品紹介⑦になります!
今回も様々な力作が登場していますので、ぜひご覧下さい!
■エントリーNo.020
スタッフコメント:ミリタリー部門より、MENG MODEL WWT ドイツⅡ号軽戦車が登場。戦車という兵器ながらもデフォルメされたシルエットに加え、戦車常識を覆す塗装がなんとも可愛らしい!製作者は「メルティ村人」様、今回2作品目のエントリーです。
戦車の怖いイメージを崩すように、楽しく可愛らしく仕上げたいという製作者の思いが込められており、車体の至るところにラクガキのようなペイントが施されております。砲塔部上面に描かれているのはゲームのコントローラーでしょうか?
車体下まで色々と描かれております。まるでゲームに登場してそうなカラーリングが、デフォルメされたシルエットにぴったりフィットしていて、スケールモデルでありながらまさに意表を付いた作品となっております。
■エントリーNo.021
スタッフコメント:引き続きメルティ村人様の作品で今回3作目のエントリー。
ガールズフィギュア部門より、左手工房 森の姫君が登場。ファレホ使用率は100%、独特なアーティスティックな仕上がりの作品となっております。
オリジナル塗装が光だとするならば、こちらは闇といったところでしょうか。
作品全体を暗い塗装で仕上げてるだけではなく塗り方にクセをつける事で「ただ暗い」ではなく「怪しい暗さ」をしたてています。まるで夜の森を表しているよう。
体表面に呪詛のような模様が描かれているのが、伝わってくる禍々しさを更に引き立てています。
また、全体が暗く仕上げられている中でも部分的に目立っている黄色が、闇夜の森の中で彷徨いつつも、ようやく見つけた灯火を表しているようですね。
■エントリーNo.022
スタッフコメント:モンスター部門より、イベントディーラー「Hotgoblin」様のガレージキット作品を使用。メルティ村人様4作品目のエントリーです、たくさんのエントリーありがとうございます!
持ち前の独創的な塗装表現で竜の心情を表現した作品。
カラフルな色使いでありながらも作品手前側を明るく配色し、奥側に暗い色使いをしているため、拡散しがちな立体感を損なうことなく作品を仕上げております。
また、あえて体の内側を単色に塗ることで外観の立体感を引き立てているのもポイントですね。
竜が大切なものを守ろうとする際、相手を脅かすために咆哮を放ったときの様々な心情を表した作品とでも言いましょうか。焦り・驚き・恐怖・怒り・脅えといった感情が混在した表現が見事ですね!
■エントリーNo.023
スタッフコメント:メルティ村人様5作品目はロボ、メカ部門にてエントリー。バンダイ SDガンダム EXスタンダード ガンダムエアリアルを使用した作品です。
これで5部門のエントリーとなり、あと一つで全部門制覇となります!
独特な塗装方を主体に、今度は下地に油絵の具を使用との事。模型制作としては非常に珍しい塗装方法となりますね。(ウェザリングやウォッシング、フィルタリングなどに使われる事がしばしば)
油絵の具独特の立体的な凸凹の表現が作品のあじを引き立てています。機体表面に出ている凸凹はパテではなく、油絵の具が固まるとこのようになるのだそうです。
ガンダム水星の魔女の設定を活かした作品コンセプトにて製作との事(当時はまだアニメ放映途中)。エアリアルとルブリスにおける自身の葛藤や苦悩といった呪いの様な心情が伺える作風となっておりますね。
全体のカラーバランスもキャラクター設定を意識した配色となっています。
■エントリーNo.024
スタッフコメント:バンダイ 境界線機 HG 1/72 メイレスビャクチをベースにしたミキシング作品が登場。
パーツの組み合わせにかなりの時間をかけたとの事もあり、機体バランスの組み合わせが格好良くまとまっております!
コンシューマーゲーム アーマード・コア5をイメージして制作されたとのこともあり、色といい形といい派手さのない選別が、荒廃した近未来観に非常にマッチした機体となっていますね。
単色でありながらも、機体と武装の下地に暖色と寒色を取り入れベタにならないように塗装。
仕上げに作品全体に施されたアルミニウムのドライブラシが、重厚感あるれる仕上がりとなっております!シンプルイズベスト!
ご本人様曰く「お手軽且つ、重厚感ある塗装を目指した!」との事ですが、まさにイメージ通りの作風ですね!
■エントリーNo.025
スタッフコメント:ロボ、メカ部門より、バンダイ 30 MINUTES MISSIONS エグザビークル 装甲突撃メカver.のカスタム作品が登場。
同シリーズである30 MINUTES SISTERSのキャラクター・シアナ=アマルシアは、メインカラーがブルーで統一されているキャラクターであるため、その専用機と想定して塗装されているので見事に青色の機体に仕上がっています。
ファレホ使用率は90%。本体色のブルーがファレホで塗られているので、塗装面積的にはほぼファレホ塗装になりますね。
筆塗りとの事ですが、全体にムラのない綺麗な塗装をされております!
元々ファレホ自体が塗膜も薄く筆ムラも出にくい上につや消し仕上がりになるため、筆塗りと相性の良い塗料なのですが、これだけ広い球形の面積でムラのない塗り方をされるとは流石ですね!
■エントリーNo.026
スタッフコメント:ミニチュアペイント部門より、ゼロテ社 ミノタウロス ハルバード装備が登場。
褐色肌、石柱、戦斧、これぞファンタジーミニチュアの「王道」が似合う要素が詰めこまれた作品となっております!
つや消し仕上げの作風の中に、キラリと輝きを見せる鎧などの金属装備が実に良く表現されており、見栄えのアクセントになっています!
また褐色に塗られた筋肉のテカリもいい質感となっており、装備品と合わせてポイントが高いですね!!製作期間は5日ほどとの事。
台座に使われている石柱オブジェが雰囲気を引き立てており、ミニチュアという小さい世界でありながらも遺跡のシチュエーション溢れる作品となってります。
ベースもシーンに合わせて石の散らばる地面へと作りこまれており、丁寧な気配りが世界観をより一層強めております!
■エントリーNo.027
スタッフコメント:航空機などの食玩で有名なメーカー「エフトイズ」の1/144 F-14トムキャットを使用した作品がミリタリー部門にて登場。
「蒼不動」様は今回2作品目のエントリーです!
製作期間は2週間ほど。カラーリングは実機塗装にはない完全オリジナル塗装を施したF-14となっており、光が当たるとつや消し部分と半光沢部分に分かれて見える塗装がポイント!1/144スケールでありながらもパイロットもしっかり塗られております。
フライトスタンドにウルトラマットバーニッシュを使用されており、食玩スタンド特有の「ツヤツヤ感」がなくなっております。スタンドも含めて纏まりのある作品となっていますね。
またキャノピーにはあえてマットメディウムを使用したのだとか。機体の光沢感と反したスモーク感が逆にクール!ファレホ使用率100%の作品です。
■エントリーNo.028
スタッフコメント:ミニチュアペイント部門より、キメラモデル社 夜の刃ユエリィァンが登場。ファレホ使用率は100%で「偏光カラー」を使用した作品となっております。
「馳走」様は今回3作品目のエントリーです!
「夜の刃」のイメージどおりに、パッと見は黒を主体とし光沢とつや消しのアクセント、色数抑えたシンプルなカラーリングで仕上げてあります。
しかしながら黒色の上に部分的に重ねられたシフターズ(偏光カラー)に光が当てられる事により、初めてその輝きが発色!
下地に黒を使用しているためシフターズが見やすくなり、且つオーバーコートされたグロスバーニッシュが光彩を底上げするため、背面になびく羽織ものが高級感あふれる輝きをみせます!
また刀や肩などの装飾品部分に塗られた金色に重ねられたシフターズもポイント!グロスバーニッシュでオーバーコートされた輝きが綺麗なキラキラ感を出しております。
尚、使用されたシフターズはスペースダストセットのグリーンブルーバイオットとの事。
■エントリーNo.029
スタッフコメント:ロボ、メカ部門にて懐かしメカの登場!漫画 プラモ狂四郎に出てきた「スペースジェットモグラ」をAOSHIMA サンダーバードミニジェットモグラとバンダイ BB戦士 ガンタンクのミキシングにて再現した作品です。
製作期間は2週間ほど。全てメカカラーで筆塗りをされておりファレホ使用率は100%となっております。
ミニプラとSDのデフォルメされた形状がマッチしていて、可愛らしいながらも全体バランスがうまく纏まっています。またメカカラーがメカニックの自然な色合いを再現しているため、本格的な仕上がりとなっていますね。
ドリル部分は元々メッキ加工がされているパーツとの事ですが、作品全体の統一感を出すためにドリル部のメッキを一度剥がしてから塗装しているのだとか。モデラー精神が伺えるこだわりポイントですね!
また履帯と車輪は1パーツだが、丁寧に塗り分けて別パーツらしく見せているそうです。良く見ると確かに3色の塗り分けが!これぞペイントコンテストの醍醐味ですね!
■エントリーNo.030
スタッフコメント:ミリタリー部門より、ハセガワ 1/72 F-14とAcademy 1/72 Su-57を使用した迫力のジオラマ作品が登場!
映画トップガン マーヴェリックのワンシーンを捕らえた作品で、製作期間は3ヶ月の大作ジオラマ!ファレホ使用率も80%とほぼファレホで塗装していますね。
航空機ならではの、高低差を利用した立体的な作品。
旧世代機で最新鋭の第5世代戦闘機Su-57を撃墜した瞬間には、F-14のパイロットもガッツポーズ!コックピットのパイロットもしっかり注目していただきたい!個々の仕上がりも高い完成度ですが、細かい演出にもこだわりを見せております!
360度どこから見ても各要所が楽しめる作品となっており、Su-57の演出にも細心の注意が払われております。撃墜の煙や翼端のベイパーも見事な表現ですね!
Captain Minosan様は、これだけの作品を作られていながら実は飛行機モデルは初挑戦との事!ベテランモデラーのセンスが光ります!
さて、今回のご紹介はここまで!
まだまだご紹介する作品が多数ございますので是非次回をお楽しみに!
ファレホペイントコンテスト作品人気投票は、ボークス各ショールームにて行なっております。
投票期間は30日(日)まで。A~F各部門ごとに投票があるので「これが良い!」と思う作品にぜひ投票してくださいね!
それでは皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております!