皆様こんにちは!
横浜ショールームのスタッフNです。

水性塗料の祭典「V.K.M.ペイントコンテスト10」へご参加頂いた皆様、
誠にありがとうございます‼

全91作品、過去最高のエントリー数となった今回のV.K.Mペイントコンテスト10！
作品紹介も今回なんと30回目！そして今回で最終回となります！

現在、店頭では作品人気投票が2月2日（木）まで開催中です。
作品紹介を読んで気に入った作品がありましたら、ぜひ店頭で投票をお願いします！
それでは、最後の作品紹介となります！じっくりご覧ください！

最初にご紹介するのは、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 月鋼」より主役機の「ガンダムアスタロト」！本来は赤・青・白のガンダムらしいトリコロールカラーの機体ですが、大根様の手によってモスグリーンやサンドカラーの入り混じったミリタリー感の強い色合いに大胆にカラーチェンジ！他のガンダム作品と比較しても泥臭さに定評がある鉄血シリーズらしさ全開のワイルドな見た目になっています！
足先や膝など、所々にチッピングやストレーキングが施されていたり、肩に担いだデモリッションナイフにも擦り傷がついているなど、数々の戦火をくぐり抜けてきた歴戦の戦士の風格を見ているだけでヒシヒシと伝わってくるようです。
また腹部シリンダーや各モールドもしっかり塗られており、細かなところまで気配りが感じられる素敵な作品になっています。

続いての作品は、ミニチュアペイント胸像部門！Ryu様はブラッククロウ社のミニチュア「オクタヴィウス（胸像）」でエントリー頂きました！
ご覧ください！まるで生きているかのような生き生きとした仕上がりになっています！
最初に見た時は自分の目を疑ってしまうほど、滑らかでリアルな肌色！今にも動き出しそうな眼！豊かにたくわえられた髭や身につけている服からは、固いレジン素材とは思えないほどの柔らかさを纏っています。近づけば肩にとまっているフクロウの息遣いすら聞こえてきそうです。
さらに、右腕に付けたフラスコは、中身のみならずガラスによる光の反射も描かれています。Ryu様のあまりのテクニックにため息が出てきます。
そして、手に持っている本には、イラストや文章が見えます。これはデカールなどではなく、手書きで書かれているそうです！作品の雰囲気にマッチした紙や挿し絵の色は精緻の極み！
ブラッククロウ社のミニチュアの「幻想的なリアリズム」というコンセプトを体現したような、ハイレベルな一作となっておりますので、ぜひ本物を店頭でご覧いただきたい一作です！

本日3作品目はV.K.Mペイントコンテスト常連の「友理・奈保麗穏 様」！友理様はよくオーラバトラーの作品をお持ち込み頂くのですが、今回はなんと30年以上前のガレージキットをお持ち込み頂きました！「MS少女」などで知られる明貴美加先生の、知る人ぞ知る「ホワイトリング」のキャラクターキットです！
明貴美加先生のイラストの特徴である可愛らしい大きな目はアイペイントでしっかりと描き込まれており、キラキラしたハイライトが可愛さをプラスしています。髪の毛にも影色が入っていますので、より立体感が強調されると共に、髪の柔らかさも加わっています。
また、ティーナの傍に控えるボールのようなマシン（？）も余さず塗装されています。そして髪飾りの細かなチェーンなども欠かさず塗りあげられている所や、剣の柄に埋め込まれたラインストーン、鎧や盾のエングレービングの塗り分けなど、友理様のキットに対する細やかな愛情がみえる作品となっています！

さあ、横浜ショールームの最終エントリー作品は、今回新設されたミリタリー部門！
あご出汁様はドイツ軍のⅢ号戦車でエントリー頂きました！車両の上で作戦会議をする白いジャケットを着たその人こそ、「砂漠の狐」と称された名将エルヴィン・ロンメル！周りの兵士の中にはタバコをふかしている兵士もいます。タバコの先からは煙がゆらゆら立ち上っているのも伺えます。
そして左側の岩陰には会議を覗く何とも可愛らしいキツネの姿が見えます。作品タイトル「Two desert foxes」とはまさにこのこと！遊び心が楽しい作品です。
また、戦車本体は、陰影がくっきりと付いており、重厚感溢れる仕上がりとなっており迫力と存在感抜群！社外装備品の斧やシャベルの絵には木目が描き込まれています。そして足回りの砂汚れはうるさくなりすぎないように抑えられていて、上品な仕上がりになっています！写真では分かりにくいですが、ベース奥にはキャタピラの跡が見え、この戦車が通ってきた道のりを思わせてくれます。
約20㎝四方の中に、確かなドラマを感じさせてくれる、素敵なジオラマ作品です！

いかがだったでしょうか⁉
今回も見応えたっぷりの素晴らしい作品でしたね‼

今回ご紹介させて頂いた作品を含め、「V.K.M.ペイントコンテスト10」のエントリー作品は、特設ショーケースに展示させて頂いております!
是非店頭にてじっくりとご覧ください!

作品紹介は今回で最後となりますが、この記事をはじめ、コンテスト参加作品紹介の記事の最下段にはこれまでの作品紹介を振り返って読むことができます！
お気に入りの作品をもう一度じっくり見てみると、新たな発見があるかも？ぜひ下のリンクからご覧ください！

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それでは皆様のご来店とご投票をスタッフ一同お待ちしております!