皆さんこんにちは!
横浜ショールームのスタッフNです!
参加部門にもよりますが、水性ホビー塗料の「Vallejo(ファレホ)」、「キメラカラー」、「MMP」のいずれかを、一部にでもご使用頂ければ、全塗装、部分塗装問わずご参加いただけますので、是非お気軽にご参加ください!
それでは今回もエントリー頂いた作品をご紹介させていただきます!
今回はあの名作アニメのプラモデル、レアな戦車や、猛々しいミニチュアがエントリー!最後までお見逃しなく!
最初にご紹介するのは、「ね子」様の「1/20 カイに乗るナウシカ」!言わずと知れた名作「風の谷のナウシカ」のワンシーンを切り取った作品です!
トリウマのカイとキツネリスのテトの目をファレホによって色鮮やかに塗装されています。砂ばかりの砂漠では、緑色がより活き活きとして見え、生命力を感じさせてくれますね。ね子様の狙い通りの良いワンポイントになっています!
また、カイの尾羽の丁寧な塗り分けによってさらに息吹を感じるような仕上がりになっています。
カイにまたがるナウシカの表情も、しっかりとアイペイントが施されてナウシカらしいキリッとした表情に!目線もバッチリ決まっていて、ね子様の技術の高さが伺えます。
鞍やトリウマ用のマスクなどの革、バッグや服の布、ゴーグルのガラスなどの塗り分けは、それぞれの素材感を感じさせてくれる仕上がりになっています!
何かのゲームの機体...ではありません!ヨーロッパのポーランドで開発された「PL-1」という戦車です!
一見するとゲームのキャラクターのような直線的かつスタイリッシュなデザインをもつ戦車です。その車体全体が電波吸収材料で覆われているため、レーダーに見つかり難い「ステルス戦車」とも呼ばれています。
レーダーや敵の目から見つかりにくくする、というコンセプトの機能美を追及したグレーに重ねて施されたウェザリングが、使い込まれたような褪色を表現していて渋い!
そしてこだわりポイントのリアランプは、一見すると見にくいですが、しっかりとキラリと光って存在をアピールしています。
実はPL-1は試作車両が作られただけで、量産・実戦経験はないのですが、通りすがりのおじさん様の塗装・ウェザリングによってまるで戦闘にその身を投じたようにも見えます。
塗装とウェザリングによって、洗練されたデザインのスマートさだけでなく、「戦車」としての無骨な魅力も加えられたPL-1が更に格好良く見える。塗装の魅力が詰まった作品です!
最後にご紹介するのは「ワールドミニズ」でも特に人気の高いゼロテ社のミノタウロスシリーズより「ミノタウロス(弩装備)」!
斧や棍棒など、原始的な武器を使うイメージのあるミノタウロスですが、このミノタウロスは弩(ボウガンやバリスタ)を使えるほど知能の高いインテリミノタウロスです。
そんなミノタウロスを、クールさを感じさせる寒色系でペイントされています!アドバイスを受けながら表現した光の表現は、その筋骨隆々な肌をご覧ください!ベースとなる色の上にハイライト色がのっているのがお分かりいただけるでしょう。これは「レイヤリング」というペイントテクニックです。これにによって立体感が生まれメリハリのある生き生きした肌色を作り出しています!
腕に巻かれたチェーンや肩や腹の鎧にはギラリと輝きを放つメタリックカラーが使われていて、本物の金属のような重厚感と重量感を感じさせてくれます。エッジの部分には、こちらもさらに明るい色で縁取りがされていることで、ただメタリックカラーを使うよりもさらに鋭い光をはなつようになっています。
そしてなんとAthrun.Cra 様はこれが初めてのミニチュアとのこと!初めてとはとても思えない高い完成度の一作です。ぜひ店頭でご覧くださいませ!
今回のご紹介は以上の3作品となります!
今回ご紹介させて頂いた作品を含め、「V.K.M.ペイントコンテスト10」のエントリー作品は、特設ショーケースに展示させて頂いております!
是非店頭にてじっくりとご覧ください!
また「自分も「V.K.Mペイントコンテスト10」に参加したい」、とお考えの皆様は是非こちらの詳細をご覧ください!
「V.K.M.ペイントコンテスト10」の作品受付期間は、2023年1月15日(日)まででございます!
皆様の力作を、ボークス横浜ショールームスタッフ一同お待ちしております!