横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介『Chieftain MK.2@本国仕様』

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

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作品名『Chieftain MK.2@本国仕様』
制作者『筆塗り模型工房』様
使用キット『TAKOM 1/35 チーフテンMK.2』

昭和世代の方にはなじみ深いイギリスの戦後型重戦車「チーフテン」。
しかし、これはまた実に情報量たっぷり。
それもそのはず、こちらは近年TAKOMからリリースされた実写取材を経た新キットなのです!
いかに退役した戦車とはいえ、実写取材ができるようになったのは2000年以降らしく、このプラモはそれが反映されています。

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しかもそれだけではありません。
このキットはそのままでも十分な仕上がりですが、さらに製作者様によってディテールアップが大幅追加されているのです!
全身に張り巡らされた細かいフックのモールドは、一度すべて削り落とされ、すべて金属線に置き換えられています。
砲塔バスケットの金網も金属メッシュを貼り付けて、これまた情報量マシマシ。
しかも繊細なのに、実に頑丈な出来栄え。
まさに重装甲戦車にふさわしいモデリングです!

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それでは制作者様のコメントです。

『英国面発動、という事で初期生産型のMk.2を本国のNATO迷彩で製作。
キットモールドのフックはほぼ全部作り替え、砲塔バスケットの内側にはWaveのメッシュを貼ってみました。』

そう、昭和の時代に出ていたチーフテンは中期型のMk.5でしたが、このキットはチーフテンの最初期型にあたります。
(Mk.1は先行試作タイプだったので、実質上、このMk.2が最初の量産型といえます)
現在だから分かる、一番最初のチーフテンを、現在の金型技術と製作者様の技術で徹底作りこみ。
まさに温故知新というものですね。

この作品は現在スケールモデルコーナーのウインドウにて展示中。
ぜひ現物をご覧ください!

それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!