横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介『フッド』

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

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作品名『フッド』
制作者『NY』様
使用キット『ピットロード 1/700 フッド1941』

これは!
艦船ファンなら大好き『マイティ・フッド』!
もともとピットロードの1/700フッドは、比較的最近のキットということもあり、非常に精密なモデルです。
しかし、製作者様はそれをさらにさらに大幅ディテールアップ!
前鐘楼と後鐘楼をつなぐ長い張線の再現や巧みなエッチングワーク、舷側の手摺の奥には天幕用の支柱が並び、情報量を増しています。

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フッドは、第一次世界大戦直後に作られた、当時最大最強の巡洋戦艦です。
第一次世界大戦の戦艦は200m未満のずんぐりむっくりした船ばかりなので、のちの戦艦大和に匹敵する細長い全長を持つフッドは実に「シュッとした」船でした。
そのため、当時は『最も美しい軍艦』の名をほしいままにしています。
ところが時が過ぎて第二次世界大戦。
ドイツ海軍の新型戦艦『ビスマルク』を撃沈するため勇躍して出撃したのですが、まさかの返り討ち。真っ二つになって大轟沈という憂き目にあってしまったのでした。

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それでは制作者様のコメントです。

『大好きな船の一隻です。
第一次世界大戦直後のイギリス戦艦独特のシルエットが気に入ってます。』

完成当時の美しい姿から、その悲劇的な最後に至るまで多くの艦船ファンを引きつけてやまない巡洋戦艦。
古参の令嬢ともいうべき姿を、これでもかという細心の技術技工を駆使して再現。
艦船ファンならば一見の価値ありですぞ!

この作品は現在スケールモデルコーナーのウインドウにて展示中。
ぜひ現物をご覧ください!

それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!