こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームは、スケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。
今回の作品はこちら!
これは皆さんおなじみ『KV-2』・・・ですが、ガルパンで有名になったものの初期生産型です。
このタイプは、砲塔の正面が斜めに切り取られているのが特徴です。
後の量産型(みんなの知っているタイプ)はこの簡略型と言えます。
また、この頃はまだKV2と呼ばれておらず、ただ『大型砲塔KV(すなわち、英語でKVビッグターレット)』とだけ呼称されていました。
作例の見事なウェザリングからも分かる通り、本車両はいきなりフィンランド軍との戦いで実戦投入。
フィンランド陸軍の37ミリ対戦車砲は、その高い技量でこの大型砲塔KVに、なんと48発もの命中弾を叩き込んだのですが、本車両は全弾ことごとく弾き返し無傷だったと言います。
それどころか、その主砲はフィンランド軍陣地に大打撃を与えて返り討ち。
後の『街道上の怪物』の伝説に先駆けて、とんでもないエピソードがあったものです。
ソ連は陸海空問わず、兵器をとにかく使い潰すように扱います。
大切な試作車両も、この画像のようになっていたかもしれません。
いや、履帯に跳ね上げられた車体側面の汚れや、砲塔後部の塗り分けが素晴らしいですね。
それでは制作者様のコメントです。
確かに!我々の知るKV2と異なる砲塔に加え、フェンダーを外すことでイメージが変わりますよね。
また、このタイプの活躍を知ると、なおさら興味深く作品を感じ取れます。
こちらの作品は、只今横浜ショールームのウインドウで展示中。
ぜひ現物もご覧ください!
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!