横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介『IV号戦車H型(中期生産型)』

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

作品名『IV号戦車H型(中期生産型)』
制作者様『筆塗り模型工房』様
使用キット『ドラゴン・サイバーホビー 1/35 IV号戦車H型(中期生産型)』

おお。もう一躍主人公戦車として名を馳せたIV号戦車H型ですね。
本作品をお持ち込みくださった『筆塗り模型工房』様は、ガールズ&パンツァーの作品も制作されておりますが、今回は史実のIV号戦車を再現されています。
ちなみに『筆塗り模型工房』様は、最終仕上げにドライブラシやウォッシングするのでこのペンネームを使用していますが、基本塗装はエアブラシを使用しています。
ううむ、相変わらずエアブラシと筆の組み合わせが絶妙ですね。

すっかり有名になった本車ですが、このIV号H型こそIV号戦車の最終到達点と言えます。
もともと支援戦車として開発されたIV号戦車(D型などですね)ですが、本来の主力戦車であるIII号戦車に拡張性がなく、設計にゆとりのあったIV号に、長砲身の主砲を乗せて対戦車戦闘能力を高めたのが、『IV号戦車の主力戦車への道』の始まり。
そして、その性能強化は、このH型をもって完成に至ります。
この後最終型の『J型』が控えていますが、これは『H型の簡易量産型』なのです。
この頃までになると、防御能力はともかく、火力の面でティーガーIともさほど遜色ないほどの威力を叩き出し、ソ連の傑作戦車『T-34』とも戦えるだけの力があります。

それでは制作者様のコメントです。

ガルパンのIV号戦車と同時期に一緒に作りました。
仕様もガルパンの作中に近いものを持ち込んでいます。
フィギュアはタミヤのティーガー限定版のものを流用しました。

おお、なんとガルパン版と同時制作とは面白い試み。
ですがこちらはウェザリングを施し、シュルツェンを一部取り外すなど、実車的な表現で再現されています。
対戦車ライフルやバズーカなどから身を守る空間装甲シュルツェンですが、性能面はともかく、音がギシギシ鳴ったり整備が大変だったり、外れて履帯に当たったり、重くて操作性にそごがあったりと不便なこともあったので、現場の兵隊は、ところどころ外してしまう事がよくありました。
この作例でも、そんな現場の雰囲気を再現してガルパン版と差別化しています。
一緒に飾ってあるガルパン版と見比べるのも面白いでしょう。

こちらの作品は、ただいま店舗のショーウインドウにて展示中です。
それでは、次の作品の紹介でお会いしましょう!

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