横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介 『1dayモデリング T-34/85』

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こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

作品名『1dayモデリング T-34/85』
制作者様『Wong Fu Chung』様
使用キット『タミヤ 1/35 T-34/85』

これは手の入ったT-34/85!
丁寧な塗装が実に素晴らしい。
ライトもね、よく見るとクリアパーツでなく『ツヤ消し』で絵画風に光沢を描き込んで塗っているんですよ。
いや、手が込んでいますね。
どのくらい制作にかかったのでしょうか。

・・・え?1日?

そうです。以前も同じ制作者様の『1dayモデリング』をご紹介しましたが、本作品も1日で完成!ヒィ!!

いやだって・・・時間かけてもこの素晴らしい風合いは中々出せませんぞ。

ボタモチのような独特な形状の砲塔。
もともとT-34の登場時(T-34/76)は『76ミリ砲と、登場時には破格な主砲。傾斜装甲による強靭な防御力。幅広い履帯で走破性も踏破性も高い』と攻防走三拍子が格段に高い戦車で、世界に『T-34ショック』を与えました。
そんなT-34の火力をさらに強化し、防御力もマシマシ、ついでに劣悪だった居住性も砲塔の大型化で緩和され、乗員数も増やせたのがこのT-34/85です。
最初から鳴り物入りで登場したT-34は、この85ミリ砲搭載型の出現で、更に厄介な強さを備えたわけです。
ちなみにこの潰れたボタモチのような砲塔は、ちいさなターレットリングに大きな砲塔を乗せるために、このような形状を取りました。
見た目は洗練されていませんが、戦争に勝つための必要条件のみを盛り込んだソ連戦車ならではの凄みを感じます。
ちなみにT-34/85がどのくらい優秀かというと、現代でも小国やテロリストが現用として使っているくらいです。

それでは制作者様のコメントです。

仲間内や個人で楽しんでいる、1dayモデリング(1日で模型を完成させる)で作ったモノです。冬季迷彩の方法として、『剥がす』方法がありますが、今回は先に白を塗って、車体色をドライブラシすることで『剥げ』を表現してみました。

もう、なにやらサラリとスゴイことを言っていますね(笑)。
そう、この冬季迷彩はドライブラシで表現されているのです(しかも1日!?)
ただ、ひとくちにドライブラシと言っても、おそらく筆運びの強弱や当てる位置取りが圧倒的に巧みなので、短時間で施したとは思えない複雑で深みのある仕上がりとなっています。
色味の強弱の付け方など、写真よりも現物を見ていただくと、よりその凄さが伝わりますぞ。

こちらの作品は、ただいま店舗のショーウインドウにて展示中です。
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!