横浜ショールーム

お客様のスケールモデル作品紹介『1K17 スジャティエ』

 横浜ショールーム 

こんにちは、横浜ショールームの☆野です。

横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。

さて、今回もそんなお客様の制作したスケールモデル完成品をご紹介していきます。

今回の作品はこちら!

作品名『1K17 スジャティエ』
制作者様『筆塗り模型工房』様
使用キット『トランペッター 1/35 1K17スジャティエ』

わわ!!
光ってる、光っていますよ!
これは画像加工しているわけではありません。
当店に飾られているお客様の制作した完成品が煌々と輝き続けているのです!

この車両は、旧ソビエト連邦の秘密兵器で、1980年後半から開発が開始されました。
それまでウワサとして『ソ連がレーザー戦車を作っているらしい』と知られてはいましたが、詳細が明らかになったのは2000年を過ぎてのことです。
現在は、ロシアの博物館に試作車両が保管されています。

レーザー戦車と言っても、ビーム兵器のようなものではなく、飛んでくるミサイルに照射して機能を狂わせたり、高出力で照射して、敵兵士の目を眩ませたりさせる兵器です。
いうなれば、『センサー破壊兵器』というところでしょうか。

制作者様は、こちらをお持ちするにあたり、ちょいと一工夫。
砲塔の中に、全ての発光ギミックを内蔵させた上で、コンセントケーブルにまで繋げます。
そのコンセントケーブルは車体を貫通し、ベースの裏側の隙間から、ベースの外まで続きます。
そして、当店のウインドウのコンセントにつなげることで、この完成品は営業時間中ずっと輝いているのです。
完成品の出来もスゴイが、ギミックもスゴイ!

ちなみにキットはトランペッター製なので、パーツ数も多く、エッチングを多用する上級者向け。
これを組み立てて迷彩塗装を施すだけでも大変なのに、そのうえ更に仕掛けを施すとはお見事!

それでは、制作者様のコメントです。

『アーマーモデリング誌作例の発光ギミックを見て自分も電飾をやってみたくなり、制作。
LEDなので熱の心配もなく、砲塔の内側にはアルミを貼って遮光対策を施しています』

そう、発光ギミックは遮光をしっかりとしないとパーツの隙間から余分な光が出てしまうことがあります。
ましてこれだけのLEDを使えばなおさら!
ところが、この完成品はその対策が万全で、全く余分な光の漏れがなく、レーザー照射孔からのみ力強い輝きを放っているのです。
これは無茶苦茶インパクトがありますので、ぜひ現物をご覧ください。
多分、いろいろな意味でびっくりしますぞ!

こちらの作品は、ただいま店舗のショーウインドウにて展示中です。
それでは、次の作品紹介でお会いしましょう!