こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
ボークスが自信を持ってオススメする模型専用コンプレッサーシステム『エアフォース』シリーズ。
低価格なのに高性能な秘密は、模型専用に調整されたエアブラシ、『プロモデル』の性能にあります。
さあ、そんなエアブラシを使用して、前回までに『IMS 1/100 L.E.D.ミラージュ V3』の本体を完成させましたが、制作はまだまだ続きます。
そう、モーターヘッドもう一騎分のボリュームがある『フレームユニット』を接続します。
改めてモーターヘッドのデザインってスゴイですね。
レッドミラージュのデザインが今から約30年前。
インフェルノナパームのデザインが今から15年以上前。
そんな昔から、これだけ先鋭的な姿を生み出していたのです。
そして造形村の技術とインジェクションの進化によって、ようやくここまでたどり着きました!
それではフレームユニットをご覧ください。
写真では分かりにくいかもしれませんが、これがまたでかくてモーターヘッドをもう一騎圧縮して背中にしょっているほどの大ボリュームなのです。
今回は写真を撮り忘れてしまいましたが、このフレームユニットの装甲内部も内部構造が再現されています(そこまでする!?)。
内部は複雑なメカがぎっしりと詰まっており、例えれば・・・そう。
弊社のスケールモデル『SWS Ho229 ホルテン』の内部構造に近いといえるでしょうか(笑)。
モーターヘッド本体とユニットの接続部分のメカメカしさも圧巻!
よくこんな複雑な構造を造形したものだと、我が社の製品ながらつくづく思います。
さて、このフレームユニット。
ご覧の通り組み立てはパーツが多く、構造も複雑怪奇。
まさにもう一騎のモーターヘッドを組み立てる程のパワーを要しますが、それではいざ塗装の段に入ると、これが意外なほどにスムーズに、ストレス無く進みました。
パーツの一点一点が大きいので、エアブラシの吹付けが素早く、みるみるうちに形になってゆくのです。
写真を見ると『うわ大変そう!』と思われるかもしれませんが(いえ、実際に『組み立て』自体は大変だったわけですが)、エアブラシ塗装の工程は本当に楽しめました。
そしてフレームユニットを本体に接続すると、『勝手にものすごいものが出来た』という印象です。
このあたりの制作工程でも満足度が凄まじく、恐るべき多幸感と共に『もうこの辺でいいかな』という気持ちに襲われます。
(いや、そもそも『IMS 1/100 L.E.D.ミラージュ V3』は、塗装をせず、仮組みした段階でもあまりにもカッコイイので、『もう塗らなくても良いか』と思わせるキットです。なにしろほぼパーツ分割によって色の塗り分けがされており、半透明装甲パーツの成型色に至っては、すでに『完成』の域に達しているのですから。
私もそのせいで、発売から塗装着手まで、ここまで時間がかかってしまいました。
はっきり言って、色を塗らなくても化物キットですよ、この『IMS 1/100 L.E.D.ミラージュ V3』は!)
しかし、本キットにはまだ武装が残っています。
そう、全長80センチ以上に及ぶ長大なる炎の槍。最強不敗のモーターヘッド、L.E.D.ミラージュをして、更なる別格な力を与えるフレームランチャーです!
さあ、自宅を片付けなくては(笑)!
次回でこの楽しかったキット制作も終わります。
それでは最終話でお会いしましょう!