こんにちは、横浜ショールームの☆野です。
横浜ショールームはスケールモデルを充実取扱中!
それだけでなく、入れ替わり制で日々お客様の完成品がウィンドウを彩ります。
さて、そんなお客様の制作したスケールモデル完成品を随時ご紹介してゆきます。
今回の作品はこちら!
さて今回は三式中戦車です。
制作者様は、ボークスが京都の小さな模型ショップだった頃からご存知のお客様で、お名前もコメントも『いやいやごめん!無しで!』と奥ゆかしい方ですが、作られたキットはしっかり主張のあるものとなりました。
正面一対のライトに配線がきちんとなされているのが分かりますでしょうか?
側面ハッチやキューポラハッチの取っ手や蝶番などもディテールアップ。
また、機銃やアンテナはキットには入っておらず、あくまで実戦仕様ということで追加されています。
塗装もさすがはベテラン!
清潔感があって良いですね!
もともとファインモールドのキットは傑作ですが、その素性を活かしてさらに細かく手を入れて、とても完成度の高い作品となっています。
さて、ガルパンのお陰で知名度が急上昇したこの三式中戦車ですが、実は本来の正式な『日本初の対戦車戦を想定した主力戦車』である四式中戦車が開発が遅れたことから、急遽開発された車両です。
車台は九七式中戦車を改良した一式中戦車のそれを流用し、主砲は75ミリ対戦車砲をそのまま乗せたので、写真のように駐退機が砲身の下に露出しています。(ちなみにこれ、弱点です)
しかし、モデラーの多くは三式中戦車のこんなところに惹かれているのではないでしょうか。
本作品は、そんな三式中戦車の魅力をありのまま表現しています。
現在、この作品は横浜ショールームのウィンドウに飾ってありますので、ぜひともその目でご覧ください。
それでは次の作品のご紹介でお会いしましょう!