皆様ご機嫌いかがでしょーか!?
以前こちらのニュースにて、ワタクシ冨永がゼロテ社の新製品「魔神」をご紹介しましたが、今回はその組み立てと塗装前の工程に関して、製作上ちらっと気になったトコロをイロイロレポートしてまいります!
①、パーツの合わせ目とか
仮組していて気が付いたのが「パーツ同士の合わせ目の隙間が少し目立つところが一部あった」ということ。しかしパーツの勘合自体は前回にも言った通り概ね良好で、ぶっちゃけそのまま塗装してもいいのですが、やはり『気になるものは気になる』ッ!!ということで、この隙間をエポキシパテで埋めます。処理前後がこんな感じ。
プラパテとかではヒケてしまい却って面倒なので、盛りつけた後、硬化前までに形を整えたり、しわなどのモールドを入れ易い等の理由でエポキシパテをチョイスしています。
モノはどれでもいいとは思うのですが、自分は「硬化一時間前のもうひと修正(モールドをへらでつけ直したり)」がしやすいタミヤエポキシパテ・即硬化タイプを使いました。
②、パーツの接合とか
前回仮組しましたが、脚や翼の根元の接合などは細い真鍮線の使用、一か所の軸打ちではやはり重量を支えるのにちと不安と思ったので、軸の径を1.5㎜の真鍮線を使い太くするとともに、必要だと思われる個所には固定補助のため、同じく真鍮線の軸を複数個所に打っております。
軸を打つためのパーツの開孔は、ドリル刃を装着したピンバイスを使用します。因みに複数の軸打ちによる「補強」を行ったのは、「膝」「股の付け根」「尻尾の付け根」「腰」「首」「翼」です。
ただでさえ各パーツが大きく、接合部にかかる荷重が結構あるので、このキットには必要な作業と判断いたしました。
こうした手間を加えることで、完成後の作品の強度が格段にアップします!実際にそれを行った後に再仮組みを行ってみましたが、ガタツキも無くいい感じに安定してくれました。w
③、その他とか
...いえね?問題ではないんですけど、エッヂの効いたパーツ、というかトゲとか角とか尖ってる部分がスゴく多いので、パーツを組み合わせようとするとそういうところが結構手に食い込んで痛くなるんです。w皆さまも気をつけてくださいね。組み立て作業は出来る限り布などをあてて慎重に行なってください。
そんな訳で塗装前の大まかな組付けとスタンバイが完了、いよいよペイントの作業に突入します!!
ここまで来たらもう完成させるしかありません!以降の宇都宮ショールームのニュース更新を楽しみにお待ちいただければ幸いでゴザイマス。
ぜひ皆様もお手元の魔神サマを完成させて、その威容をばっちりお祀りしてくださいませ!!
因みに今回ご紹介したエポキシパテやピンバイス、ドリルといった必要な工具用品はすべてボークス宇都宮ショールーム他、全国のボークスショールームで揃えられます!ぜひご利用ください。
以上、ボークス宇都宮ショールームへの皆様のご利用、ご来店を心よりお待ちいたしております。